いよいよ7月スタート。地デジ人気がキックオフ、最後のメリット株はコレ!

今夏(7月24日)、いよいよ地上デジタル放送の完全移行が実施される。東日本大震災で被害が大きい岩手、宮城、福島の3県では実施が最大1年間延長される見込みながら、実施時期が高まることは確実だ。

総務省が3月10日に発表した地上デジタルテレビ放送対応受信機の普及状況は全体の95%(2010年12月時点)となった。これによってメリットを受けてきたのが、衛星多チャンネル放送事業者であるスカパーJSATホールディングスだ。従来「スカパー!」を見るためにはデジタルテレビの購入が必要だったが、地上、BS、CSの3波デジタルチューナー内蔵のテレビがすべての家庭に普及することによって、簡単に加入できるようになる。今秋9月には、2014年にブラジルで開催されるサッカー・ワールドカップのアジア3次予選が始まり、この予選に日本代表が登場するというコンテンツ面での話題性もある。さらに10月からは新たなBSチャンネルの放送もスタートするが、ハイビジョンでは今まで1チャンネル体制だったWOWOWが3チャンネル体制になる。コンテンツ面ではスペースシャワーネットワークにもビジネスチャンスの拡大が期待できる。

今月のラストチャンス
(画像=ネットマネー)

一方、地上デジタル放送に完全移行となると、これまでの関連機器の製造や販売、工事を手がけてきた企業にとっては〝材料出尽くし〟となり、株価は調整を余儀なくされるだろう。しかし、先の総務省の普及率調査は80歳以上の世帯を外したものとなっているほか、家庭での2台目のテレビなどを含んだ実際の完全普及はまだまだ時間がかかるとみられている。また、意外なのはテレビ機能付きのカーナビで、この買い替え需要は続くだろう。

昨年12月にはウルグアイが地上デジタルテレビで日本方式を採用すると発表。南米ではコロンビアを除く主要国のすべてが日本方式採用で足並みをそろえたことになる。ワールドカップ予選とともに日本製関連機器の販売も注目される。 (竹中博文)

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今月の中途参戦OK 強烈な右肩上がり!中国FA化の穴株、ハーモニック・ドライブ・システム

産業用ロボットは中国などアジアのFA化(工場の自動化)を支える重要製品であるとともに、日本の得意分野でもある。ファナックが中心銘柄として知られるが、人気株だけに相場全体に先行して上げる習性があり、中途参戦は気が引ける投資家も多いだろう。

ジャスダック上場のハーモニック・ドライブ・システムズはファナックなどと同系統のFA関連株。産業用ロボットの基幹部品で、力加減の調節を担う減速機を製造している。世界経済の拡大トレンドに乗れる銘柄だ。

新興国ビジネスの好調で、業績は拡大期にある。前2011年3月の業績は増収増益で、過去最高に達する見込み。売上高は200億円規模と小さく、ファナック以上に値動きは荒いため、投資妙味は大きい。

株式分割とそれに伴う売買単位の引き下げで4月から最低投資金額が約20万円と従来の半分以下になり、買いやすくなった。個人株主への目配りも行き届いている会社である。(伊地知慶介)

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好評長期連載 株業界の番猫・みけこさんの兜町キャッツアイ 第37話 節電対策で困ったにゃあ

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猫に暑さは大敵! 人間と違って毛皮は脱げないから、昼間は涼しい東証ビルに入ってジッとしているけど、それでも三毛の黒い部分は熱がこもる。黒猫に生まれてたら、もっと暑かったんだろうにゃ。

で〜も、今年は東証の中も暑い。節電で官公庁と同じように冷房の設定温度を30度に上げるんだ。今年はポロシャツ勤務もOKらしいけど、例年通りの服装の職員さんが多くて、やっぱり暑そう。3月からエレベーターは半分だけ動かして、見学者スペースのパソコンの電源も落として、各 部所の照明も少なくしているけど、政府目標の25%節電には足りないみたい。

東証を抜け出して証券会社に行ったけど、やっぱり暑いにゃ。電気を大量に使うメーカーと違って、証券会社は最初からそんなに電気を使わないのに。

困っているのが株価や経済ニュースの情報端末業者さん。パソコンは熱を持つから、大引け後はできるだけ早く電源を落とす証券会社が多いんだにゃ。ディーラーさんたちの間では不満もあったけど、やってみたら意外に困らないことがわかって、「だったらニュース端末ごと解約しちゃえ」っ て。証券会社には節電と経費節減の一石二鳥でも、経済関連のマスコミには死活問題ですって。猫の手ではどうにもできないにゃあ。