ビバ!バズーカ砲緩和っ!!! 日経平均は瞬く間に1万3000円を突破! ドル/円は1ドル=100円までもう一息!! 完全にアベノミクス第2ステージに突入っ、ここから超絶爆上げする株、ズドーーーン!

イラスト●ナンシー小関 チャート協力●楽天証券

今月の「本命テーマ」 ボーナス回復ってホント?アベノミクス相場の第2ステージは「消費株」

 3月の春闘集中回答日、日本経済新聞の夕刊1面の見出しは「満額回答の春」。ボーナスの満額回答企業が相次いだほか、月給を引き上げる企業もあった。賃金アップは個人消費拡大に直結し、過去の例では、紳士服や自動車販売店などが恩恵を受けることが知られている。今回もアベノミクス相場の「第2ステージ銘柄」として人気を集めそうだ。

 衆議院解散が決まった昨年11月からの輸出株・金融株の急騰は、アベノミクスの第1段階にすぎない。円安と低金利で世の中のおカネの動きがよくなったら、次は個人消費関連株の出番になる。

 小泉政権の時代には、量的緩和政策と円安で輸出企業を中心に業績は大きく向上した。しかし、賃金は増加するどころか下降トレンドが続いたため、「実感なき景気回復」といわれたものだ。

 しかし、今回は構図がまったく異なり、政権スタートから半年足らずで賃金アップが現実化してきた。消費回復の傍証はほかにもある。たとえば、昨年はJRA(日本中央競馬会)の売上高が15年ぶりに前年比プラスに浮上。ゴルフ会員権相場は前年同月比を上回っている。特に"中の上"層にも手が届く150万~300万円クラスの値上がりが目立っており、景気底打ちの土台はしっかりしているようだ。

 蛇足だが、賃金交渉がうまくいって複雑なのが国内最大労組「連合(日本労働組合総連合会)」。労働組合としては賃金アップは誇らしい成果だが、民主党の最大支持母体としての立場では「アベノミクスのおかげで賃金アップ」とは言いにくい。

 個人消費の回復は街中の雰囲気によるところが大きい。4月末から5月中旬にかけての決算発表期に今期業績の回復予想が相次げば、株式投資をしない人にも「回復」が印象づけられる。さらに、夏のボーナス支給日が重なる6月にも再度ボーナス増加が注目を集め、自民党圧勝観測のまま7月の参議院選挙になだれ込むことになる。

 株式市場にとっては絵に描いたようなベストシナリオだが、メインシナリオでもある。景気低迷が長かっただけに頭の切り替えが難しいが、これまでのデフレ進行の歯車が逆回転すると考えれば、高額消費関連株の値上がりをイメージしやすいかもしれない。 (植草まさし)

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(画像=ネットマネー)
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今月の「体力株」 米国経済回復! 円高を乗り越えた富士重工業、キッコーマンは強い

 3月上旬にニューヨーク・ダウは最高値更新を続けるなど、強い米国経済を背景にその存在感を高めている。「シェールガス革命」といった話題性も米国経済のプラス材料だ。キプロス問題などを抱える欧州、新興国もここ数年の勢いがそがれ始めており、米国経済の好調を享受する企業群に関心が高まってきた。その筆頭を走るのが自動車株だ。

 日本のTPP(環太平洋経済連携協定)参加交渉の表明においても、自動車株は恩恵を受ける代表格であり、北米に強いトヨタ自動車、ホンダそして富士重工業の株価上昇がひと際輝いて見える。自動車部品メーカーのテイ・エス テックにも、この自動車メーカーの北米好調がプラスに働いている。前2013年3月期の営業利益予想が225億円と前々期と比べ約2・4倍という特大の利益変化率を持つ。さて、富士重工の株価は、アベノミクス相場の事実上のスタートとなった昨年11月以前から持続的な上昇波動を描いている。

