初めてクレジットカードを作ろうと思った場合、まずその「作り方」について理解する必要があるでしょう。

この記事では、初めてクレジットカードを作る人に向けて、申し込みに必要な書類や選び方の基準、未成年者や無職の人のクレジットカードの作り方などについて紹介します。

クレジットカードとはそもそも何?

クレジットカード,作り方
(画像=PIXTA)

クレジットカードとは、ショッピングなどの支払いを現金ではなく、後払いにできるカードです。店頭だけでなく、ネットショッピングや公共料金、税金の支払いなどにも利用できます。カードの種類によっては優待特典を受けることができたり、海外旅行保険などが付帯されたりするものもあります。

また、多くのクレジットカードには、年会費やサービスに影響する「ランク」があります。一般的な年会費無料のカードからゴールドカード、プラチナカードと段階を踏んでランクが上がっていきます。ランクに応じて年会費も高くなりますが、その分サービスや付帯保険の内容が向上します。

利用用途やライフスタイルに合わせたカードを選ぶようにしましょう。

クレジットカードの作り方は主に4つ

クレジットカードを作る方法は主に4つです。いくつか違いがあるので解説します。

・パソコンやスマホからできるオンライン申し込み

クレジットカードは、インターネットで24時間いつでも申し込むことができます。ほかの方法に比べて圧倒的に手間がかからないのが特徴です。

申し込み画面のガイドに沿って行えば、誰でも簡単に必要な情報を入力できます。オンライン申し込みに対してキャンペーンを行っているカードなどもあります。

専用ポイントや限定特典が付く場合もあるので、事前に確認してみてください。

・店頭での申し込み

申し込みから発行まで対応してもらえるのが店頭申し込みです。最大のメリットは、「即日発行」が可能な点です。

申し込み方法に不安のある人でも、店頭で担当者に直接相談できるので安心して申し込めます。オンラインで申し込みを済ませて、店頭でカードを受け取ることも可能です。むしろオンラインで申し込み、事前に審査結果を確認してから店頭に行くほうが無難でしょう。

・郵送による申し込み

郵送による申し込みも可能です。パソコンが苦手な人や、近くに店舗がない人にはメリットとなるでしょう。

郵送で申し込むには、まず資料を請求して申込書類の取り寄せから始めます。必要事項を記入して郵送すると審査が始まり、通過すればクレジットカードが入手できます。ただしカード発行までは3週間ほどかかるので、余裕をもって申し込みましょう。

・電話による申し込み

電話による申し込みでもクレジットカードを作ることができます。とはいえ、現在では電話申し込みに対応するカード会社はそれほど多くなく、受け付けていない場合もあります。

電話申し込みは、インターネットが利用できない人や、近くに店舗がない人向けの申し込み方法と言えるでしょう。

クレジットカードを作るために必要なもの

クレジットカードを作るために必要な書類がいくつかあります。1つずつ確認していきましょう。

・運転免許証などの本人確認書類

申し込みには、本人確認書類が必要です。次の書類が本人確認書類にあたります。

● 運転免許証のコピー
● パスポートのコピー
● 健康保険証のコピー
● 住民票の写し

これらの書類が用意できなければ、作成自体が難しいでしょう。一般的には運転免許証を本人確認書類として提出することが多いようです。

・代金を引き落とすための銀行口座

クレジットカードの利用代金は、銀行口座から自動で引き落とされるため、銀行口座が必要不可欠です。また、利用口座は自分名義である必要があります。

カード会社によっては銀行口座を指定する場合もあり、自分の口座が対象でない場合は新たに口座を開設する必要があるでしょう。

・カードを受け取るための住所

カードを受け取る際に指定する住所が本人確認書類のものと違う場合、カードを受け取ることはできません。受け取りに指定した住所が自分名義のものだと証明するためには、以下のような領収書が有効です。

● 公共料金の領収書
● 社会保険料の領収書
● 税金の領収書

これらは、発行から6ヵ月以内という条件がある場合が多いので注意しましょう。

・未成年者の場合は保護者の同意が必要

未成年者がクレジットカードを作る場合、必ず保護者の同意が必要です。何らかの収入がある場合でも、未成年者は親権者の同意がない限りカードは発行されません。親の同意を確認する方法としては、カード会社から保護者に電話確認することが一般的です。

無職の状態でクレジットカードを作る場合の作り方

無職でクレジットカードを作る場合の作り方についても確認しましょう。

・職業は「無職」とせず別の表現で記載

無職でクレジットカードを作る場合、職業欄には「無職」ではなく別の表現で記載することをおすすめします。なぜなら、審査は申し込み情報をベースに行われるため、無職と記入すると「収入が一切ない」と判断される場合があるからです。

職業欄を学生や専業主婦、自営業などにするだけでも審査に通りやすくなるでしょう。派遣会社に登録している場合には、派遣社員と記入しても間違いではありません。

派遣社員やパート、アルバイトなどはすべて有職者です。収入の大小にかかわらず、無職以外の表現で申し込んでみてください。

・キャッシング枠は0円で申請

クレジットカードの申込時には、キャッシング枠の設定も可能です。キャッシングとは、現金を借りることができる機能のことです。

無職の場合、キャッシング枠を0円としましょう。なぜなら、キャッシング枠を設定すると審査の難易度が上がってしまうからです。

キャッシング枠の利用限度額が高くなればなるほど貸し倒れのリスクが高くなるので、カード会社としても審査基準を厳しくせざるを得ないのでしょう。キャッシング枠が0円でもショッピングには一切影響はありません。

未成年者がクレジットカードを作る場合の作り方は?

