数あるカードローン商品の中でも、メガバンクのブランド力と口座不要の手軽さで人気を得ているのが、三菱UFJ銀行のカードローン「バンクイック」です。実際にお金を借りるにあたって重要なポイントは金利の低さです。今回は、バンクイックの金利を詳しく解説していきます。

三菱UFJのカードローン「バンクイック」とは

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(画像=PIXTA)

三菱UFJ銀行のバンクイックはどのようなカードローンなのでしょうか。最初に特徴を解説します。

・メガバンクだからこその安心感

バンクイックの魅力は、なんといってもメガバンクの一つである三菱UFJ銀行が提供している点にあります。金利は年1.8%~年14.6%と、消費者金融のキャッシングの上限金利である年18%と比較して、低いことも魅力です。

・銀行の中では審査が早い

バンクイックは金利が低いにもかかわらず、一般的な銀行カードローンよりも審査が早いといわれています。 ただ、バンクイックも最短翌日が審査回答となる為、消費者金融よりも時間を要します。

・ATMが全国各地にあるので便利

カードローン会社の店舗数が少ない場合、近所に直営のATMがないと手数料がかかる提携ATMを利用しなければいけません。その点、メガバンクである三菱UFJ銀行ならば、全国各地のATMを無料で利用できるため返済や借り入れが気軽にできます。

三菱UFJ銀行カードローン バンクイック

バンクイックの金利を他社と比較

バンクイックと代表的なカードローン会社の金利を比べると、以下のようになります。金利は低ければ低いほど、同条件下で最終的な支払い利息が少なくなるため重要な指標となります。特に長期間や大きな金額を借りる場合は注意しましょう。

 バンクイック  年1.8%~年14.6%
 アコム  年3.0%~年18.0%
 プロミス  年4.5%~年17.8%
 アイフル  年3.0%~年18.0%

バンクイックは銀行が直接取り扱う商品のため、比較対象の3社と違って上限金利が低く設定されています。

初めての利用では上限金利が適用されることがほとんどのため、金利を比較する際は基本的に上限金利で比較しましょう。一般的に、下限金利は何度も利用して信頼を積み重ねたうえで、限度額の上限近くまで借り入れをしたときに適応されます。

バンクイックの金利の特徴

バンクイックの金利は「変動金利」となっています。変動金利とは、市場の変動にあわせて商品の金利を一定期間ごとに見直す方式です。契約後に市場金利が上昇すると、定期的に見直す際に借入利率も上がることになります。逆に市場金利が下降すれば、借入利率も下がります。

2020年6月現在のバンクイックの金利は、以下のように限度額に応じて決まっています。

 10万円以上100万円以下  年13.6%~年14.6%
 100万円超200万円以下  年10.6%~年13.6%
 200万円超300万円以下  年7.6%~年10.6%
 300万円超400万円以下  年6.1%~年7.6%
 400万円超500万円以下  年1.8%~年6.1%

三菱UFJ銀行カードローン バンクイック

バンクイックの金利を下げる方法

実際にかかる金利は審査結果によって決められ、一度決まった金利は市場の変動がない限り変更されません。しかし、1つだけ金利を引下げる方法があります。それは「増額」です。

増額といっても借入金額を増やすわけではなく、カードローンの限度額を増やす手続きのことです。三菱UFJ銀行カードローン・バンクイックの金利は、限度額によって決まっています。仮に100万円の限度額が増額で200万円になったとしても、借入金額を増やす必要はありません。

それでは、どうしたら限度額を増額できるのでしょうか。それは、増額審査を受けることです。審査内容は新規申込時とほぼ同じですが、限度額が増える分、審査に通過するためのハードルは上がります。

増額するための審査のポイント

ハードルの高い増額審査に通過するにはどうしたらよいのでしょうか。少しでも金利を下げるために、ポイントをチェックしてみましょう。

・最低半年以上利用する
・三菱UFJ銀行側から増額案内の連絡が来るのを待つ
・返済を延滞しない
・十分な返済実績を重ねる
・年収の増加や他社借り入れの完済など、返済能力に余裕ができたタイミングで申し込む

増額審査において特に重要になるポイントは、「十分な返済能力があり、誠実に返済してもらえそうかどうか」という点を三菱UFJ銀行にアピールすることです。そのため、これらのポイントをいくつか満たすことができれば、増額審査に通過する可能性は高いと言えるでしょう。