 その富士重工とともに、アベノミクス相場前に上昇を開始していたのがキッコーマンだ。その米国での売上高比率(2011年度)は意外にも35 %超で、営業利益ベースでも45%を北米で稼ぎ出しているという。日本食人気が続き、現地で競合企業がほとんど見当たらないことが収益向上に直結しているようだ。また、日本食の単なるブームに乗じているわけでなく、1957年と今年で56 年になる現地での事業展開がここに来てあらためて開花しているともいえそうだ。

 このほか、大塚ホールディングス傘下の大塚製薬が手がける抗精神病薬「エビリファイ」の米国での売上高は、昨年10月~12月において全処方箋医薬品中1位となっている。

 企業のグローバル化が叫ばれてきたが、中国、欧州事業では思わぬ"落とし穴"があった昨今、円高・ドル安を乗り越えた米国売上高の高い企業は企業体力も強く、これからも注目度を高めてくる可能性が大きいといえるだろう。(竹中博文)

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(画像=ネットマネー)
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今月のV字回復株 業績低迷から復活、3月決算で復配か。エーアンドエーマテリアルズで勝負

 4月下旬から本格化する決算発表だが、投資妙味の大きいのは好業績株よりも業績低迷から復活する銘柄だ。太平洋セメント傘下の建材会社・エーアンドエーマテリアルズは、2014年3月期が現行の中期計画の最終年度にあたり、復配を計画している。

 2011年3月期まで3期連続の最終赤字だったが、その後は徹底したリストラを実施。消費税増税前の住宅建設需要の増大もあって、業績回復が進んでいる。また、主力の耐火建材事業は、政府が石炭火力発電所を増設する方針を固めたため、需要が長期的に拡大しそうだ。

 株価が100円前後と低位のためか、短期の値幅稼ぎのターゲットになりやすい銘柄でもある。理屈では説明のつかない急騰や大商いを見せることもあり、中・上級者向けの銘柄といえるだろう。

 このため、5月10日ごろと予想される決算発表と同時に、中期経営計画に盛り込んだ今期の復配予想も発表されそうだ。(伊地知慶介)

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今月の国策株 認可保育園のサクセスHD、子育て支援具体化で値を飛ばす!

 サクセスホールディングスは保育所運営の大手。といっても売上高は100億円に満たず、発行済み株式数も少ないため、値動きは大きい。

 事業の柱は病院や企業の職員向け保育施設、地方自治体の認可保育園の運営で、どちらも右肩上がりだ。東京・杉並区の待機児童問題が大きく報じられ、安倍内閣は政権公約でもある「子育て支援」の具体化を催促されている。7月の参議院選拳前に具体策が出てくると、同社のほかJPホールディングスなどの保育所関連株が値を飛ばす公算が大きい。

 少子化に突入して久しいが、共働き家庭の増加で、保育サービス業界は慢性的な供給不足状態だ。2010年に3兆円だった総売上高は2020年には5兆円に拡大するといわれている。 (森田陽二郎)

今月のインデックス株 大証1部単独上場株にパッシブ連動資金。指数組み入れは8月!

 東証1部・2部市場と大証1部・2部市場の統合が迫ってきた。その市場統合は「海の日」絡みの3連休明け、7月16日火曜日だ。ここでのポイントは、東証1部上場銘柄についてはTOPIX(東証株価指数)に絡む需給思惑が台頭することだ。

 今回の統合で東証1部に組み入れられる大証1部単独上場銘柄は、東証1部への新規上場と同様にTOPIX構成銘柄の組み入れ対象となる。その結果、機関投資家のTOPIX型パッシブ連動資金による買い需要が見込まれ、当然のことながら、個別銘柄の株価にとってプラスに働く。通常の東証1部新規上場銘柄の場合は、上場月の翌月の月末株価が組み入れられるが、市場統合に伴う今回は、対象銘柄の流動性インパクトを軽減する目的から8月30日と10月31日の2回に分けて実施される。

 そこで、第1段階の8月末の組み入れインパクトに関して、大和証券が分析レポートを作成した。ウエート差と売買インパクトに分けた上位銘柄ランキングが紹介され、ウエート差では、王将フードサービス、山陽電気鉄道、ワキタ、近鉄百貨店、西尾レントオール。売買インパクトでは、関西スーパーマーケット、山陽電気鉄道、神戸電鉄、ビオフェルミン製薬、近鉄百貨店が上位だ。

 すでに昨年からこのテーマについては物色材料として意識され先回りの動きがあるものの、株式マーケット上でのビッグイベントとして取り上げられているだけに、7月の市場統合が近付くほど関心は高まるだろう。 (大庭貴明)

今月の増税恩恵株 ペット向け保険のアニコムHD、実は消費税関連株!

