クレジットカードの選択基準は、人によってさまざまです。多くの人がショッピングの利便性やポイントの多寡で選ぶクレジットカードですが、一方で所有者の社会的地位を表現する部分もあります。

そのため、人前でクレジットカードを取り出す瞬間に恥ずかしくないように、ステータスが高いカードを持とうと考える人もいるでしょう。

この記事では、ステータスクレジットカードの基本情報やそのメリットについて解説し、一部でささやかれるカードステータスの崩壊についても説明します。

2020ランキング上位のステータスカード

クレジットカード,種類
(画像=PIXTA)

まず、最新のステータスカードのランキングから上位のものをピックアップして紹介します。

・ダイナースクラブプレミアムカード

ダイナースクラブプレミアムカードは、確かなステータス感とブランドイメージを兼ね備えているダイナースの中でも、最高ランクです。24時間365日対応のコンシェルジュサービスも付帯しています。

日程と場所、費用を伝えるとリクエストに対応した航空機やホテル、レストランなどの予約や旅行のプラン作成から宿泊先の予約の手配まですべて行ってくれるという至れり尽くせりのサービスを受けることができます。

・MasterCardBlackCard

メタル製のカードということで一時期話題となった、海外からやってきたラグジュアリーカードのブラックです。年会費は10万円ですが、インビテーションは要りません。

法人カードもあるので、自営業や個人事業主にもおすすめ。24時間365日対応のコンシェルジュサービスが好評で、自身の個人秘書として活躍してくれるでしょう。

高級レストランにおける「ひとり無料サービス」や、リムジンにてレストランから自宅まで送迎してもらえるサービスもあります。

・JCBザ・クラス

JCBカードの中でも、最上級のステータスがJCBザ・クラスで、特筆すべきは、メンバーズセレクションという、年に一度好きなプレゼントがもらえるというものです。

インビテーション(招待)への審査基準が厳しいことから、発行が難しいプラチナカードといえるでしょう。

専門家からのアドバイス

Q


おすすめのステータスカードを教えてください。

柴沼直美

柴沼直美さん

ランキングで紹介しているもの以外として、「三井住友プラチナプリファード」をお勧めのカードとして取り上げたいと思います。

理由は、ゴールドカードやプラチナカードといったステータスカードの実質的な利便性やお得感が実感できることです。年会費は30,000円とプラチナカードとしてはきわめてリーズナブルであるにもかかわらず、還元率も魅力的でコストパフォーマンス的にも優れていることが最大のメリットです。

空港ラウンジの無料利用やステータスカードには定番の手厚い傷害保険はもちろんついていますが、過度にサービスを付けるよりもポイント還元や使い勝手にこだわっているところが、時代のニーズをうまく取り込んでいるとの評価を受けているゆえんでしょう。

通常の還元率は1%ですが、多くのカフェやショップと提携しており、店舗によっては最大9%までのポイント上乗せが設定されています。海外での利用の場合も2%相当のプラス、また継続利用でも金額によってポイントが付与されるしくみになっています。

またステータスカードに厳しく求められるのがセキュリティや日常の使用での使い勝手です。カード表面に番号を記載していないだけでなく、偽造防止のホログラムロゴデザインで最新のセキュリティが施されています。電子マネーの感覚で使用できるだけでなくスマホやスマートウォッチでサインも暗証番号入力の必要もなく支払いが完結できる点も魅力でしょう。

柴沼直美

柴沼直美さん

ランキングで紹介しているもの以外として、「三井住友プラチナプリファード」をお勧めのカードとして取り上げたいと思います。

理由は、ゴールドカードやプラチナカードといったステータスカードの実質的な利便性やお得感が実感できることです。年会費は30,000円とプラチナカードとしてはきわめてリーズナブルであるにもかかわらず、還元率も魅力的でコストパフォーマンス的にも優れていることが最大のメリットです。