バンクイック独自の「テレビ窓口」

バンクイックにはいくつかの申し込み方法がありますが、申し込みから融資までのスピードの速さならば「テレビ窓口」が最速です。

平日15時以降や土日祝日も利用できるので、平日は仕事でなかなか窓口に足を運べないという人でも手軽に利用できます。審査には運転免許証などの証明書や勤務先の情報、収入証明書(50万円以上の利用限度額を希望する場合)が必要ですが、審査さえ通過すれば翌営業日には窓口ですぐにカードを受け取って利用することが可能です。

審査結果は、申し込み後にメールか電話で受け取ることができます。申し込み方法はほかに、24時間受付をしているインターネット、電話などがあります。

バンクイックのメリット

これまでに紹介してきた以外の、バンクイックのメリットをまとめて紹介します。

・ATMの手数料面でもお得

提携ATMや銀行振り込みを利用すると、手数料が発生する場合があります。こまめに返済するほど手数料は負担になってしまいます。借り入れも同様に手数料がかかるので、どこでも便利に利用したい人は手数料を必ずチェックしましょう。バンクイックを利用すれば、三菱UFJ銀行ATMと提携ATMのすべてで借り入れと返済ともに手数料が無料です。

・銀行では審査時間が短い

カードローンは基本的に、無担保でありながら、必要書類が少なく早く借りられることがメリットです。銀行カードローンは、銀行に義務付けられている「警察庁の反社会勢力データーベース」の照会結果が最短でも翌営業日までかかるため、即日融資は不可となっています。

即日融資が可能な消費者金融と比較すると審査時間は劣りますが、バンクイックは銀行カードローンの中では審査スピードに定評があります。

・消費者金融とほぼ同等の融資限度額

バンクイックの融資限度額は、消費者金融のプロミスと同額の最大500万円です。いきなり500万円を借りることはできないものの、利用するうちに条件によっては最高額まで借りられる可能性もあります。

バンクイックのデメリット

お金を借りるにあたっては、慎重に準備をしておくにこしたことはありません。バンクイックについても、借り入れをする前にデメリットをしっかりと理解しておきましょう。

・消費者金融より返済が不便

借り入れをすると利息が発生するため、少しでも早く返済することがお得に利用するコツです。そのためには、返済のしやすさもカードローンを選ぶ際の大切なポイントになります。三菱UFJ銀行のATMは決して数が少ないわけではないものの、提携先銀行ATMでも利用できるプロミスやアコムと比較すると少し劣ります。

・無利息期間キャンペーンはなし

消費者金融系のカードローンでは、初めてキャッシングする人に向けた無利息キャンペーンを実施しています。無利息サービスをうまく活用できれば利息を格段に抑えることができますが、残念ながらバンクイックにこのサービスはありません。

ただし、借り入れが長期化するのであれば、金利の低い銀行カードローンのほうがお得に利用できる可能性が高くなってきます。借り入れする前に、無利息期間サービスも考慮して返済シミュレーションを行ってみましょう。

バンクイックに向いている人とは?

ここまでに紹介してきたバンクイックの特徴を踏まえて、どんな人に向いているのかをまとめてみました。

・金利の低さを最優先に考えている
・比較的長期で返済したい
・提携コンビニのATMも無料で利用したい
・収入は安定しているが、正社員ではない
・返済額をできるだけ少なく設定したい
・毎月の返済日を好きな日で設定したい
・三菱UFJ銀行の預金口座を持っている

これらの条件に当てはまるようでしたら、三菱UFJ銀行のバンクイックを借入先に選んでみることをおすすめします。

バンクイックの審査は厳しいのか

銀行カードローンは、他社に比べて審査が厳しいイメージですが、バンクイックもやはり審査は厳しいのでしょうか。確かに、三菱UFJ銀行の多目的ローンは地銀や信用金庫のフリーローンに比べて高い審査難易度が設けられていますが、バンクイックだけは例外となっています。

とはいえ、カードローンの審査基準は非公開なので、具体的にどれほど審査が厳しいのかは分かりません。参考までに、申し込み対象者を確認してみましょう。

・年齢が満20歳以上65歳未満の国内に居住する個人
・原則安定した収入がある人
・保証会社(アコム㈱)の保証を受けられる人
※外国人の場合、永住許可を受けている人

これは申し込みの最低条件になり、消費者金融の審査と比較すれば厳しい内容ではあるものの、大手銀行としてはかなり寛容とも言えます。これらの条件をクリアしている人であれば、バンクイックの申し込みを検討してはいかがでしょうか。

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