 消費税アップ前の駆け込み需要が次第に表面化し、住宅販売が伸びてきた。住宅販売と連動して拡大するのがペット関連市場。アニコムのペット向け保険は年率10%近いペースで契約数が増えており、消費税アップは成長加速の好機になりそうだ。

 住宅販売の好調で真っ先に思い浮かぶ投資先は不動産や住宅建築会社の株だろう。しかし、投資先はそれ以外にもある。住宅は人生最大の買い物といわれるように、関連分野は数多い。

 ペット関連マーケットもそのひとつ。消費税アップを前に新築物件はちょっとした建設ラッシュに入り、中古物件は品薄感が強まってきた。そして、最近は一戸建て住宅だけでなく、マンションでも「ペット可」の物件が増えている。

 人間の世界で医療高度化に伴い治療費の増加が問題になっているが、ペットの医療費も年々高騰する傾向にある。アニコムは、飼い主のニーズをくみ取ってペットの医療保険を損害保険の新形態として早くから展開。全国の対応動物病院ならペットの顔写真入りの「どうぶつ健康保険証」が利用できる。

 ここ2年ほどは成長の急加速が予想される。3月に上場3年目を迎えたばかりの若い会社のため無配が続いてきたが、配当開始も見えてきた。(木島 隆)

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今月のニュー株 12月上場の元気印。スマホ関連ソフトの成長株、コロプラ!

 コロプラは昨年12月に東証マザーズ上場。スマホなどの位置情報サービスを利用し、移動距離をポイント化してゲームに使う通称「位置ゲー」は若者層へ急速に浸透している。

 同社の馬場功淳社長は、KLabからグリーを経たこの業界の有名人で、スマホ対応はお手のもの。「Kuma the Bear(クマ・ザ・ベア)」ブランドの基本料金無料ゲームや本格的なネットワーク型ゲームなど利用者のレベル別にゲームをそろえ、課金サービスの利用に誘導する工夫を続けている。また「移動」をキーワードに、京浜急行電鉄など全国の私鉄やレンタカー会社、リクルートの宿泊予約サイト「じゃらん」などと提携。緻密な計算と遊び心の同居した不思議な会社だ。

 株価は相場全体の回復に対して出遅れ気味。将来の成長可能性を考えると、水準訂正の余地は大きいだろう。マザーズ市場では時価総額上位銘柄で、遠からず東証1部昇格も話題になってくるはずだ。 (東 亮)

今月のエコ株 日創プロニティはなんと株価37倍!太陽光特需関連で田淵電機、ダイヘン…

 アベノミクスで地方市場の株も元気になった。なかでも、福証Q -Boardに上場する日創プロニティという小型株の爆騰劇をご存じだろうか?福岡地盤で金属加工を手がける会社だが、直近4カ月で株価はなんと37倍に大化けしたのだ。

 この株価上昇、何の裏づけもなく自然発生したわけではない。同社の「太陽光発電パネル用架台」が売れに売れたのだ。同社発表の月次売上高では、2月に前年同月比568%増という驚異的な数字を叩き出している。これは、月次動向を公表する全上場企業でトップの伸びだ。

 ソーラーパネルは、必ず屋根などに丈夫な架台に乗せて設置する。昨年7月の再生エネルギー買い取り制度の導入以降、太陽光に参入する企業が急増したが、これに比例した特需が発生しているのだ。架台だけでなく、たとえば直流電力を交流電力に変換するパワコンの田淵電機、ダイヘンなども注目度大!太陽光特需は看過していいレベルではない。(真行寺知也)

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MONTHLY 怪情報&兜町の噂株 株ピタッBLACK

「一運、二金、三度胸」を持つ大人向けR指定!?コーナー。 ここでは思惑株、裏ネタなどハイリスクな情報を凝縮した。 兜町をさまよう黒い噂、その真相は…。 株ビギナーと心配性の人は読まないでね!

