取材・文●山本信幸 撮影●村越将浩

目減りしないレバレッジ商品があるとの情報です

キャッシュバックなどのお得情報やネット上の最新サービスをいち早く紹介する「MONEY得得ホットライン」。3年間の準備期間を終えて、eワラント証券より新タイプのトラッカーが登場。レバッレッジ機能が搭載されたトラッカーは、動き方が類似商品とはひと味違う!

自動ロスカット機能付きのレバレッジトラッカーが新登場

低コストで日経平均株価などにインデックス投資ができる商品として人気の、個人投資家向けのトラッカー(対象原資産に連動して値動きするタイプの商品)に新商品が登場。

eワラント証券の「日経プラス5倍トラッカー」と「日経マイナス3倍トラッカー」の2本が、7月22日から取引できるようになる。構想3年という長い年月をかけたこの2本は、「レバレッジ投信・ETF(上場投信)の弱点を取り除いた商品」(土居雅紹さん)という自信作。レバレッジ投信・ETFの弱点とは、「たとえば原資産が1カ月後に20%上昇していたとしても、レバレッジ2倍の投信・ETFが1カ月後に40%上昇しているとは限らないということです」(土居さん)。

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(画像=ネットマネー)

土居さんによれば、投信・ETFは「値動き(変動率)の2倍」という設計だから。原資産が翌日値下がりして、翌々日に値上がりしたケースで考えてみよう。1万円の原資産が翌日10%下落して9000円になった場合、FXのようなポジションを2倍にする商品では2万円↓1万8000円になる。翌々日原資産9000円が11 ・1%上がると1万円に戻り、ポジション2倍は1万8000円↓2万円になる。

ところが値動きの2倍では原資産が10%下落すると1万円に対して20%下落するので8000円になり、次に22・2%上昇しても9776円までしか戻らない。その結果、カイ離が生じるわけだ。

その点「日経プラス5倍トラッカー」と「日経マイナス3倍トラッカー」は、日経平均の値幅(変動幅)の5倍またはマイナス3倍にほぼ連動するのでカイ離がほとんどない。しかも、「自動ロスカット機能が付いているので追い証がありません。前段階として2円まで下がると新規販売を止めて買い取りのみになり、その後2円を上回れば販売を再開します。1円を下回ると買い取り金額が1円以下で固定されて満期日まで変動しません」(小野田慎さん)。

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(画像=ネットマネー)

平日の9時から23時50分まで取引できて、手数料無料も魅力だ。ただし、販売価格と買取価格には差額があり、投資家が負担するコストとなる。

なおスタート時点の取扱証券会社は、SBI証券と楽天証券になる。