自身が持つクレジットカードの有効期限を確認したことはありますか?

「クレジットカードにはなぜ有効期限があるの?」「クレジットカードの有効期限が迫ってきたら、どうやって更新すればいい?」と疑問を感じている人もいるでしょう。

カードの表面を見ると分かるように、クレジットカードには有効期限が書かれています。期限が近づいてきたら気をつけるべきことや、クレジットカードが更新されたらすべきこと、期限を過ぎたらどうなるのかなどを知っておけば、有効期限が迫っても慌てる必要はありません。

この記事は、クレジットカードに設定された有効期限について詳しく解説します。

クレジットカードの有効期限が切れたらどうなる?

クレジットカード有効期限
(画像=PIXTA)

クレジットカードの有効期限が切れると、具体的にどうなるのでしょうか。以下で詳しく解説していきます。

・カードは使えなくなる

クレジットカードの有効期限が切れると、買い物の際にカードが使えなくなります。人によっては、有効期限を過ぎていることに気づかずにカードを使おうとして、使えないことで初めて有効期限切れに気づくこともあるでしょう。

・公共料金は自動で更新される

クレジットカードの有効期限は、基本的に何の問題もなければカード会社が更新して、新しいカードを発行します。有効期限が更新されてもカード番号に変更はないので、水道や光熱費、税金など公共料金の支払い用に登録しているカード情報を自分で変更する必要はありません。

・ネットショッピングは再登録が必要

ネットショップを利用する場合、支払い方法を登録しておく人が多いでしょう。クレジットカードの有効期限が切れてカードが更新されると、番号は変わりませんが、支払いに必要なセキュリティコードが変更になります。

そのため、有効期限が切れて新しくカードが発行されたときには、ネットショップの支払い方法として登録したカードの情報を変更する必要があります。

クレジットカードの有効期限はなぜ必要?

クレジットカードに有効期限が設けられているのには、主に2つの理由があります。

・老朽化を防ぐ

クレジットカードの多くはプラスチック製なので、時間が経てば老朽化します。重要な情報が詰まっているカードなので、カード本体はもちろん、ICチップや磁気部分などの劣化も防がなければなりません。

・セキュリティ対策

クレジットカードの有効期限がきたタイミングで新しいカードに更新すると、有効期限も更新され、セキュリティコードが変更されます。前述したように、ネットショップの利用にはあらためてセキュリティコードを含めたカード情報を登録し直す必要があります。公共料金については、ほぼ自動的に支払いの引き落としにかかわる情報が更新されます。

クレジットカードが更新されると防犯機能もアップデートされるので、有効期限のタイミングでカードを更新することは、セキュリティ面を強化するうえでも非常に重要な役割をもっていると言えるでしょう。

クレジットカードの有効期限の確認方法

クレジットカードの有効期限は、クレジットカードの表面に記載されていることがほとんどです。海外の表記で「月/年」の順で印字されているので、例えば「11/20」と表記されている場合は、「2020年11月」の末日が有効期限となります。年は西暦の下2桁が表示されています。

クレジットカードの有効期限は何年?

クレジットカードの有効期限は、一般的には3~5年程度とされています。カードの利用状況がよく、カード会社の信用を得られれば、期限を長く設定してもらえることもあります。逆に利用状況があまりよくなく、カード会社の信用を得られないと短く設定されてしまうこともあるようです。新規に契約したカードの場合は、有効期限を1年に設定していることが大半です。

カード会社やカードのブランドによっても異なるので、事前に券面の表記をきちんと確認しておきましょう。

クレジットカードの有効期限が近づいたらすべきこと

クレジットカードの有効期限が近づいたときのために、知っておきたいことは以下の2点です。

・基本的にはカード会社から連絡がくる

クレジットカードの有効期限は、基本的にはカード会社が自動的に更新します。有効期限が切れる前に、余裕をもって期限の1ヵ月前には更新されたカードが届くようになっているので、有効期限が近づいたからといって自分からアクションを起こす必要はありません。

更新に際して、新たに書類の提示を求められたり、カード会社から更新に必要な手続きを求められたりした場合には、放置せずに必ず対応しましょう。

・長期不在の場合は事前に確認

クレジットカードは海外では重要な身分証明にもなるので、海外赴任や留学などで有効期限の半年前から日本にいないというような場合、海外滞在中に有効期限が切れると不便です。

