ネット証券4社が投信に“闘魂注入”したとの情報です。

キャッシュバックなどのお得情報やネット上の最新サービスをいち早く紹介する「MONEY得得ホットライン」。今回はネット証券4社がひそかに企画していた投信・大プロジェクトを紹介。既存の大手証券や銀行に立ち向かうための、とっておきの秘策の数々とは!?

取材・文●矢井田あひる 撮影●矢木隆一

投信販売でネット4社がコラボ。目標は顧客資産の倍増!

企業の枠を超えてのコラボで、お客様の資産形成を強力にサポートしたい—。SBI証券、カブドットコム証券、マネックス証券、楽天証券のネット証券大手4社が、共同で「資産倍増プロジェクト」をスタートさせた。「資産倍増プロジェクト」とは何か。

50年も昔の話。池いけ田だ勇はや人と内閣時代、高度経済成長を背景に国民の所得を10年間で2倍に増やそうという「所得倍増計画」が打ち出された。その政策は成功し、個人が1400兆円もの金高資産を保有する国になった。

ところが今はどうだろう。もはや国の強いリーダーシップは期待できず、景気は回復せず、コツコツ貯めた個人資産は減るばかり。それなら「4社が力を合わせてお客さまの資産を倍増させる手伝いをしよう」(マネックス証券・松本 大おおき社長)と、4社の社長が立ち上がった。

具体的には、個人の資産形成の中核となっている投資信託を、販売面で協力し合って啓蒙・普及させようということ。ネット証券はかつて、一部の投資家のものだった株式投資を、利便性が高く低コストのネット取引という武器を使って個人投資家に開放した。その結果、株式取引売買代金シェア(個人部門、2010年1〜12月)は松井証券を含むネット証券大手5社で70%を超えるまでになった。

ところが、株式投信設定額シェアは4社合計(松井は投信を販売していない)しても1・6%にす ぎない。そこでこのプロジェクトによって「シェアを飛躍的に伸ばしたい。コストの低さなどネットの優れた面をアピールしていきたい」(SBI証券・井土太良社長いづちたろう)。

現在決まっている主な内容は共同書籍の出版に加え、大規模共同イベントの開催。これは「ネット証券4社長による初のパネルディスカッションなど、投信をテーマにしたエポックメーキングなイベント」(楽天証券・楠雄治社長)になりそうだ。さらに、時期は未定だが4社で組成した専用投信も販売する計画。投資家ニーズを反映したものを提供したいという4社長の思いが詰まった商品になりそうだ。

このほか、共同ウェブサイトの立ち上げなど「共同でマーケティングに努めながら、サービスや商品の面では競争していきたい」(カブドットコム証券・齋藤正勝社長)。

株式投資の分野で大手証券に勝ったように「投信の分野でも大手証券や銀行に勝つ」というのが4社長の共通の目標だ。

新商品×新サービス×元気企業 得々MONEYホットライン NUMBER24
(画像=ネットマネー)
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投資のお悩みホットライン 1 満期時の受取額が確定している積立型損害保険が登場!【三井住友海上火災保険】

三井住友海上火災保険は、満期時受取額確定型(無配当)の新しい積立傷害保険・積立火災保険の販売を開始した。このタイプの商品を積立保険の主力商品として販売するのは業界で初めての試み。新商品は、①従来の利差配当商品よりも予定利率を高く設定し、保険料を下げた。②満期時に受け取る金額が確定している。③市場金利に感応した予定利率改定を実施するという特徴がある。

主要ラインアップとしては、積立傷害保険「GK ケガの保険(積立タイプ)」、「GK ケガの保険(積立タイプ)スーパーセーブ」「積立 晴れやか世代」積立火災保険「GK すまいの保険(積立タイプ)」などがある。

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投資のお悩みホットライン 2 純資産総額世界最大!超大物ETFが東証に上場【SSgA】

ステート・ストリート・バンク・アンド・トラスト・カンパニーが設定する純資産総額で世界最大のETF「SPDR(スパイダー)S&P500ETF」が東京証券取引所に上場した。

このETF(上場投資信託)は1993年に米国で設定され、現在はNYSEアーカ取引所とシンガポール取引所に上場しており、東証へは重複上場となる。ETFが連動を目指すS&P500指数は米国のニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場している代表的な500銘柄から構成されており、米国株式市場時価総額の約3分の2を占めている。

東証の斉藤惇社長は「一層マーケットを盛り上げていただけるものと大いに期待をしております」と上場を歓迎している。

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投資のお悩みホットライン 3 スピーディーかつコスト割安。海外送金サービスをスタート【セブン銀行】

セブン銀行が手数料が格安で着金が早い「海外送金サービス」をスタートさせた。一般的な銀行の海外送金は窓口経由になるが、セブン銀行のインターネット&モバイルバンキングを使えば場所や時間を選ばず送金できる。また、7月より国内のセブン–イレブンや商業施設、駅、空港等に設置されているセブン銀行ATMも利用できる。送金手数料は金額や送金国によって異なるが1万円まで9 9 0 円、5 万円まで1500円などと安い。

受け取りに際して別途の手数料がかかることは原則ない。また送金したお金はWestern Unionが提携する約200カ国40万カ所以上の拠点で最短数分で受け取れる。

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