クレジットカードを新しく申し込む際に、最も気になるポイントの一つが還元率。

一般的に還元率は0.5%で設定されていることが多くなっています。つまりクレジットカードで1,000円の買い物をすれば50円が戻ってくるという計算になります。還元率0.5%よりも高いクレジットカードを選べば、買い物をよりお得に楽しめるというわけです。

しかし、数多くのクレジットカードがあるなかで、還元率だけを基準に選んでも、生活スタイルにあっていなければ、自分にとって本当にいいクレジットカードとは言えないかもしれません。

この記事では、還元率の高いカード中心に13種類ピックアップし、ひと目でわかるようにまとめました。自分の生活スタイルにあったクレジットカードを探してみてください。

2020年高還元率のクレジットカードは?

クレジットカード有効期限
(画像=PIXTA)

新しいクレジットカードが発行されたり、これまで使われていたカードもサービスが終了したりと、クレジットカード業界は日々、目まぐるしく変化しています。

新たにポイントが貯められるようになるなどサービスが追加されることもあり、どのクレジットカードがお得なのかも変化していきます。2020年はどんなカードが人気を集めたのか、Yahoo!JAPANファイナンスのランキングを参考にまとめました。

初心者にぴったり!高還元率のクレジットカード3選

初心者でもつかいやすく、且つ還元率の高いクレジットカード3つを厳選しました。

ヤフーカード

年会費が永年無料で、審査も2分ほどで完了するため、初心者につかいやすいカードです。提携店舗数の多いTカードとしても利用することができるのが魅力です。

通常還元率は1%ですが、LOHACOやYahoo!ショッピングでの利用でTポイント2ポイント、さらにPayPayボーナスライトが1%たまるしくみになっています。たまったポイントが使える先もTポイント提携先やYahoo!JAPANと幅広いので満足度は高いといえるでしょう。PayPay残高にチャージすることもできるので、PayPayのQRコード決済にも対応できます。

楽天カード

楽天はECプラットフォーム楽天市場以外にも様々なネットサービスを展開しているため、Tポイント同様ポイントを貯められる機会が多いです。こちらも年会費は無料で、新規入会で5,000ポイントを進呈するキャンペーンもたびたびおこなわれています。

ポイント還元率は通常1%ですが、楽天市場で利用すれば3倍、楽天ダイニング加盟店や楽天トラベルで利用すれば2倍になる点も魅力です。たまったポイントは楽天ポイントだけでなくANAマイル交換や楽天Edyチャージ、キャッシュバックなど幅広く活用できます。

リクルートカード

年会費が無料にもかかわらず還元率1.2%を誇るリクルートカード。リクルートのネットサービスであるHOTPEPPER Beautyやじゃらん、ポンパレモールの利用で、最高ポイント還元が4.2%という魅力的なサービスもあります。

たまったポイントはPontaポイントに交換できるので、ローソンや高島屋などのコンビニ・百貨店、ドラッグストアやファーストフード店やレストランその他全国展開している各種店舗で利用可能です。

ポイントの用途重視!高還元率のクレジットカード2選

ポイントの使い方に注目した、高還元率のカードは以下の2社です。

イオンカードセレクト

還元率は0.5~1.33%。全国のイオン、イオンモール、ダイエー、マックスバリュなどイオングループの対象店舗ではポイントはいつも2倍の1%になります。オートチャージや公共料金の支払いで利用すれば、WAONポイントもたまります。

イオン銀行を利用している場合は、イオン銀行ATMと提携ATMでの入出金手数料が0円になるところも見逃せないポイントです。

エポスゴールドカード

還元率は0.5~1.25%。年会費は通常5,000円ですが、年間50万円以上の利用で翌年以降永年無料になります。そのうえ、年間50万円以上の利用で2,500ポイント、年間100万円以上の利用なら10,000ポイントの加算が受けられます。

提携店舗はVISA加盟店と幅広い対象である点も魅力です。ポイントアップショップ「たまるマーケット」を経由して買い物することで、ポイントが5~30倍にアップする可能性もあります。

交通系ICと使ってお得!高還元率のクレジットカード2選

交通系ICと組み合わせて使いたい人におすすめのカードは以下の2つです。

楽天PINKカード

年会費は永年無料でポイント還元率は1%。女性を意識したピンク色のデザインが特徴ですが、男性でも加入できます。楽天カードと違うところは月額330円でカスタマイズサービスがつけられるところです。