空港ラウンジの無料利用やステータスカードには定番の手厚い傷害保険はもちろんついていますが、過度にサービスを付けるよりもポイント還元や使い勝手にこだわっているところが、時代のニーズをうまく取り込んでいるとの評価を受けているゆえんでしょう。

通常の還元率は1%ですが、多くのカフェやショップと提携しており、店舗によっては最大9%までのポイント上乗せが設定されています。海外での利用の場合も2%相当のプラス、また継続利用でも金額によってポイントが付与されるしくみになっています。

またステータスカードに厳しく求められるのがセキュリティや日常の使用での使い勝手です。カード表面に番号を記載していないだけでなく、偽造防止のホログラムロゴデザインで最新のセキュリティが施されています。電子マネーの感覚で使用できるだけでなくスマホやスマートウォッチでサインも暗証番号入力の必要もなく支払いが完結できる点も魅力でしょう。


Q


おすすめのステータスカードを教えてください。

新井智美

新井智美さん
トータルマネーコンサルタント

ステータスを求めてクレジットカードを作るのであれば、なんといっても「ダイナースクラブプレミアムカード」がおすすめです。三井トラストクラブ株式会社が発行しており、日本国内で最高峰のブラックカードといわれていることからも、その格式の高さをうかがい知ることができます。

年会費は14万3,000円(税込)と高めの設定ですが、カードの利用可能枠に一律の制限がないことやポイント還元率が2.0%とブラックカードの中でも高いことも魅力の一つです。ただ、VISAなどに比べて利用できる店舗が少ないことがデメリットかもしれません。

一方、海外利用が多く、世界で通用するステータスカードを持ちたいのであれば、「アメリカン・エキスプレス」がおすすめです。もちろん最上級の「アメリカン・エキスプレス・センチュリオンカード」は入会金と年会費で100万円近くかかるなど、維持費も世界トップクラスですが、サービスの質を保つために保有者の数を制限していることからも、そのプレミアム度のレベルが生半可なものではないということを示しているといえます。

ただ、本文でも述べているとおり、今ではステータスよりもその人の存在価値が問われる時代となってきています。もちろんステータス性のあるカードを持つことは悪いことではありませんが、そのカードを持つことにより、自分の存在価値にどのようなメリットを与え、総合的にプラスに働いてくれるのかどうかをよく考えることが大切です。カードばかりが目立つことのないように、この人ならこのステータスカードを持っていてもおかしくはないと思ってもらえるよう常に自分を高める努力を忘れないようにし、そして自分のライフスタイルに合ったステータスカードを選ぶようにしましょう。

新井智美

新井智美さん
トータルマネーコンサルタント

ステータスを求めてクレジットカードを作るのであれば、なんといっても「ダイナースクラブプレミアムカード」がおすすめです。三井トラストクラブ株式会社が発行しており、日本国内で最高峰のブラックカードといわれていることからも、その格式の高さをうかがい知ることができます。

年会費は14万3,000円(税込)と高めの設定ですが、カードの利用可能枠に一律の制限がないことやポイント還元率が2.0%とブラックカードの中でも高いことも魅力の一つです。ただ、VISAなどに比べて利用できる店舗が少ないことがデメリットかもしれません。

一方、海外利用が多く、世界で通用するステータスカードを持ちたいのであれば、「アメリカン・エキスプレス」がおすすめです。もちろん最上級の「アメリカン・エキスプレス・センチュリオンカード」は入会金と年会費で100万円近くかかるなど、維持費も世界トップクラスですが、サービスの質を保つために保有者の数を制限していることからも、そのプレミアム度のレベルが生半可なものではないということを示しているといえます。

ただ、本文でも述べているとおり、今ではステータスよりもその人の存在価値が問われる時代となってきています。もちろんステータス性のあるカードを持つことは悪いことではありませんが、そのカードを持つことにより、自分の存在価値にどのようなメリットを与え、総合的にプラスに働いてくれるのかどうかをよく考えることが大切です。カードばかりが目立つことのないように、この人ならこのステータスカードを持っていてもおかしくはないと思ってもらえるよう常に自分を高める努力を忘れないようにし、そして自分のライフスタイルに合ったステータスカードを選ぶようにしましょう。


