フリーターは、正社員よりも勤続年数が短く、年収が低い傾向にあるため、カードローンの審査を通過するのは不可能と考えている人も多いのではないでしょうか。

申込者の年収や勤続年数に問題があると、カードローンの審査に通過しづらくなることは事実ですが、フリーターが必ず審査に落ちるわけではありません。フリーターでも審査に通る方法はあるのです。

この記事では、カードローンでお金を借りたいと考えているフリーターに向けて、審査に通るコツや対策など解説します。

カードローンはフリーターでも利用可能

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(画像=PIXTA)

結論から言うと、フリーターでもカードローンを利用することができます。なぜなら、多くのカードローンの申し込みは「継続安定した収入があること」を要件としており、年収や月収の金額を明確に定めてはいないからです。

フリーターとはいっても、働いてさえいれば月によって収入の増減はあるものの、継続した収入がある人が多いでしょう。よって、フリーターでもカードローンを利用することができるのです。

フリーターはカードローン会社の評価が低い?

「フリーター」と一言でいっても、人によって年収や勤続年数などに大きな差があるでしょう。しかしながら、カードローン会社のフリーターに対しての評価は決して高くはありません。

個人に対するカードローン審査では、「本人に安定収入があるかどうか」を特に重要視しています。この点だけを見ると、やはりフリーターは正社員と比べると安定性に欠けると言わざる得ません。

前提として、フリーターはカードローン会社からの評価が高くないことを認識しておきましょう。

カードローンで審査される4項目とは

フリーターがカードローンの審査時に見られる項目について確認しておきましょう。

・年齢が20歳以上か

フリーターだけではなく、融資を受けたい人はすべて「20歳以上」であることが必須条件です。そもそも未成年者は単独で契約することができません。

未成年者が単独で契約した場合、「一方的に解約できる」ことが法律で定められています。フリーターかつ未成年者は、20歳以上になってからカードローンに申し込みましょう。

・毎月の安定収入の有無

カードローンの審査では、毎月の安定収入があるかどうかをチェックされます。毎月1回以上の安定した収入がない状態で審査に通ることはほぼないと言ってよいでしょう。

ただし、カードローンの審査では収入が高いか低いかはあまり見られないため、フリーターでも審査通過を目指すことは可能です。

・勤続年数

カードローンに申し込む際は、今働いている会社での勤続年数も審査対象になります。勤続年数は、長ければ長いほど審査は有利に働くようです。

現時点で勤続年数が短い人は、審査が不利になる可能性も認識しておきましょう。

・家族構成や住まいに関する情報

家族構成や住まいも審査の対象となります。未婚や既婚、扶養家族の有無なども同様で、毎月のお金に余裕があるように見られやすい未婚のほうが有利となる傾向にあります。

また住んでいる家が持ち家か賃貸かによっても審査に影響があります。家賃や住宅ローンの有無やその額も、審査に影響があると思って間違いないでしょう。

フリーターがカードローン審査に通るコツ

カードローンの審査に通るには、カードローン会社の審査基準を満たす必要があります。どのようにすればフリーターでも審査に通りやすくなるのか、そのコツを見ていきましょう。

・年収や勤続年数を正しく申告

カードローンの審査に通過できるかどうか不安だからといって、年収や勤務先、勤続年数などを詐称するのは絶対にやめましょう。虚偽の申請をしてもカードローン会社に必ずバレてしまいます。

悪意のあるうそだと判断された場合、最悪のケースでは詐欺罪で逮捕される可能性もあります。必ず正しい情報を申告するようにしましょう。

・あらかじめ収入証明書類を用意する

カードローンの申込時には、収入証明書を用意しておくことをおすすめします。多くのカードローンでは、50万円以下の限度額で申し込む場合、収入証明書の提出は不要です。

フリーターの場合、正社員に比べて収入に関する調査に時間がかかります。よって収入を証明できる書類などを準備して申込時に提出すれば、「安定収入」を早く示せることになるのです。

・返済比率を20%以下に設定

返済比率とは、ローンの年間返済額を年収で割った比率のことです。フリーターの場合、返済比率を「20%以下」にすることで審査が通りやすくなる可能性があります。

正社員に比べると、フリーターは審査が厳しいことから、申し込みの際にはできるだけ返済比率を下げるのが無難でしょう。

・最低でも1年以上の勤務実績をつくる

フリーターがカードローンの審査を受ける場合、現在の職場での勤務実績を最低でも1年はつくるようにしましょう。ただし、通算での勤務実績はこれに当たりません。あくまでも1ヵ所の勤務先で勤務した実績が指標となります。

・信用情報に傷がつくようなことはしない

カードローン審査を受けるうえで、信用情報に傷をつけないことも重要です。審査では、カードローン会社が申込者の信用情報を必ず確認します。

そのため、信用情報機関の情報によっては、審査に落ちる可能性があるのです。特に「異動情報」があると基本的に審査に通ることはないでしょう。

異動情報とは金融事故情報のことで、過去に申込者がローンの支払いなどを滞納すると、ローン債権が保証会社に異動されることから、このように呼ばれています。

過去に金融機関に対して金銭的な被害を与えた事実があれば、カードローン会社としても審査に通すわけにはいかないので、信用情報に傷をつけないようにしましょう。

フリーターのカードローン平均融資額は?