例えば楽天グループ優待サービスをつければ、楽天トラベルでの国内宿泊を1,000円オフで予約できるなど、すぐに元がとれるうれしい仕組みになっています。旅行保険が充実し、ETCカードの申し込みも可能です。

ビックカメラSuicaカード

年会費は初年度無料。2年目以降も前年1年間でのクレジット利用が確認できた場合は無料になります。還元率は0.5%ですが、JREポイントとビックカメラのビックポイントがそれぞれたまるので実質還元率1%となります。

オートチャージを利用すれば、JREポイントが3倍になるため1,000円につき15ポイントたまることになります。さらにそれをビッグカメラで買い物に利用すると、現金払いと同率の10%サービスとなるので併せて11.5%のポイントがたまります。ビックポイントは1ポイント1円でSuicaにチャージできるので、旅行や電車移動の多い人にはおすすめといえるでしょう。

年会費無料!高還元率のクレジットカード3選

年会費が無料で還元率の高いカードとしては、以下の3つが挙げられます。

H-Dカード

株式会社ジャックスのH-Dカードは、年会費無料で還元率が1.5%と高設定が魅力。カードブランドはVISAなので、ショッピングモールやレストラン、出張など幅広い利用対象店舗でポイントがたまります。貯まったポイントはハーレー&ビューエルの店でつかえる使えるクーポンと引き換えになります。

dカード

還元率は1%ですが、d払いを選択してdカードを利用すれば最大2%還元となります。マツモトキヨシ、メルカリやスターバックスなどdカード加盟店は数多くありますので、ポイントをためる機会は広がっています。

たまったポイントは、JALマイルとの交換、携帯料金やデータ量追加、スマートフォンアクセサリーの購入など幅広く使うことができます。

Orico Card THE POINT

還元率は基本的に1%ですが、入会後半年は2%になるキャンペーンを実施。オリコモールを経由して買い物をすると、通常のオリコポイントに0.5%がプラスされます。月間のカード利用額に対してポイントがつきますので少額決済の買い物でも無駄にならずにポイントをためることができます。

たまったオリコポイントはリアルタイムで他社ポイントやギフト券に還元されます。

還元率重視!高還元率のクレジットカード3選

年会費はかかりますが、還元率の高さのみに注目して厳選した3社です。

スターウッドプリファードゲスト アメリカン・エキスプレス・カード

3%の高還元率を誇るカード。年会費は34,100円ですが、入会後3か月以内に10万円以上の利用で30,000ポイントが還元されます。Marriott Bonvoyゴールドエリート会員として、チェックイン時の空室状況によって客室のアップグレードやチェックアウト時間の延長、ギフトポイントなどの特典を受けられます。

ためたポイントはマイルに変換できますが、一定数を超えるとボーナスマイルがもらえたり、毎年の継続時には無料宿泊が進呈されたりする、リッチなカードです。

TRUSTCLUB プラチナマスターカード

年会費3,300円で、通常では100円につき2ポイント、リボルビング払いであれば3ポイントがたまります。有効期限がないのでじっくりためることができます。たまったポイントはギフトカードやTポイントや楽天ポイントなどへ移行することができます。空港ラウンジを無料で利用することができる、2名以上の予約で有名レストランの食事が1名分無料になるなどの特典がついています。

インヴァストゴールドカード

初年度は年会費無料ですが、2年目以降は5,500円です。還元率は基本的には0.75%ですが、ジャックスモール経由のネットショッピングで買い物すると、1.25~12.75%が還元されます。

たまったポイントは1ポイント1円換算で、インヴァスト証券の口座に自動的にキャッシュバックされ自動売買で運用されるしくみになっています。国内の主要空港内での無料ラウンジ利用もゴールドカードならではの特典です。

専門家からのアドバイス

Q


おすすめのクレジットカードを教えてください。

柴沼直美

柴沼直美さん

ここまでご紹介してきた各クレジットカードにはそれぞれアピールポイントがありますが、還元率の高さ・年会費・利用シーンの幅広さと、たまったポイントの使い道が広いことの2つを理由に特におすすめのカードを3つ上げたいと思います。