海外ではなくとも、カードの切り替えタイミングで不在にしていると、更新したカードを受け取れない可能性もあります。有効期限の切り替えタイミングで不在になることが分かっているときは、事前に更新可能かどうかカード会社に確認してみましょう。

クレジットカードの有効期限が更新されたらすべきこと

クレジットカードの有効期限が更新され、新しいカードが届いたら、新たにカードを使い始めるために必要な作業があります。

・古いカードにハサミを入れる

古いカードは、ハサミでカットしましょう。プラスチック用のシュレッダーがあればなおよいですが、ハサミでも十分カットできます。使えなくなったとはいえ、カード番号は貴重な個人情報なので、ハサミを入れて番号が分からないようにしてから捨てるのがベストです。古いカードを持ち歩いていて、いざというときに使えないという事態を防ぐこともできます。

・利用条件を再確認する

カードが更新されたら、利用条件を再度確認しておきましょう。これまでのカード利用状況が良好である場合、利用可能金額の上限が引き上げられていたり、リボ払いの金利に違いがあったりすることもあります。カードのセキュリティ機能も更新され、新たにサービスが付与されている可能性もあります。

逆に、これまでのカード利用状況があまりよくなかった場合は、利用可能金額の上限が下げられていたり、有効期限が短く設定されていたりすることがあるので注意が必要です。

・新しいカードに署名する

クレジットカードを利用するときには、必ず裏面に署名を入れた状態で使います。署名がないと、万が一のときに紛失・盗難補償が適用されないこともあるので必ず油性ペンなどで署名しておきましょう。

・自動引き落としの支払い情報を確認する

公共料金の自動引き落としは、基本的にカード情報が更新されると自動で更新されるようになっています。しかし念のため、きちんと新しい情報に更新されているか確認しておきましょう。前述のとおり、ネットショッピングの支払いにカードを利用している場合、自動で情報が更新されることがないので自分で変更しておく必要があります。

クレジットカードが更新されない理由とは?

クレジットカードの有効期限が近づくと、基本的にはカード会社が自動で更新して新しいカードを送ってくれます。しかし場合によっては自動更新されず、有効期限を過ぎてしまってカードが使えなくなることがあります。

これは、カード利用に何らかの不備があってカード会社が更新を見送ったということです。残念ながら、更新が止まったとしても、その理由を教えてもらうことはできません。

考えられる理由としては、引き落としの際に残高不足などで支払いが滞ることが多かったり、会員としての条件が合わなくなったりしたことが推測されます。利用額が少なかったというだけでも更新されないことがあります。

自動更新されないということは、カード会社からの信用を失ったのと同じことになるので、同じカードの新規作成はもちろんのこと、ほかのカード会社の新規申し込みもできなくなる可能性があるので注意しましょう。

クレジットカードが更新されない場合の対処法:その1

クレジットカードが更新されなかったときの対処法の一つとして、あらためて審査に通りやすいカードを作成するという方法があります。

クレジットカードを作成する際、基本的には審査が不要ということはありません。一度更新を止められている以上、審査に通過しにくくなっている可能性が高いでしょう。

しかし利用限度額を低めに設定するなど条件を抑えれば、審査に通りやすくなる可能性があります。また銀行などの審査が厳しいとされる金融機関よりも、楽天カードやエポスカードといった民間の金融機関が提供するクレジットカードのほうが比較的審査が通りやすいようです。

クレジットカードが更新されない場合の対処法:その2

クレジットカードが更新されなかったときの対処法のもう一つは、デビットカードを発行することです。デビットカードは、一時的にお金を借りるクレジットカードと異なり、銀行口座と連携して残高からカードを通じて支払うことができるカードで、使い方自体はクレジットカードと同じようなものです。

銀行口座にある残高の分しか使うことができないので、クレジットカードのように使いすぎる心配はありません。そのため、デビットカードは審査なしで発行することができます。

クレジットカードの有効期限に気をつけよう

クレジットカードの有効期限が近づいたときや、過ぎてしまったときに、必要な手続きや注意点を解説しました。

基本的に、クレジットカードは自動更新されるので、自分で手続きをする必要はありません。とはいえ、カード情報が更新された後にすべきこともあります。万が一自動更新がされなかったときは、対処が必要になります。

有効期限が近づいてきた際に、カードが更新されてもされなくても、柔軟に対処できるように正しい知識をもっておきましょう。