カードローン,リボ払い
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6月の株主優待銘柄は数が多く、優待内容も魅力的。でも夏枯れ相場の真っ参院選が実施されるため、いつ売買するかの投資タイミングの判断が重要になります。

また、6月でしか優待品が得られない企業があることも知っておきましょう。

4番目に権利確定の多い6月優待は予算決めから

約100銘柄もある6月の株主優待銘柄は含み益があれば売却も

6月の株主優待銘柄は食品系を中心に約100銘柄あります。3月、9月、12月に次いで4番目に優待銘柄が多い月なのです。

この中には、6月に本決算を迎える企業、12月が本決算で6月は中間決算という企業もあります。たとえばサニーサイドアップ(2180)、一正蒲鉾(2904)、イデアインターナショナル(3140)は6月が本決算で、株主優待品も6月期末のみもらえます。フジオフードシステム(2752)、ペッパーフードサービス(3053)は12月が本決算で、優待は12月の期末と6月の中間期末の2回もらえます。

今年は5月26〜27日にG7(主要7カ国)伊勢志摩サミット(首脳会議)、7月に参議院選挙が予定されています。

消費税引き上げ見送りとの一部の見方も真実味を帯びてきました。また、夏場は外国人投資家がバカンスに入るので、夏枯れ傾向が強まる時期です。さらに、ここ数年の株式相場は夏場、海外の出来事の影響を受けて大きく下がる傾向があります。優待銘柄は国内市場をターゲットにした中小型株が多いため、海外の投資家が売買の対象とする大型株ほどの大きな影響は受けないはずですが、購入前には過去の値動きをしっかりチェックしておきましょう。

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そのことを踏まえて優待銘柄の売買の仕方も、夏場の下落を想定した工夫が必要となります。まず、株主優待が6月のみの銘柄の場合、6月27日に権利を得たら株価の状況を見て、含み益があるようなら売って利益確定することも考えましょう。そのまま保有を続けて、含み損が出ることを避けるためです。

一方、株主優待が6月と12月にもらえる銘柄は、購入を検討しているとき、株価が高めと感じたら6月は見送り、その後の下落したタイミングで買って、12月の優待を得るという作戦もありそうですね。

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6月の定番優待銘柄、マクドナルドHDとカゴメを見送った理由

実は6月の優待銘柄には、日本マクドナルドホールディングス(2702)とカゴメ(2811)という定番銘柄がありますが、左の「まる子のおすすめ!」の銘柄には入れませんでした。

日本マクドナルドホールディングスのほうは、最低投資金額が26万円台(4月末現在)で、優待もバーガー類、サイドメニュー、飲物の3種類の商品の無料引換券シートが6枚もらえるという魅力的な内容です。

ただ業績が不安です。2015年12月期の売上高は、前期の実績を大きく下回り、本業の儲けを表す営業利益は上場以来初めて、2年連続の赤字となりました。会社の説明では2016年12月期は回復に向かうということですが、購入には慎重な判断が求められそうです。会社側の業績不振に対する優待についての判断は現時点ではわかりませんが、過去には業績が悪化したことが原因で、優待内容が縮小されたり、廃止された銘柄の例もあります。

カゴメは業績にも問題はなく、最低投資金額は23万円台(4月末現在)です。でも、優待品が1000円相当の食品やジュースなどの自社商品の詰め合わせなので、優待利回りは0.4%程度(6月と12月の合計)となり物足りない感じがします。このように銘柄選びでは、週去の業績や今期の見通し、優待利回りなども考慮する必要があります。とはいえ、魅力的な優待銘柄が多い6月は優待生活を楽しむチャンスなので、ぜひトライしてみましょう。

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主婦まる子
東京都在住。株式総会巡りが趣味のアクティブ派。幅広いジャンルから優待銘柄を選んで投資し、株主総会のお土産品や株主優待情報を日々ブログで紹介している。生活に根ざしたコメントが秀逸。