1つめは、エポスゴールドカードです。

理由は、通常年会費が5,000円と設定していますが、年間50万円、1月あたり4万円強で翌年以降永年無料でありながら、空港ラウンジの無料利用などゴールドカードの特典を受けられる点です。そのうえ、利用金額に応じてボーナスポイントがつくのもうれしいポイントです。還元率は他のカードとそれほど変わりませんが、利用対象がVISA加盟店なので誰でも利用できるところも非常に使い勝手がいいといえるでしょう。

2つめは、イオンカードセレクトです。

還元率は0.5~1.33%となっていますが、2倍になる対象店舗が全国のイオン、イオンモール、ダイエー、マックスバリュといったところが魅力の1つめです。2つめに、オートチャージや公共料金の支払いで、WAONポイントが貯まる点です。そして3つめは、イオン銀行とあわせて利用することでお得感がぐっとアップする点です。イオン銀行ATMでの入出金手数料がいつでも0円であることはクレジットカードのメリットを超えたポイントです。

3つめは、ビックカメラSuicaカードです。

年会費は初年度無料で、2年目以降も前年1年間でのクレジット利用が確認できた場合は無料ということですから実質永年無料のようなものです。通常還元率は0.5%とはいうものの、Suicaを利用する人であれば、ビックカメラとのダブルカウントでのポイントのたまりは外せないポイントです。さらにオートチャージや定期券購入で大きくポイントをためることができ、たまったポイントを1ポイント1円でSuicaにチャージできるのは鉄道利用者にとって使わない手はないと言えます。

柴沼直美

柴沼直美さん

ここまでご紹介してきた各クレジットカードにはそれぞれアピールポイントがありますが、還元率の高さ・年会費・利用シーンの幅広さと、たまったポイントの使い道が広いことの2つを理由に特におすすめのカードを3つ上げたいと思います。

1つめは、エポスゴールドカードです。

理由は、通常年会費が5,000円と設定していますが、年間50万円、1月あたり4万円強で翌年以降永年無料でありながら、空港ラウンジの無料利用などゴールドカードの特典を受けられる点です。そのうえ、利用金額に応じてボーナスポイントがつくのもうれしいポイントです。還元率は他のカードとそれほど変わりませんが、利用対象がVISA加盟店なので誰でも利用できるところも非常に使い勝手がいいといえるでしょう。

2つめは、イオンカードセレクトです。

還元率は0.5~1.33%となっていますが、2倍になる対象店舗が全国のイオン、イオンモール、ダイエー、マックスバリュといったところが魅力の1つめです。2つめに、オートチャージや公共料金の支払いで、WAONポイントが貯まる点です。そして3つめは、イオン銀行とあわせて利用することでお得感がぐっとアップする点です。イオン銀行ATMでの入出金手数料がいつでも0円であることはクレジットカードのメリットを超えたポイントです。

3つめは、ビックカメラSuicaカードです。

年会費は初年度無料で、2年目以降も前年1年間でのクレジット利用が確認できた場合は無料ということですから実質永年無料のようなものです。通常還元率は0.5%とはいうものの、Suicaを利用する人であれば、ビックカメラとのダブルカウントでのポイントのたまりは外せないポイントです。さらにオートチャージや定期券購入で大きくポイントをためることができ、たまったポイントを1ポイント1円でSuicaにチャージできるのは鉄道利用者にとって使わない手はないと言えます。


Q


おすすめのクレジットカードを教えてください。

新井智美

新井智美さん
トータルマネーコンサルタント

一番のおすすめはやはり「楽天カード」です。

本文にもあるように、楽天グループとして「楽天市場」以外にもさまざまなネットサービスを展開しており、いろんな場面においてポイントを貯めることが出来ますので、これを使わない手はありません。


例えば、楽天証券にて投資信託を積立購入することでポイントを貯めることが出来るほか、楽天銀行で住宅ローンを利用した際には「ハッピープログラム」のステージが自動的にワンランクアップするなど、利用する場面において永遠にポイントが貯まりやすくなる仕組みが出来上がっています。また、楽天カードでふるさと納税の支払いができることも高評価といえます。このように、新たに何かを始めてみようかなという際に選択肢の中に出てきてくれるカードはなかなかありません。そういった意味でも、1枚は持っておきたいカードです。

