買ったはいいけど、どこで売ればいいのか、もう少し保有したほうがいいのかわからない…。そんな疑問にプロがお答えします。利益確定か、損切りか、ホールドか? 投資アドバイス付きの超親切連載です! ※株価は2011年2月9日。チャートは日足。

みずほフィナンシャルグループ 東証1部・8411/100株 株価166円

Q. みずほフィナンシャルグループを昨年12月に140円で購入しました。その後、株価はジリジリ上昇し、すでに160円を超えてきました。売却したほうがいいでしょうか?

A.携帯ゲームの成長性に期待して、1400円で買いましたが、その後の急落に見舞われて塩漬けです。再び年初から株価は急騰していますが、買値近辺まで戻ったら戻り売りかを迷ってます。今期の第2四半期決算発表時に会社側は、経常利益6700億円(昨年5月の公表値対比でプラス1000億円)、当期純利益5000億円(同プラス700億円)に上方修正するなど、業績モメンタムが改善しています。また、主要国の銀行監督当局でつくるバーゼル銀行監督委員会が新自己資足元の業績は、今2011年6月期予想が売上高60%増、経常利益52%増、続く来期も増収増益が見込まれ、連続ピーク益更新見通しです。特に、利益の源泉となる会員数は昨年12月末現在で2383万人と、前期末から16%近い伸びを示しており、今のところ成長本規制「バーゼル3」の詳細を発表したことで、追加の大型公募増資の実施懸念や減配リスクが当面後退した点も株価にとってはプラス材料です。

ですが、このあたりの好材料は現在の株価に織り込み済みでしょう。株価がもう一段上がるためには、昨年5月に公表した、2012年度までの3年間を対象期間とする「〈みずほ〉の「変革」プログラム」の成果が具体的数値となることが必要と考えます。以上のことから、いったん利益確定売りで対処するべきではないでしょうか。

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グリー 東証1部・3632/100株 株価1275円

Q.携帯ゲームの成長性に期待して、1400円で買いましたが、その後の急落に見舞われて塩漬けです。再び年初から株価は急騰していますが、買値近辺まで戻ったら戻り 売りかを迷ってます。

A.足元の業績は、今2011年6月期予想が売上高60%増、経常利益52%増、続く来期も増収増益が見込まれ、連続ピーク益更新見通しです。特に、利益の源泉となる会員数は昨年12月末現在で2383万人と、前期末から16%近い伸びを示しており、今のところ成長性に死角はないといえます。

株価は年初以降急騰していますが、ここからはややスピード調整局面を覚悟しておいたほうがいいかもしれません。ここ3カ月の価格帯別出来高は1050〜1100円で堆積されており、1300円台は利益確定売りが膨らみやすい水準。また、信用買い残が膨らんでいることからも売りが出やすい株価水準に到達しつつあります。

ただし、買い残解消をこなした後には再度の反発があるとみています。1600円が目標株価です。

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東京電力 東証1部・9501/100株 株価2090円

Q.昨年、あまり上昇しない株式市場を見て、ディフェンシブ株といわれる東京電力を2400円で購入しました。ところが、日経平均が上がっても、東京電力は反応しません。どうすればいいでしょうか?

A.東京電力は確かに〝ディフェンシブ銘柄〞です。全体相場の値動きに影響を受けにくく、「下落相場に強い」という特徴を持っています。しかし、昨年秋は急落しました。公募増資によって発行済み株式数が増加し、株式価値が2割程度希薄化したからです。年が明けてもその影響が残っており、株価の戻りは鈍くなっています。全体相場が上がっても値動きが重く、イライラしているのでしょう。

しかし、逆の見方をすれば、当面は公募増資の可能性がないと思われるので、これ以上、極端に売り込まれることもないでしょう。また、全体相場の調整局面が鮮明になれば、〝ディフェンシブ性〞を取り戻し、底堅い値動きになるはずです。日足チャートでは上方に大きな窓(2165〜2273円)があいており、この水準までは需給要因で戻る可能性があります。

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フィスコ佐藤勝己のザ・株ビジョン

毎月、「個人投資家が気になった銘柄ランキング」(「みんなの株式」提供)をもとに「今月の相場概況」を解説し、来月の見通しまで鋭く分析をしちゃう連載です!

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さとう・かつき フィスコ株式アナリスト。業界トップクラスの情報網を持ち、分析力もピカイチ。

ここからは、好業績銘柄の押し目買いに投資妙味あり!

輸出関連の大型株が多くランクインしており、低位材料株から主力株への資金シフトが強まった印象。とりわけ、日立製作所や東芝など、総合電機の勝ち組企業に関心が高まっていることから、好業績期待銘柄が注目を集めているとみていいだろう。一方、新興市場では、日本通信などスマートフォン関連を中心とした、テーマ物色の動きが強まっている。引き続き、東京市場は世界的な出遅れ株物色の流れから上値追いの動きを強めるとみられるため、積極的に好業績の主力株に注目したい。2月中旬にかけては、第3四半期の決算発表が一巡することもあり、好業績を発表したものの、短期的な出尽くし感で調整した銘柄の押し目買いなどに投資妙味がありそうだ。主力株の中では、前月の結果のように、個人投資家の関心が高まりやすいハイテク株に注目。

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