フリーターのカードローン平均融資額は30万円〜50万円程度です。勤続年数や年収によっては借りられる金額も多くなる傾向にあります。

カードローンで借り入れできるのは、原則年収の3分の1なので、年収180万円であれば、最高60万円まで融資を受けることが可能です。

フリーターが返済不能にならないための対策

フリーターは、正社員に比べると収入が低い傾向にあるため、カードローンの返済に苦しんでしまうというリスクが考えられます。そこで、返済不能になるリスクを軽減するための対策について見ていきましょう。

・上限金利が低いカードローン会社を選択

まず、上限金利が低いカードローンを選びましょう。なぜなら、最初の契約時には上限金利が適用される傾向にあるからです。

申込者がきちんと返済できる人かどうかを見極めるために、契約時には上限金利が適用される場合が多いのです。上限金利の低いカードローンを選べば、完済までに支払う利息を抑えることができます。

・借金の返済のために借り入れをしない

借金の返済のためにカードローンを利用するのは控えましょう。借金を借金で返すことを続けてしまうと、いずれは借金が膨らんで返済できなくなるからです。

返済不能になると、任意整理や自己破産といった手続きを検討しなければなりません。借金は、借りたお金からではなく、毎月の収入から返済できるようにしましょう。

・必要分だけの借り入れを徹底

借りるとしても、必要最低限のお金だけを借りるようにしましょう。借り入れ癖がつくと、返済可能な金額以上のお金を借りてしまうようになるからです。

借り入れ当初はしっかりと返済計画を立てていたとしても、借り入れに慣れてしまうと安易にカードローンを利用するようになります。そうすると利息が膨らみ、いつの間にか返済できないほどの借金をしてしまっている状態に陥ってしまうので注意が必要です。

・綿密な返済計画を立てる

申し込み前には、返済計画を必ず立てましょう。返済計画を立てることで、毎月どのくらいのお金なら返済できるかを事前に認識することになり、返済不能にも陥りにくくなります。

各カードローン会社の公式サイトで返済シミュレーションを実施することもおすすめです。自分の返済能力を超えてお金を借りることがないようにしましょう。

日雇いや短期バイトは審査に通りにくい

日雇いや短期のアルバイトで収入を得ている人は、カードローンの審査に通りにくい傾向にあると言えます。なぜなら、日雇いや短期のアルバイトは、シフト制のアルバイトに比べて収入が不安定と判断される可能性が高いからです。つまり、急に仕事がなくなれば収入がなくなり、返済が滞る危険性があると認識されてしまうわけです。

カードローン会社は審査時に、申込者の本人確認のため、職場に在籍確認の電話をかけます。日雇いや短期のアルバイトの場合、職場が日によって変わることもあり、申込者の本人確認を取りにくいのが審査に影響することになります。

カードローンに申し込むのであれば、安定した収入が得られ、在籍確認がとりやすいシフト制のアルバイトに就くことをおすすめします。

フリーターでも即日融資は可能

フリーターでも即日融資を受けることは可能です。即日で借り入れできるおすすめのカードローンの条件は、以下のとおりです。

● 審査期間が短い
● 審査に通りやすい傾向にある
● 複数の勤務先で得た収入を合算できる

これらの条件をクリアできるカードローンを選ぶことで、即日で融資を受けられる可能性が高まります。特に合算収入で申請できることは大きなポイントとなるでしょう。

申込時に複数の勤務先があることを伝えると、在籍確認についても配慮してもらいやすくなります。

たとえ高収入でも必ず審査に通るとは限らない

正社員よりも稼いでいるからといっても、必ず審査に通るとは限りません。収入が一時的に多かったとしても、フリータ―の場合は永続的なものかどうかの確証が得られないからです。

この点がカードローンの利用を検討するうえでのフリーターの弱点とも言えるでしょう。カードローン会社が個人を審査する際に重要視するのは「継続した安定収入」で、一次的な収入の高さよりも長期間続く収入のほうが信用できるということなのです。

このように、正社員より稼いでいたとしても審査に落ちる可能性があることを認識しておきましょう。

カードローン審査には安定収入が大きく影響する

この記事では、フリーターがカードローンでお金を借りるコツや審査の対策などについて解説しました。フリーターでも、継続した安定収入があればカードローンを利用できることが理解できたのではないでしょうか。

審査通過のコツをしっかりと押さえ、カードローン会社の選択を間違えずにその会社に合った対策を行えば、借り入れできる可能性が大きく高まるでしょう。