また、ランキングで紹介されているもの以外でおすすめしたいのは、18歳以上39歳以下の方しか持つことが出来ないJCBオリジナルカードの一つである「JCBカードW」。JCBカードの通常還元率は0.5%ですが、「JCBカードW」であれば還元率は2倍の1%となり、スターバックスやセブンイレブン、Amazonなどの提携店舗の利用では2%から5.5%の高還元率が適用されます。年会費が永年無料なのにこの還元率はなかなか見逃せないですよね。対象年齢の方で、お手持ちのクレジットカードの国際ブランドがJCB以外であれば、それを補う1枚として保有しておくことをおすすめします。

新井智美

新井智美さん
トータルマネーコンサルタント

一番のおすすめはやはり「楽天カード」です。

本文にもあるように、楽天グループとして「楽天市場」以外にもさまざまなネットサービスを展開しており、いろんな場面においてポイントを貯めることが出来ますので、これを使わない手はありません。


例えば、楽天証券にて投資信託を積立購入することでポイントを貯めることが出来るほか、楽天銀行で住宅ローンを利用した際には「ハッピープログラム」のステージが自動的にワンランクアップするなど、利用する場面において永遠にポイントが貯まりやすくなる仕組みが出来上がっています。また、楽天カードでふるさと納税の支払いができることも高評価といえます。このように、新たに何かを始めてみようかなという際に選択肢の中に出てきてくれるカードはなかなかありません。そういった意味でも、1枚は持っておきたいカードです。

また、ランキングで紹介されているもの以外でおすすめしたいのは、18歳以上39歳以下の方しか持つことが出来ないJCBオリジナルカードの一つである「JCBカードW」。JCBカードの通常還元率は0.5%ですが、「JCBカードW」であれば還元率は2倍の1%となり、スターバックスやセブンイレブン、Amazonなどの提携店舗の利用では2%から5.5%の高還元率が適用されます。年会費が永年無料なのにこの還元率はなかなか見逃せないですよね。対象年齢の方で、お手持ちのクレジットカードの国際ブランドがJCB以外であれば、それを補う1枚として保有しておくことをおすすめします。


Q


おすすめのクレジットカードを教えてください。

福谷陽子

福谷陽子さん
ライター(元弁護士)

高還元率でお勧めしたいクレジットカードとして一番にあげたいのは「楽天カード」です。

楽天カードの還元率は基本的に1%ですが、この1%は「消費税込み」の金額をもとに計算されます。たとえば1,000円の物を買って1,100円払ったら、11ポイントが還元される計算に。多くのカード会社では「消費税抜き」の金額をもとに計算されるので、1,100円払ったら10ポイントの還元です。それと比べると、楽天カードはお得にといえるでしょう。

また楽天カードを利用している方の場合、楽天市場で買い物をしたときに「SPU」が適用されて、還元率が2倍となります。楽天カードの引き落としを楽天銀行で行うとさらに1倍となり、合計3倍に上がります。楽天でんき、楽天モバイルなどの楽天サービスを使うと、もっと還元率が上がっていって10倍以上になるケースも。楽天サービスをたくさん使うほど、還元率が高くなる仕組みです。

さらに楽天証券では、楽天カードを使って投資信託を購入可能。その際にも毎月500ポイントを上限としてポイント付与されるので、非常にお得に投資や積立を行えます。

他にお勧めできるカードとしてはヤフーカードが挙げられます。こちらも還元率は基本的に1%なのですが、ヤフーショッピングで買い物をするときに還元率がアップします。

ヤフーショッピングをヤフーカードで支払うと、基本的に3%の還元率になります。Paypayとの連携やキャンペーンなどにより、さらに還元率が高くなるケースも。 Yahoo!アカウントにはTポイントも連携できるので、Tポイントも貯めることが可能です。

ネットショッピングを頻繁にする方なら、楽天カードとヤフーカードの両方を作り、それぞれのサイトで決済に利用するのが良いでしょう。そうすることで、賢く効率的にポイントを貯められますよ!

