FXについての基本的な知識は習得したものの、資産運用の手段の一つとしてFX取引をどのように行えばよいのか自信がない人もいるでしょう。今回は、長期と短期の運用方針別に、FX取引で利益を上げる方法を解説していきます。

資産運用の手段としてのFX

FX,運用
(画像=PIXTA)

「資産運用には興味があるものの、どの商品がベターなのか分からない」という人は多いのではないでしょうか。資産運用にはFXをはじめ、株や投資信託などさまざまな種類があります。

FXは資産運用の中でもおすすめの投資方法の一つです。株や投資信託は不景気のときに利益を上げにくいというデメリットがありますが、FXは不景気であっても利益を上げることが可能です。しかし、FXは始めてすぐに大きな利益を得られるものではありません。FX取引の仕組みを理解して技術を磨きながら少しずつ利益を得ていく投資方法だと理解したほうがよいでしょう。

FXでは、取引のパターンやタイミングを覚えることが重要です。自分に合った投資方法を確立することで、安定して利益を上げることができる可能性が高まるでしょう。

・FXは長期でも短期でも運用できる

FXには大きく分けて短期と長期の2つの運用方法があります。それぞれメリットとデメリットがあるので、どちらの運用方法を選ぶのか事前に考えておきましょう。

FXの長期運用の一つに、数週間から数ヵ月のポジションをとってスワップポイントで利益を上げる方法があります。この方法は、すぐに大きな利益を上げることは難しいですが、一定の利益を毎日得ることができます。

長期運用の場合、取引画面に張り付いている必要がなくなります。毎日の為替レートを確認するだけでよいので、日中に仕事をしているサラリーマンや子育てに忙しい主婦にもおすすめの運用方法と言えるでしょう。

FXの短期運用は、分や秒単位で取引を行う運用方法です。短い取引を続けて利益を積み上げることを狙います。レバレッジのかけ方や取引金額によっては大きく稼ぐことも可能です。

短期売買の場合、ロスカットのリスクが低いという特徴もあります。エントリー回数は多いものの、エントリーの時間は短いので精神的に安定した状態で取引を続けたい人にはおすすめです。

・FXの運用は少額でも可能

FXは少額での運用も可能です。元手が1万円でも運用できるので学生や主婦でも気軽に始めることができます。

加えて、FXは証拠金維持率が下がると自動的にロスカットするようになっています。そのため、運用に失敗して借金を抱えてしまうというリスクを回避することもできます。。

・初心者はレバレッジ3倍程度がおすすめ

FXの運用をする場合には、レバレッジを何倍に設定するのがベターなのでしょうか。

取引の手法や許容損失、目標利益などによって理想のレバレッジは変わります。

短期で運用する場合、あらかじめ損切り値を決めておけば、レバレッジを高く設定してもそれほど問題はありません。しかし長期で運用する場合にレバレッジを高く設定してしまうと、大きな損失を出す可能性もあるので注意が必要です。

FX初心者は、大きな損失のリスクを抱えないためにもレバレッジを3倍以下に抑えておくのがおすすめです。3倍以下ならば証拠金不足に陥る可能性は低くなるでしょう。

FXを長期で運用する方法

ここからは、FXを長期で運用する方法を詳しく解説していきます。長期運用は主に以下の2つの方法で利益を上げることを狙います。

・スワップポイント
・為替差益

・スワップポイントで利益を得る

スワップポイントとは、通貨ペアの金利差額から得られる利益のことです。低金利の通貨を売り、高金利の通貨を買うことで利益を得ることができます。スワップポイントは土日祝日を除き毎日受け取ることができます。そのため、ポジションを保持しておくことで安定して利益を得ることができるのです。

スワップポイントで利益を得るためには、金利の高い通貨を買うことです。2020年4月時点で主な通貨の金利は以下のようになっています。

 通貨  金利(%)
 日本  -0.10
 米国  0.25
 欧州(EU)  0.00
 英国  0.10
 南アフリカ  4.25
 トルコ  8.75
 メキシコ  6.00
 中国  4.35

この表からも分かるように、日本や米国などの国では金利が0%前後になっています。一方で、南アフリカやトルコなどの新興国では5%以上の高い金利政策を続けています。

そのため、高いスワップポイントを安定的に受け取りたい場合は、日本円や米ドルなどの通貨と南アフリカランドやトルコリラなどの通貨のペアでエントリーしましょう。

・為替差益で利益を得る

長期で運用する場合でも、為替差益で利益を得ることができます。為替差益とは、買値と売値の差額で得られる利益のことです。特定の通貨を安く買い、その後に高く売ることで利益を得られます。

長期でポジションを保有している場合には、為替差益による利益や損失の幅が大きくなるので注意しましょう。

一例として、2019年1月から12月のまでのポンド円のチャートを紹介します。

 月  為替レート(1ポンド円)
 1月  139.97
 2月  143.47
 3月  148.37
 4月  145.14
 5月  145.12
 6月  136.43
 7月  137.63
 8月  130.42
 9月  129.02
 10月  132.35
 11月  139.95
 12月  140.75