未成年者がクレジットカードを作る場合の作り方についても見ていきましょう。

・大学生か社会人になってから申し込む

未成年者でクレジットカードを作れるのは、満18歳以上からです。18歳未満は、収入の有無にかかわらず作ることはできません。

一方、未成年者でカードを作れるのは大学生か社会人のいずれかです。満18歳以上でも、高校生は大学生か社会人になってから申し込みましょう。

・あらかじめ親権者の同意を得ておく

仮に収入が多くあったとしても、未成年者は親権者の同意なしで作成することはできません。未成年者は、事前に親権者の同意を得ることを忘れないようにしましょう。

大学生なら学生専用のカードがおすすめ

大学生は、問題なくクレジットカードの作成が可能です。20歳以上であれば親権者の同意も不要です。

大学生がカードを作る際は、学生専用クレジットカードをおすすめします。学生専用クレジットカードの特徴は、収入が少ないか全くない大学生でも発行しやすいことです。一般のカードに申し込むと、審査に通りにくい場合もあります。まずは学生向けのカードを検討してみましょう。

クレジットカードを作る際に注意すべきポイント

初心者がクレジットカードを作る際に注意すべき3つのポイントについて解説します。

・金利手数料が高いリボ払いは控える

クレジットカードは、「一括払い」か「2回までの分割払い」で利用した場合、金利手数料はかかりません。しかし支払い方法を「リボ払い」で設定すると金利手数料がかかります。

「一括払いのつもりでいたが、実はリボ払いだった」といったことがないように注意しましょう。

・複数社で同時に申し込まない

クレジットカードを複数社で同時に申し込むと、「不正利用の目的」や「お金に困窮している」とカード会社に疑われてしまい、審査に通りづらくなる可能性があります。複数枚作る必要がある場合は、1枚目の申し込みから「1ヵ月以上」の期間を取り、次のカードを申し込むようにしましょう。

・審査の厳しいカードは対象から外す

審査が厳しいとされるカードは、対象から外しましょう。例えばゴールドカードやブラックカードなどは、信用に関する審査基準が厳しい可能性があります。

最初から入会審査が厳しいカードを選ぶのは得策とは言えません。

クレジットカードを選ぶ際の2つの基準

クレジットカードを作る際の基準についても確認しておきましょう。

・最初は年会費が永年無料のカードを選ぶ

クレジットカードには、年会費が無料のものと有料のものとがあります。コンビニやネットショッピングなどでの利用が目的なら、年会費無料のカードを選ぶことをおすすめします。

一方、年会費が有料の場合、海外旅行の保険や空港ラウンジ無料サービスなどが付帯することが多くなっています。海外旅行に行く予定がなければ、基本的には有料のカードを選ぶ必要はありません。

・ポイントの還元率が1%以上

クレジットカードを作る際は、ポイント還元率も重要な基準となります。カードで支払った金額に対して一定のポイントが付与され、その還元の割合をポイント還元率と呼びます。

これからカードを作るのであれば、ポイント還元率は「1%以上」を選ぶことをおすすめします。1%以上であれば100円を支払うごとに1ポイントが貯まるので、年間通して見ればかなり大きな数字となるでしょう。

クレジットカードはいつ引き落とされる?

クレジットカードの引き落とし日は、カード会社ごとに異なります。一般的には、翌月10日や翌月26~27日あたりを設定しているカード会社が多いようです。

引き落とし日が土日祝日となる場合は、自動的に翌営業日が引き落とし日となります。引き落としの時間も会社ごとに異なっており、深夜や早朝としている会社もあるようです。

詳細を知りたい人は、各カード会社が用意するサポートデスクに問い合わせることをおすすめします。

クレジットカードの4つの国際ブランド

クレジットカードには、4つの主要ブランドがあります。4つとは以下のとおりです。

● JCB
● VISA
● Mastercard
● AmericanExpress

これらのブランドは世界シェア率が高く、利用できる店が多いことが特徴です。特にこだわりのない人は、「VISA」か「Mastercard」のどちらかを選んでおくとよいでしょう。

国際ブランドごとの違いを詳しく知りたい人は、各社の公式ホームページを参考にしてみてください。

作り方を知って自分にあったクレジットカードを

クレジットカードをこれから作るという人は、手軽に行えるオンライン申し込みがおすすめです。カード会社によっては、オンライン申し込みに関するキャンペーンを実施していたり、お得な特典を受けたりすることできます。

ただし一度に多くの申し込みをしたり、内容を確認することなく年会費が有料のカードを申し込んでしまったりするなど、知らぬ間に損をすることがないように注意しましょう。

クレジットカードを作るにあたっては、家計状況や返済能力などをしっかり考慮することが重要です。そのうえで、自分にとって最適なクレジットカードを選択するとよいでしょう。