次なる"K氏"関連と噂される日本カーバイド

 相場全体の底上げが進むと、投資余力の増した個人の目はハイリスク・ハイリターン銘柄に向かいやすい。大物投資家"K氏"関連とされる日本カーバイド工業は、この手の銘柄の代表格。K氏周辺の動向と合わせて、証券関係者の話題に上らない日はない。

 1月の高値535円が上値の壁として意識されている一方、崩れそうで崩れない不思議なチャートを描いている。日経平均が1万2000円を抜けて上昇していく局面では、"買い本尊"の他銘柄への乗り換え説が出た一方、「K氏の血縁者がこの銘柄の買い建てを維持している」との噂が流れた。「ネット証券2社と外資系証券2社に口座があり、銘柄によって使い分けている」との話も聞かれたが、真偽のほどは不明だ。

 ただ、かつて大物投資家の口座があった証券会社の幹部に言わせると、「注文状況は逐一把握していたし、当局も内々に説明を求めてきた」という。とすれば、市場に流れるK氏関連情報も噂ではなく、当事者に近い筋から出た事実の可能性が高い。

 リスク管理の観点から信用取引を自主規制した証券会社もあるほどなので、いつでも注文を入れられる環境になければ、手を出さないほうがいいかもしれない

IIJ…大物官僚の受け入れで変貌か

 自公民3党を束ねて消費税率引き上げ法案を成立させた前財務次官の勝栄二郎氏は、財務省内で「10年に1人の大物次官」と呼ばれるほどの人物。同氏がインターネットイニシアティブ(IIJ)の次期社長就任が決まり、霞が関界隈の話題をさらった。

 元財務次官の再就職先といえば、政府系金融機関やシンクタンク理事長などが一般的だが、今回はネット接続業者。それだけに、株式市場の内外で諸説入り乱れた。

 最も単純に考えれば、元・次官に企業が期待する役割は「知見や経験」といった抽象的なものではなく、霞が関全体とのパイプ役。つまり、受注獲得だろう。

 IT分野では、インターネット選挙の解禁が注目テーマとなっており、各政党・候補の政権放送のデータベース化が予想される。

 また、マイナンバー制度の発足で、政府・地方自治体のデータベース再構築も見込まれている。

 これまでNTTデータなどが独占していた公共システム分野にIIJが食い込む可能性が出てきたわけだ。そこに超大物官僚OBがいれば、鬼に金棒となる。

株業界の番猫・みけこさんの兜町キャッツアイ

第60話 兜町もアベノミクス景気

猫に小判なんて言うけど、小判の値打ちはわからなくても、世の中の動きには敏感なんだにゃ。最近、日本橋でも人が多くなって活気が戻ってきたにゃあ。

 株価が上がって、東証に来る見学者も増えたし、昼の兜町は弁当売りのワゴン車の人だかりが減る代わりに、定食屋さんにお客さんが戻ってきた。本屋さんには『ネットマネー』だけじゃなくて『会社四季報』みたいな投資の本がドッサリ。昼間、うなぎ屋さんが満席だったのもアベノミクスのおかげかにゃ?

 廃業を考えていた証券会社が事業継続を決めたって話もあったし、中途採用社員を募集する証券会社も増えてる。

 そこでミケ猫の手!と思ったけど誰でもいいわけじゃなくて、個別株を売れる営業マンが一番人気。地場証券の役員さんが言ってたけど、人を集めるつもりが、もっと大きい上場証券会社に引き抜かれて困ってるんだって~。

 営業マンは引く手あまたなんだけど、ディーラーとアナリストはあんまり人気がないみたい。相場が悪くなると、すぐに切られる職種だし、大変だにゃ。

 そういえば、金融商品取引法違反で逮捕されたアノ人も、損失を忘れたみたいに東証の近くを元気そうに歩いてた。いろんな人が戻ってきたにゃあ。

河合ウオッチャー達憲のそのとき株は動いた!