Q


おすすめのステータスカードを教えてください。

福谷陽子

福谷陽子さん
ライター(元弁護士)

ハイステータスなクレジットカードとして万人にお勧めしたいのは、アメリカンエクスプレスカード。

このカードのメリットは、日本だけではなく海外でも評価が高いところ。海外に頻繁に出掛ける方や事業家の方は、一枚は持っておきたいといえるでしょう。

また最近「カードのステータス」という価値観が崩壊しつつある中でも、アメリカンエクスプレスカードは審査基準を厳しく保ち、年会費も一定水準を維持しています。信頼性が高く、昔ながらの「ステータス」を守り続けているといえるでしょう。

もちろんプラチナカードなどのハイクラスとなると審査は非常に厳しくなりますが、通常のアメリカンエクスプレスカードであれば、「富裕層」でなくても発行を受けやすいといえます。「まずは一枚、ハイクラスなカードを持ってみたい」という方にお勧めです。

また、マスターカードのブラックカードも年会費10万円のハイステータスなクレジットカードです。

このカードをお勧めする理由の1つは、招待不要なところです。多くのハイクラスなカードでは招待制となっており、いきなり申し込んでも発行を受けられません。マスターカードは一定の信用を貯めている方なら、すぐに利用できる可能性があります。

またキャッシュバック率が1.25%と高い点にも注目。毎月100万円の買い物をされる方であれば、年間で125,000円が戻ります。実質的に会費はかからなくなるでしょう。最高1億2千万円の保険がついており、24時間365日コンシェルジュサービスを利用できるのも安心ポイントです。

さらに、ダイナースクラブプレミアムカードも世界で通用するハイステータスカードとしてお勧めです。

プレミアム会員限定のツアー、海外旅行中のサポート、保険、高級ホテルの優待、空港送迎サービス、ラウンジ利用など、旅行関係のサービスが充実しています。

ゴルフのプライベートレッスン、乗馬、ミニクルーズ体験、スパの特別優待など、富裕層向けのサービスも数多く用意されていて、「富裕層の仲間入りを果たした」実感を味わえるでしょう。年会費143,000円と高額で審査は厳格です。これまでダイナースと取引のない方は、まずはランクの低いダイナースカードを利用して実績を積むのが良いでしょう。

福谷陽子

福谷陽子さん
ライター(元弁護士)

ハイステータスなクレジットカードとして万人にお勧めしたいのは、アメリカンエクスプレスカード。

このカードのメリットは、日本だけではなく海外でも評価が高いところ。海外に頻繁に出掛ける方や事業家の方は、一枚は持っておきたいといえるでしょう。

また最近「カードのステータス」という価値観が崩壊しつつある中でも、アメリカンエクスプレスカードは審査基準を厳しく保ち、年会費も一定水準を維持しています。信頼性が高く、昔ながらの「ステータス」を守り続けているといえるでしょう。

もちろんプラチナカードなどのハイクラスとなると審査は非常に厳しくなりますが、通常のアメリカンエクスプレスカードであれば、「富裕層」でなくても発行を受けやすいといえます。「まずは一枚、ハイクラスなカードを持ってみたい」という方にお勧めです。

また、マスターカードのブラックカードも年会費10万円のハイステータスなクレジットカードです。

このカードをお勧めする理由の1つは、招待不要なところです。多くのハイクラスなカードでは招待制となっており、いきなり申し込んでも発行を受けられません。マスターカードは一定の信用を貯めている方なら、すぐに利用できる可能性があります。

またキャッシュバック率が1.25%と高い点にも注目。毎月100万円の買い物をされる方であれば、年間で125,000円が戻ります。実質的に会費はかからなくなるでしょう。最高1億2千万円の保険がついており、24時間365日コンシェルジュサービスを利用できるのも安心ポイントです。