1月と12月を比較すると1円ほどの差益ですが、3月には148円まで上昇し9月には129円まで下降しています。そのため、レバレッジを高めに設定している場合や少ない証拠金でエントリーしている場合などは、途中でロスカットされてしまう可能性もあるので注意が必要です。

・長期運用で注意すること

長期運用で安定した利益を得るためには、以下の点に注意しましょう。

・通貨ペアの政策金利をチェックしておくこと

各国の政策金利は定期的に見直されます。一般的に、景気が良いときには金利が上昇し、景気が悪くなると金利が下がります。買いでエントリーしている通貨の金利が低くなると、受け取るスワップポイントが少なくなり利益が得られなくなるので注意しましょう。

・通貨ペアの政治や経済情報をチェックしておくこと

政治や経済が不安定な状態に陥ると金利が大きく変動します。2008年に起きたリーマンショックによる景気後退の局面では、短期間のうちに急激な為替変動が起こりました。その結果、長期運用をしていたFX参加者の中には、大きな損失を出した人もいました。

長期運用を行うときには、保有している通貨ペアの経済や政治のニュースをこまめにチェックしておきましょう。

・長期運用でのおすすめのFX会社

FXで長期運用をする場合には、スワップポイントの高いFX会社を選ぶとよいでしょう。

2020年4月20日時点での、各FX会社のスワップポイントは以下のようになっています。

 FX会社名  トルコリラ/円  南アフリカランド/円

インヴァスト証券

 36  5

みんなのFX
 20  3.4

マネーパートナーズ
 0  1

GMOクリック証券
 20  3.9

LIGHT FX
 32  4.3

この表では、インヴァスト証券やトライオートFXのスワップポイントが高くなっています。長期運用をする際には、ぜひ検討してみてください。

FXを短期で運用する方法

ここからは、FXを短期で運用する方法を紹介します。短期運用では為替差益によって利益を得ます。

・自分だけのルールを作って運用する

短期運用の場合は、あらかじめルールを決めておいてからトレードを始めるのがおすすめです。主なルールとして以下のものが挙げられます。

・売買のレートを明確にしておく

エントリーするときには、どのレートで決済を行うのかを決めておきましょう。例えば、1ドル100円でエントリーしたときには、101円か99円になったら決済するというルールを作ります。

売買のレートを明確にしておけば、決済しなかったことで発生する大きな損失を防げます。

・エントリーのタイミングを明確にしておく

あらかじめどのレートでエントリーするのかを決めておきましょう。例えば、1ドル100円のレートの場合、101円まで円安に動いたらエントリーする、または99円まで円高に動いたらエントリーするというように決めておきます。

エントリーのタイミングを決めておくことで、売買の勝率を高めることができます。

・決済までの時間を決めておく

短期運用の場合は、決済までの時間も決めておきましょう。効率よく稼ぐためには、利益を確実に得ることと早めに損切りすることが重要です。レートが予想とは反対に変動した場合は、早めに損切りをしてポジションを持ちすぎないようにしましょう。

・レートが動きやすい通貨がおすすめ

短期運用におすすめの通貨は米ドルやユーロです。理由は、レートが動きやすい通貨だからです。短い時間の間に値動きがある通貨のほうが利益を出しやすいと言えるでしょう。

英ポンドは1日の値動きが激しいのでいきなり「ポンド/円」で運用するのは避けたほうがよいでしょう。まずは「米ドル/円」の取引から始めて、慣れてきたらほかの通貨もチャレンジしてみましょう。

短期運用でのおすすめのFX会社

FXで短期運用をする場合には、スプレッドの狭い会社を選ぶとよいでしょう。

2020年の4月20日時点における、各FX会社のスプレッドは以下のようになっています。

 FX会社名  米ドル円(単位は銭)  ユーロ円(単位は銭)

SBIFX トレード

 0.09  0.3

みんなのFX
 0.2  0.4

外為どっとこむ
 002  0.5

外為どっとこむ
 0.2  0.5

ヒロセ通商
 0.2  0.5

この表で考えると、SBI FXトレードやみんなのFXについてはスプレッドが狭めと言えます。短期運用をする際には、これらのFX会社を検討してみてください。

FXの運用で安定した利益を得ることは可能

今回の記事では以下の点について紹介しました。

・FXは不景気のときでも利益を上げられる
・FXでは長期と短期の運用が可能
・長期の場合はスワップポイントの多いFX会社がおすすめ
・短期の場合はスプレッドの狭いFX会社がおすすめ

FXの運用をする際の注意点を押さえながら、安定した利益獲得を目指しましょう。

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※ファイナンス・マグネイト社調べ(2012年1月~2019年12月)