「田畑昇人の公式FXブログ 初心者から上級者まで学べる FXサイト」を開設して書籍も発刊する田畑昇人さんは著名なFXトレーダー。為替レートのリアルタイムサイトも新規に立ち上げている。

FX
(画像=PIXTA)

市場参加者の心理とアノマリーを利用して成功

学生時代の2010年にFX投資をスタートした田畑昇人さん。FXを始めたきっかけは、FX会社で当時盛んだったキャッシュバックキャンペーンに引かれたからだという。

今でも5000円程度のキャッシュバックが実施される場合もあるが、当時は1ロットの取引で1万円のキャッシュバックもあった。学生にとっては、アルバイトを1日しても届かない金額だったという。FXを始めて10万円、11万円と増えていったが、結局、ビギナーズラックは長く続かず。1カ月ですべて溶かしてしまったそうだ。損切りをしないという初心者にありがちなミスを犯して、強制ロスカットでスッカラカンになった経験もした。

しかし、自分が負けたということは逆のことをやればいい、とFXの勉強をして大復活。当時は超円高時代で、NY時間に米ドル/円が売り込まれても、日本時間になると日銀の介入や協調介入が怖いという投資家心理が働き、「ごとおび(五十日)」の午前9時55分にかけて米ドル/円が上がりやすい(円安が進みやすい)という傾向に気づいて実践。市場参加者の心理とアノマリーをフルに活用してレバレッジをかけた結果が1000万円となったという。

田畑さん自身が作成した「FXlive」のサイト世界のリアルタイム為替レート一覧

NET MONEY
(画像=「FXlive」のサイト)

米ドル、日本円、ユーロなど世界の主要8通貨のリアルタイム為替レートを一覧できるほか、8つの通貨ペアと日経平均株価、NYダウ平均株価など4つの主要株価指数も掲載していることが特徴。

ユーロ/米ドルと株価指数でドルの強さを読む

田畑さんは複数のFX会社で運用しているという。ノックアウトオプションなどFX会社によって得意分野があるためだ。コロナショック後の相場観を尋ねると、今のマーケットはリスクオフとリスクオンが明確に表れているという。2020年2月のコロナショック時には米ドルが売られ米ドル安が進行(円高)。その後は逆の米ドル高(円安)のトレンドが表れた。

その後は、値幅がない米ドル/円で収益を上げるのが難しい中、グローバルマーケットで最も取引量が多いユーロ/米ドルに着目しているという。ロンドン時間以降のボラティリティの大きい時間だけ投資に向き合えば良いというのがメリットになる。

『武器としてのFX』
扶桑社刊
NET MONEY
(画像=NET MONEY)
「通貨ペアの偏り」を読み、ファンダメンタルズからの通貨を選定など、トレードの思考術をまとめた一冊。
田畑昇人(SHOTO TABATA)
NET MONEY

FX歴10年以上の個人投資家。スマートフォン1台で50万円を9カ月で1000万円にした経験を持つ。東京大学大学院在学中に、投資実績や生活スタイルが注目され、メディア出演も多数。「初心者から上級者まで学べる 田畑昇人の公式FXブログ」を開設。