さらに、ダイナースクラブプレミアムカードも世界で通用するハイステータスカードとしてお勧めです。

プレミアム会員限定のツアー、海外旅行中のサポート、保険、高級ホテルの優待、空港送迎サービス、ラウンジ利用など、旅行関係のサービスが充実しています。

ゴルフのプライベートレッスン、乗馬、ミニクルーズ体験、スパの特別優待など、富裕層向けのサービスも数多く用意されていて、「富裕層の仲間入りを果たした」実感を味わえるでしょう。年会費143,000円と高額で審査は厳格です。これまでダイナースと取引のない方は、まずはランクの低いダイナースカードを利用して実績を積むのが良いでしょう。


クレジットカードのステータスとは?

一口に、「クレジットカード」といっても、種類やランクは多岐にわたります。クレジットカードのステータスは、そのカードに対して世間が与える評価を表すものだということができるでしょう。

クレジットカードのステータスは、一般的にカードそのものが持つものと、カードランクから来るものの2つに分かれます。以下では、それぞれのステータスについて詳しく解説します。

カードそのもののステータス

クレジットカードのステータスは、カードそのものや国際ブランド、発行しているカード会社などによって変化します。たとえばダイナースクラブカードは、それ自体でステータスを感じさせるカードです。

また、国際ブランドのVisaやMasterCardがついているかどうかで、ステータスが変わってきます。国際ブランドとは、世界中の国や地域を問わず、使用できる信頼性が高いカードブランドを意味します。

国際ブランドの中でも、VisaとMasterCardは発行枚数と加盟店数の多さにおいて、他を凌駕しています。海外旅行に行った際に、さまざまな土地でクレジットカードを使用したい場合は、どちらか1枚は所持しておきたいものです。

さらに、銀行系クレジットカードや提携カードではなく、クレジットカード発行会社の独自発行によるプロパーカードはステータスが高く、信頼性が評価されています。

カードランクによるステータス

クレジットカードには数段階のランクがあり、それによってステータスが変わります。一般的には、一般カード、ゴールドカード、プラチナカード、ブラックカードあるいはプレミアムカードの順にステータスが高くなります。

ランクが上がると審査条件が厳しくなり、年会費の額も大きくなる一方で、付帯するサービスも増えます。そして、持つ人の社会的信頼度も上がるでしょう。

一般カードは、普通のステータスのクレジットカードです。年会費に関しては無料から数千円という場合がほとんどです。ゴールドカードは一般カードよりも一つ格上で、年会費も一般カードよりも上がります。券面の色がゴールド系であることが多いと言われています。

ゴールドの上位であるプラチナカードは、インビテーション(招待)制となっていることも多く、自分から申請しても作れないケースがあるハイステータスカードです。券面はプラチナ(白金)のような高級な質感となっています。

一部のカード会社では、さらに上のランクを示すブラックカードやプレミアムカードを発行している場合もあるようです。

海外でステータスが高いカード

海外では、所有しているカードによってその人の所得は充分にあるのかどうか、経済的な信頼性が高いかどうかジャッジされるという文化があります。たとえば、カードを持っていなければホテルなどの予約ができないことも多いようです。

・ダイナースとアメックス

海外でステータスが高い代表的なクレジットカードはダイナースクラブカードとアメリカン・エキスプレスの二つです。

日本においては、カードの国際ブランドに関わらず、ランクとしてゴールドカード以上であればステータスが高いと見なされます。

しかし海外では、ダイナースクラブカードとアメリカン・エキスプレスの2つのブランドがスペシャルなカードと考えられており、これらのどちらかを持っていると、ショッピングやホテルのフロントにおいて一目置かれる可能性が高いでしょう。

海外では、カードのステータスで人を判断する階級社会的な部分もあるといわれています。そのため、ダイナースクラブカードかアメリカン・エキスプレスのクレジットカード持って海外旅行に行けば、十分なサービスを受けられる可能性が高まるでしょう。

・海外でステータスが高い理由とは?