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●かわい・たつのり カブドットコム証券チーフストラテジスト。『夕刊フジ』と『ネットマネー』の共同企画、推奨銘柄の上昇力を競う「株-1グランプリ」第1回で、みごと優勝。相場診断力と銘柄選定力は抜群!

富士重工業の上昇は、長期的に見ると2011年11月の安値402円に端を発している。2012年3月に697円まで約73%上昇した後はボックス圏で推移し、第2段の上昇波は8月3日の545円からスタート。今年3月11日までに、25日移動平均線を下値支持線として、大きな押し目もなしに1609円(約3倍高)まで駆け上がった。

 自動車株はおおむね2012年7~8月が底、もしくは10月あたりが二番底となっているが、他の主要組み立てメーカー株では、同期間にトヨタ自動車81%高、ホンダ64%高である。よって、富士重工業の株価3倍高はダントツの上昇率といえる。

 上昇のポイントは、新型「フォレスター」が上々の販売となったことをベースに前2013年3月期が2000年3月期以来13期ぶりの過去最高益更新の見通しとなったこと。ピーク益の更新幅は83%アップというすさまじい伸びである。今2014年3月期も連続最高益更新予想のうえ、約55%の経常増益とさらなる上乗せが見込まれている。

 この驚異的な利益拡大を背景に、指標面ではまだ割安感がある。今期予想PER(株価収益率)は、3月25日時点でも15倍台。

 目標株価は、過去最高益を示した期の高値(1999年7月の高値1189円)を起点として、2013年3月期の経常利益83%アップ分を上乗せすると約2176円。最終的には2200円を目指したい。

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今月の 噴火目前株3連発!

①ガンホー・オンライン・エンターテイメント(JQ・3765)

株式分割で売買しやすくなった一方、一時の熱狂ぶりは沈静化。ただ、ガンホーホルダーにとって期待度MAXのビッグイベントが待っている。それが、4月29日開催の、ガンホー史上最大のイベント「ガンホーフェスティバル」だ。この前後で驚異的な課金収入を稼ぐとの声も。

②アサックス(東証1部・8772)

ノンバンクの出遅れ銘柄として注目。連想されるのが、中小企業金融円滑化法案の期限切れによる借り入れ需要の増加だ。実際にインパクト大なのは消費者金融業態より事業者金融業態の同社ともいえそう。ノンバンク全体が1月高値から休養十分であることも強い追い風だ。

③滝澤鉄工所(東証1部・6121)

低位の割安機械株だが、流動性が低い。ただし、この低い流動性が奏功し、4月26日の大引けに巨大な買いインパクトが見られる可能性も。東証1部昇格に伴うTOPIX組み入れで、市場では普段の出来高の15日分相当の買いになるとも。

WEB連動企画 向後はるみの7日間で上がる株!+1

●こうご・はるみ 黒岩アセットマネジメント所属。値動きのいい中小型株の情報&分析に強い。テクニカルアナリストでもある。

【この連載は…】 現在「WEBネットマネー」では、向後はるみが毎日1銘柄、“1週間で上がる株”というテーマで紹介中。その成績を誌面で公開します! さらに毎月1銘柄、“1カ月で上がる株”をガツンと掲載!!! WEBネットマネー www.netmoney-web.com

コレで上がります!!!

アベノミクスによる金融緩和期待と貸金業法の改正に期待して、同社に注目します。未収債権の抑制による貸倒関連費用の減少により、各利益は前回予想を上回る見込みから、3月22日に通期連結業績予想の上方修正と増配を発表しました。月足チャートでは、“三役好転”を達成しており、中長期上昇トレンドが発生した可能性が高いです。

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若林史江の株単ゼミナール

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●わかばやし・ふみえ 株式アドバイザー、徳山大学経済学部特任講師。この連載では経済を背景に移り変わる金融用語を、できるだけわかりやすく紹介していきます♪

