為替の居心地がいい水準はフィボナッチでわかる!

「フィボナッチ数列」をご存じだろうか。イタリアの数学者・フィボナッチが導き出した「黄金比」を内包した数列だ。

この黄金比を相場分析に応用したものが「フィボナッチ・リトレースメント」や「フィボナッチ・エクスパンション」などのテクニカル分析手法である。 最もポピュラーなリトレースメントは上昇トレンド中に発生する押し目の深さを予想するのに役立つ。

為替の居心地の良い水準はフィッボナッチわかる!/利用者急増オシレーター系「RCI」
(画像=ネットマネー)

直近の安値と高値を結べば、黄金比からはじき出され38.2% や61.8%のラインが自動的に表示される。浅い押し目ならば直近高値から38.2%下げた水準で反転しやすく、深い押し目ならば高値から61.8%安の水準で止まりやすい。 一方で、押し目をつけた後にどこまで上昇するのかを予測する際にはエクスパンションが有効だ。同じく黄金比に基づいて、押し目形成後の高値のメドを表示してくれるテクニカルだ。

利用者急増中のオシレーター系RCI

相場の過熱感を一目で判断できるテクニカルをオシレーター系という。その代表例は、「RCI」や「ストキャスティクス」「MACD」あたりだろう。いずれも1本ないし2本のラインがローソク足と連動して振り子(オシレーター) のように上下に動く。「RSI」でいえば、70%を超えれば買われすぎ、30%を下回ったら売られすぎの水準と見るのが一般的だ。 そんな“オシレーター界”で近年、 利用者を増やしているのがRCI だ。

為替の居心地の良い水準はフィッボナッチわかる!/利用者急増オシレーター系「RCI」
(画像=ネットマネー)

他のオシレーターと異なり、短期・中期・長期の3本のラインが表示されるRCIが最も一般的だ。

RSIと同じく70%超えの水準は買われすぎを示唆し、30%割れだと売られすぎで反騰のシグナルとなる。3本あるがゆえに、 他のオシレーターよりも多くの情報を提供してくれるのだ。

たとえば、強い上昇トレンドが発生しているときのRSIは2本のラインが70%超えの水準に居座ることがしばしばある。買われすぎ のサインだからと売りを入れれば、 そのトレンドが継続して損失が膨らんでしまうことも少なくない。

だが、RCIならば強い上昇トレンド発生時には長期線が70% 超えの水準に張り付いていても、短期線はローソク足の値動きに連動して上下を繰り返す。長期線が天井に張り付いている場合には、短期線が70%割れの水準に低下タイミングで買いを入れれば、上手に押し目買いができるのだ。