ダイナースクラブカードとアメリカン・エキスプレスは、海外においては他の国際ブランドのカードと違って翌月全額払いのクレジットカードとして認識されています。両者とも、リボルビング払いやボーナス一括払いが選択できないのです。

一方、VISAやMasterCard、JCBは、海外においては翌月全額払いではなく、リボルビング払い専用のクレジットカードと認識されており、ダイナースクラブカードやアメリカン・エキスプレスとは次元が違うカードとされています。

要するにダイナースクラブカードとアメリカン・エキスプレスは利用の全額を翌月払いできるような、リッチな人のクレジットカードと理解されているといえるでしょう。

この2つのカードの海外におけるステータスの高さは、日本での認知度とは比べ物にならないほど高いのです。

日本でのダイナースクラブカードとアメリカン・エキスプレスの入会審査は緩くはないにせよ、富裕層に限られるというほどではありません。

日本ではダイナースクラブカードは1種類ですがアメリカン・エキスプレスは色々なバリエーションのクレジットカードがあるので、申込者の年齢や年収によって、最適なものを選ぶことができます。

海外にてスペシャルな対応をしてもらいたいなら、比較的作りやすいアメリカン・エキスプレスを作っておくこととよいでしょう。

ステータスカードを利用できるかは年収次第?

たとえば、もっともステータスの高いブラックカードを申請して審査をクリアし、所有するのに必要な年収の公表はされていませんが1,000万円以上ではないかといわれています。

また、MasterCardの最上位カード、ワールドエリートのステータスカードであるラグジュアリーカードは完全に富裕層向けのクレジットカードで、アメリカでの保有者の平均年収は約42万ドルと平均で4,000万円を軽く超えています。日本でのラグジュアリーカードの申込書の年収欄では、例として2,000(万円)と印字されていることからも、高額年収が条件に入っていると考えられるでしょう。

ただし、クレジットカードの利用実績が良好であれば年収500万円クラスの人でも、ブラックカードを発行できる場合もあります。

一方、高額年収の人でもクレジットカードやローンの延滞があったり、多額の借入があったりする場合はブラックカードの所有はできません。

ハイステータスなカードを持つ基準として年収はそのひとつとなるものの、堅実な利用実績も重要になります。

ステータスカードを持つメリット

ハイステータスなカードを持つと、一般カードにはないさまざまなサービスが受けられるメリットがあります。カードの種類によって異なりますが、よくあるメリットを紹介しましょう。

一つは、コンシェルジュサービスを受けられることです。旅行やレジャーに関して、1日24時間体制でコンシェルジュがサポートしてくれます。旅行においては航空券やホテルの予約案内はもちろんとして、高級レンタカーの予約案内なども受けることができます。

オペラや演劇・コンサートや美術館情報、レストラン情報やゴルフコース情報なども配信されているため、接待などのシーンでも役立つことでしょう。

ほかにも、自動付帯している海外旅行傷害保険の上限が高く設定されていて、手厚い補償を受けることができます。家族特約の対象になる家族にも、自動的に海外旅行傷害保険が付帯されるので万一に備えられるでしょう。

クレジットカードにステータスのいらないタイプの人は?

人の価値観はさまざまなので、クレジットカードにステータスを求めないタイプの人も当然います。ステータスに価値を感じない人にとって、持つ必然性はありません。

そういう人には、わざわざ年会費が高いカードを選ばず、お得度を重視したクレジットカードがおすすめです。参考までに、ステータスカードを不要と考えられるのは、どのようなタイプの人なのかをまとめておきます。

・海外旅行に行かない

海外ではステータスが高いクレジットカードを持っていると、信用できる人物とみなされます。ショップスタッフやホテルマンの対応も、違ってくる可能性があるようです。

しかし、海外旅行に行かないのであれば、気にしなくても全く問題ありません。日本国内ではカードのステータスで、接客態度に差が出ることはほとんどないでしょう。

・年会費は無料がいい

ハイステータスのクレジットカードの大部分は、年会費が高くなりがちです。高い年会費は嫌だという人や、年会費は無料が良いという人にはステータスカードに向いていないでしょう。