柴沼直美

柴沼直美さん

高還元率でお勧めしたいクレジットカードとして一番にあげたいのは「楽天カード」です。

楽天カードの還元率は基本的に1%ですが、この1%は「消費税込み」の金額をもとに計算されます。たとえば1,000円の物を買って1,100円払ったら、11ポイントが還元される計算に。多くのカード会社では「消費税抜き」の金額をもとに計算されるので、1,100円払ったら10ポイントの還元です。それと比べると、楽天カードはお得にといえるでしょう。

また楽天カードを利用している方の場合、楽天市場で買い物をしたときに「SPU」が適用されて、還元率が2倍となります。楽天カードの引き落としを楽天銀行で行うとさらに1倍となり、合計3倍に上がります。楽天でんき、楽天モバイルなどの楽天サービスを使うと、もっと還元率が上がっていって10倍以上になるケースも。楽天サービスをたくさん使うほど、還元率が高くなる仕組みです。

さらに楽天証券では、楽天カードを使って投資信託を購入可能。その際にも毎月500ポイントを上限としてポイント付与されるので、非常にお得に投資や積立を行えます。

他にお勧めできるカードとしてはヤフーカードが挙げられます。こちらも還元率は基本的に1%なのですが、ヤフーショッピングで買い物をするときに還元率がアップします。

ヤフーショッピングをヤフーカードで支払うと、基本的に3%の還元率になります。Paypayとの連携やキャンペーンなどにより、さらに還元率が高くなるケースも。 Yahoo!アカウントにはTポイントも連携できるので、Tポイントも貯めることが可能です。

ネットショッピングを頻繁にする方なら、楽天カードとヤフーカードの両方を作り、それぞれのサイトで決済に利用するのが良いでしょう。そうすることで、賢く効率的にポイントを貯められますよ!


クレジットカードの還元率が高いとなぜお得?

クレジットカードの還元率が高いと、なぜ買い物がお得になるのでしょうか。還元率の仕組みから解説します。

クレジットカードの還元率の計算方法

還元率はパーセンテージで表示されていますが、このパーセンテージは利用金額のうち数%を還元するという意味です。

還元率はポイントを、つかった金額で割って100をかけることで計算できるので、100円で1ポイント貯まるカードの場合の還元率は1%。「高還元率」の基準は還元率1%以上と判断していいでしょう。しかし還元率0.5%でも、入会特典など特定の条件下でのみ高還元率になることもあります。

還元率と付与率は何が違う?

ときに還元率ではなく「付与率」という表現を見かけることもありますが、還元率とは異なるもの。付与率はつかった金額に対してポイントがどのくらい付与されたのかを表します。

たとえば、利用した金額が1000円で「100円利用で1ポイント」の表示があれば、付与率は1÷1000×100で、付与率は0.1%となります。付与率はポイントを、つかった金額で割った数字になるので、1ポイントあたりの価値は不明です。

「10ポイントで1円」相当としているカードだった場合、1ポイントの価値は1円にも満たないということになります。お得にショッピングを楽しみたいのであれば、付与率ではなく還元率に注目してみるとよいでしょう。

高還元率のクレジットカードを選ぶときのポイント

還元率の高いクレジットカードを選ぶうえで、よりお得にするためのポイントを知っておきましょう。

組み合わせて二重取り

近年では多くのサービスが、顧客を確保するためにポイントを還元するようになりました。そのため、組み合わせ次第ではポイントを二重に獲得することもできるのです。

・交通系ICと組み合わせ

Suicaなどの交通系ICは、電子マネーチャージとも呼ばれます。このタイプはチャージするときと支払いするとき、両方でポイントを獲得することができる場合があります。

オートチャージできるようにしておくと、交通系ICとしてもチャージ不足で改札を通れなくなる心配はなくなりますし、自動的にチャージされるたびにポイントが還元されるので、使い勝手が良くお得です。

・ネットショッピングと組み合わせ

ネットショッピングをよく利用するのであれば、ネットショッピングの公式カードを持っておけば高還元率が狙えます。Amazonでの買い物はAmazonMastercardクラシックをつかえば、プライム会員なら還元率が2%、楽天市場なら楽天カードを使えば還元率が3%となります。

ネットショッピングのポイント還元セールやキャンペーンの利用、ポイント発行会社が運営している別モールの買い物でも還元率が高くなるでしょう。

カード1枚にするなら公式カード

カードを使い分けるのが面倒であれば、よく利用する店舗の公式カード1枚に絞れば高還元率が狙えます。例えば「セブンイレブンでの買い物が多い場合はセブンカードプラス」といった選び方です。このとき選ぶ公式カードは、通常還元率が1%以上であることも条件にしておけば、他の店舗利用の際も1%の一定した還元率が保てるでしょう。