今月注目!株の言葉 増し担保規制

昨年11月の日経平均の安値8619円を底に始まった株価上昇は、アベノミクスへの期待、強固な金融緩和、それに伴う円安を背景に“押し目待ちに押し目なし”の状態。そんな中、投資家保護を目的に行なわれているのが「増し担保規制」です。

 増し担保規制とは、過熱しすぎた株価を抑えるために証券取引所が行なう措置のひとつ。信用取引の際に必要な現金や株券の担保率=委託証拠金率を引き上げるというものです。

 具体的には、「委託証拠金率の引き上げ(50~70%)」「委託証拠金のうち一定以上が現金であること(20~40%)」と定められています。一般的に「増し担保50%(うち現金20%)」などと簡潔に表示されることが多いようです。では上記の場合だとどういう取引になるのでしょう?

 ご存じのように、通常、信用取引における委託証拠金率は30%以上と定められています。100万円の取引がしたい場合、約33万円の資金で取引できることになりますが、「増し担保50%」(=委託証拠金を50%に引き上げ)の場合、33万円の資金では66万円分しか取引ができなくなります。そして「うち現金20%」のほうですが、委託証拠金に代用有価証券(現物株など)を利用する場合は、50%の証拠金のうち20%が現金でなければいけないということです。つまり、100万円の取引をしたいときに「増し担保50%(うち現金20%)」と規制されていたら、「50万円分の担保が必要だけど、その50万円のすべてが代用有価証券ではダメで、20万円以上は現金を出しなさいね」ということになります。

 売買が活発すぎるからこそ出される規制なので、発表されると該当銘柄は一時的に暴落することが多いのですが、そこは逆にチャンスかも。しばらくして落ち着くと規制が解除になるので、そこからの反発を狙うのもいいでしょう。また、先手も大事!

 現在、規制がかかっているのにしっかりと株価水準を保っているような銘柄があれば要チェックですよ♪

はみだしピタピタ

その1●有効求人倍率など雇用指標の改善が続く中、非正規社員の需要がさっそく増えている。エン・ジャパン(4849)はネット求人広告の後発組。新卒・中途採用だけでなく、人材派遣会社を相手に人材獲得サービスを展開し、"できる人"を集める高いノウハウを持っている。景気回復局面では、株価やボーナスが先に上向き、雇用の回復はいつも最後。アベノミクスの出遅れ株として有望かもしれない。

その2●エア・ウォーター(4088)は、関東天然瓦斯開発の連結対象化などでグループ企業再編が一段落したように見えるが、まだまだM&A(企業の合併・買収)が続きそうな雰囲気。主力だった産業用ガスは今では売上高の30%程度に低下し、医療関連事業などを継続的に伸ばしている。株式市場関係者の注目は中期経営計画だ。5月14日の決算発表との同時公表が予想され、大型投資案件が盛り込まれるとの噂。

その3●ベアリング大手のNTN(6472)が公表した中期経営計画「復活2014」が自動車業界や株式市場で話題に。増収を予想する一方で、リストラの手綱は緩めずに希望退職などで人件費や各種固定費用を100億円以上削減。2015年3月期に営業利益を400億円と、前2013年3月期の5倍を超える水準に飛躍させる計画だ。増収増益中の希望退職実施が他社でも増えるかもしれない。

その4●ドラッグストア業界の売上高トップはマツモトキヨシホールディングス(3088)。ただ、株式の時価総額はサンドラッグやツルハホールディングスより小さく、企業規模と市場での評価がねじれ状態となっている。M&Aによる出店ラッシュだけでなく、既存店売上高の継続的な増加が必要な段階に入っているともいえそうだ。ライバルはサンドラッグではなく、ネット通販かも。

その5●"K氏"関連株として次に盛り上がるのは大日本塗料(4611)だとの噂。3000~4000番台が好きなK氏の好みとも合致する。アベノミクス関連銘柄として輸出株や金融株が大商いを続ける裏側で、投資家の体力回復を反映して思惑先行型の中小型株もにぎわっている。油研工業(6393)を持ち上げたグループが、内田洋行(8057)に手を伸ばしたとの指摘も。証券監視委も"ヤル気スイッチ"が入っている。