週1回のチャンス月曜早朝は窓埋め を狙え

FXは土日を除いて、原則24時間、トレードが可能。おまけに、取引量は株と比べてケタ違い。東証の1日当たりの売買代金は3兆円前後だが、為替はざっと200兆円。切れ目なく取引されているうえに流動性も高いため、株では毎日いずれかの銘柄で発生する「窓」(ローソク足の空白)があかない。   だが、月曜だけは異なる。土日に大きなニュースが飛び出すと、早朝から大量の売り買いが交錯して窓があくのだ。「窓は埋められやすい」というのは投資の定石。FXでも同様のため、月曜の取引開始時に窓があいた場合は、窓埋めを狙ったトレードが有効となる。

FXのテクニックと裏技
(画像=ネットマネー)

過去の指標発表時の値動きはどれほど?

重要指標の発表時には、値動きが活発になる。代表的なのは米国雇用統計だ。当然、指標がよければ米ドルが買われるが、その勢いはいつまでも続くものではない。そこで注目したいのが過去の同じ指標発表時の値動き。「羊飼いのFX 記録室」(https://top.fxrec.com/)には、過去のあらゆる指標発表時のチャートが掲載されている。

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大口の売買が交錯する月末ロンドンフィキシング

ロンドンフィキシングとは「ロンドン市場の中値」のこと。これが、欧米系企業の決済の基準となる。日本よりもはるかに多くの決済需要が発生するため、24時(冬時間は25時)はロンドンフィキシングに向けて相場が大きく変動する傾向にある。特に注意したいのは月末だ。ファンド勢が月に1度、持ち高を調整するため、通常よりも多くの決済需要が発生し、相場が荒れやすい。

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日米欧の株の上昇に応じて発生する月末のリバランス

1つ前のコラムでも触れたように、月末のロンドンフィキシングに合わせて、ファンド勢は月に1度のリバランスを行う。仮に日米欧の株に均等に投資しているファンドだとしよう。その月に、米国株だけが突出して上昇した場合は、その分の米国株を売ってバランスをとる。ただし、米国株を売って手にした米ドルは、為替差損を生む可能性があるため、為替ヘッジのための米ドル売りポジションを持つのが一般的。このように日米欧の株の推移を見ることで、月末の為替のフローは見えてくる。