・決済以外のサービスに興味がない

「クレジットカードは、決済さえ円滑に出来ればそれでよい」というタイプの人にとってはステータスが不要だといえるでしょう。

決済機能だけでよければ、年会費無料のもの多数あります。電子マネーも搭載されている、決済手段として優れていてなおかつ年会費は無料というカードもあります。ステータスカードは、様々なサービスを利用しなければ、ただ年会費が高いだけになってしまう可能性もあります。

クレジットカードのステータス崩壊がささやかれる理由

昨今では、クレジットカードのステータスが崩壊しつつあるなどと、ネットでもよくささやかれています。これは一体どういうことでしょうか。

ひと昔前なら、ゴールドカードでも所有者にステータス性が感じられました。しかし、現在では年会費が数千円という格安ゴールドが登場して、ゴールドカードクラスなら多くの人が持てる時代になったのです。

20代前半で、すでにゴールドカードを持つことも一般的になってきています。とはいえ、プロパーカードのゴールドカードはそんなに簡単に取得できません。また、これまでインビテーション制を基本としていたブラックカードやプラチナカードも、最近は直接申込みができるタイプが増えてきました。

さらに、インビテーションの多発も問題視されています。会員数が減少しているハイステータスカードが、会員数を確保するためにインビテーションを多発してステータスが低下するという傾向があるのです。

このように、崩壊とまではいえなくとも基準が緩くなったことで所有しやすくなり、その分ステータスが低下する傾向があることは否めません。

身の丈に合ったステータスのカードを選ぼう

クレジットカードのステータスについて、さまざまな角度から解説しました。いろいろなサービスが付帯していても、年会費が高いのと審査基準がきつい場合もあるので、簡単には作ることができないのです。

しかし、一部ではハイステータスながらもインビテーションを多発するような動きも出ており、ステータスの価値観が少し変わりつつあるかもしれません。

ともあれ、ステータスが表現できて、それなりのサービスも受けられるのは間違いないので、ステータスカードを持ちたい人は情報をよく確認して、無理せず身の丈の合うものを選びましょう。

コメントしてくれた専門家

柴沼直美
柴沼直美
大学卒業後、日本の生命保険会社にて保険営業・保全業務に従事。その後渡米。米国で会計を学んだ後、Thunderbird School of Global Managementにて経営学修士。帰国後外資系証券会社および投資顧問会社でアナリスト、ファンドマネジャーとして日本株調査・運用に従事。出産・育児・介護を機にフリーになり、大学等で講師(エコノミクス・ファイナンスおよび英語等)・ファイナンシャルプランナーとして個別相談にあたる。

日本証券アナリスト協会検定会員、1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP、1種証券外務員、住宅ローンアドバイザー。TOEIC940点

公式サイト:https://caripri.com/
新井智美
新井智美/トータルマネーコンサルタント
CFP(R)認定者・一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)・DC(確定拠出年金)プランナー・住宅ローンアドバイザー・証券外務員

個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン・住宅購入のアドバイス)の他、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師を行う傍ら、これまでに1,000件以上の執筆・監修業務を手掛けている。

公式サイト:https://marron-financial.com/
福谷陽子
福谷陽子/ライター・元弁護士
弁護士として10年ほどのキャリアを積み、ライターへ転身。多数の法律メディアや法律事務所サイト、不動産メディアなどで活躍している。クレジットカードサイトの監修経験も非常に多く、自身もクレジットカード愛好家。


特にポイントなどのお得な使い方に関心をもっている。またクレジットカードで負債を抱えてしまう方に対する注意喚起も怠らない。日々クレジットカードへの研究を欠かさず、業務に活かしている。

公式サイト:https://legalharuka.com/