ポイント還元か現金還元か

カードの種類によっては、ポイントとして還元される場合と自動で現金還元(キャッシュバック)される場合があります。使いやすさでいえば、自動で現金還元(キャッシュバック)されるタイプがいいでしょう。

例えばローソンのPontaカードのPontaポイントなどは、貯まったポイントを限定グッズや商品券と交換することもできますが、有効期限があるため、使うタイミングを逃してしまう可能性もあります。自動で現金還元されるタイプであれば、有効期限を気にせず買い物にそのまま利用できるでしょう。

還元率の高いクレジットカードを選ぶときの注意点

高い還元率のクレジットカードを選ぶ際に注意したいポイントをまとめました。

還元率に注目

一番に注目すべきは還元率です。

・選ぶなら還元率1%以上のものを

前述したように、還元率1%は100円で1ポイントになります。還元率0.5%だと1000円でようやく5ポイント還元となるので、あまり還元率が高いとはいえません。せめて1%以上のものを選びましょう。

・還元率は変化する

還元率はときにカード会社によって変更されることもあり、必ずしも不変とは限りません。誕生月につかうとボーナスポイントがもらえたり、使った金額の累計によってポイント付与率がアップしたりという嬉しいケースもあります。

還元率の高さに注目することは大前提ですが、一方で単純な還元率だけを見て決めると、十分な恩恵を受けられない可能性があることにも留意しましょう。

還元率以外にチェックすべきポイントは?

還元率以外に、ここだけはチェックしておきたいポイントを紹介します。

・ポイントの用途を確認する

ポイントの用途はカード会社によって異なるので、自分に合った使い方ができるものを選びましょう。前述したように自動で現金還元されるものもあれば、マイルにつかえるポイントもあります。ポイントの有効期限が設けられているものや、交換できるポイント数が決められていることもあるので、確認しておくべきでしょう。

・年会費の有無を確認する

カードによっては年会費がかかるという点もチェックしておかなければなりません。特に高還元率のカードほど年会費が高くかかる傾向にあるので、かえって損しまうケースも想定されます。年会費がかかるかどうか、かかるならいくらかかるかを事前によく確認しましょう。

還元率の高いカードを選んでお得に買い物を楽しもう

クレジットカードの還元率の仕組みや、還元率の高いカードについてご紹介しました。うまく組み合わせれば効果的にポイントを貯めることができ、普段のお買い物をお得に楽しむことができます。新しくカードを選ぶときの参考にしてみてください。

コメントしてくれた専門家

柴沼直美
柴沼直美
大学卒業後、日本の生命保険会社にて保険営業・保全業務に従事。その後渡米。米国で会計を学んだ後、Thunderbird School of Global Managementにて経営学修士。帰国後外資系証券会社および投資顧問会社でアナリスト、ファンドマネジャーとして日本株調査・運用に従事。出産・育児・介護を機にフリーになり、大学等で講師(エコノミクス・ファイナンスおよび英語等)・ファイナンシャルプランナーとして個別相談にあたる。

日本証券アナリスト協会検定会員、1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP、1種証券外務員、住宅ローンアドバイザー。TOEIC940点

公式サイト:https://caripri.com/
新井智美
新井智美/トータルマネーコンサルタント
CFP(R)認定者・一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)・DC(確定拠出年金)プランナー・住宅ローンアドバイザー・証券外務員

個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン・住宅購入のアドバイス)の他、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師を行う傍ら、これまでに1,000件以上の執筆・監修業務を手掛けている。

公式サイト:https://marron-financial.com/
福谷陽子
福谷陽子/ライター・元弁護士
弁護士として10年ほどのキャリアを積み、ライターへ転身。多数の法律メディアや法律事務所サイト、不動産メディアなどで活躍している。クレジットカードサイトの監修経験も非常に多く、自身もクレジットカード愛好家。


特にポイントなどのお得な使い方に関心をもっている。またクレジットカードで負債を抱えてしまう方に対する注意喚起も怠らない。日々クレジットカードへの研究を欠かさず、業務に活かしている。

公式サイト:https://legalharuka.com/