SMBCグループではSMBCモビットというカードローンサービスを展開しており、Web完結申し込みなど魅力的なサービスを提供しています。SMBCモビットでおまとめローンは利用できるのでしょうか。SMBCモビットのメリットもあわせて、詳しく紹介します。

SMBCモビットにはおまとめローンがない

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(画像=PIXTA)

SMBCモビットには「おまとめローン」という専用のサービスはありません。おまとめ専用ローンでどうしても借り入れを一本化したければ、他社の商品を検討しましょう。

・おまとめ専用ローンはない

SMBCモビットにはおまとめローンや借り換えローンのような借り入れを一本化できるような商品は用意されていません。しかし、総量規制の範囲内ならば、他社の借り入れをモビットからの融資で返済することは可能です。

・他社のおまとめローンは

他社を見てみると、従来のカードローンやフリーキャッシングとは別枠で、おまとめに特化したローンを提供しているところもあります。例えば、東京スター銀行では上限金利年12.5%のおまとめローンを提供しています。多くのカードローンと比較して金利が低く設定されており、返済の負担を軽減できるでしょう。

貸金業者の中でもおまとめローンを提供しているところがあり、例えば中央リテールでは、上限金利が年13.0%と、銀行カードローンの上限金利よりも低いのが特徴です。借入件数が5件以上という条件がありますが、複数の借入先があって返済の見込みが立たない人は申し込みを検討してみるとよいでしょう。

SMBCモビットでおまとめローンができる?

SMBCモビットには「おまとめローン」と呼ばれる専用の商品はありません。ただし従来のカードローンで借り入れを一本化することも人によっては可能です。借り換えをする際には、いくつか注意すべきポイントがあります。

・審査で落とされる場合がある

ほかのカードローン同様、SMBCモビットでも融資前に審査が実施されます。審査では年収や他社借入件数、信用情報などが総合的に判断されます。中でも「資金の用途」は審査で重視されるポイントです。その中であまり良い評価がもらえないものとして、「生活費」と「借り入れ返済」があります。

おまとめの場合、借り入れ返済のための借り入れに該当します。SMBCモビットの申し込みフォームには、資金用途の欄がありますが、「借り入れ返済のため」と書くと審査で落とされる可能性が出てくるので注意しましょう。

・総量規制の対象になる

SMBCモビットでは貸金業法に基づく融資を行っています。貸金業法の中には、総量規制という項目があります。総量規制とは年収の1/3を超えて融資できないというものです。例えば年収が300万円の人は、100万円以上の融資は受けられません。

貸し出しの上限はほかのローンと合わせた金額です。例えば年収300万円ですでに60万円の借り入れがある場合、SMBCモビットの審査を通過しても借りられる金額は40万円までで、60万円の借り入れをSMBCモビットで一本化することはできません。総量規制の壁によって、おまとめしたくてもできない場合が出てきます。

おまとめローンとしてSMBCモビットからの借り入れを検討しているのであれば、現在の借入残高が自分の年収の1/6を超えていないかチェックしましょう。SMBCモビットで借りたお金で現在の借り入れを全額返済するとなると、今の借入額の倍を借り入れなければなりません。

SMBCモビットで借り入れして総量規制の上限以内に留めるには、「年収の1/3÷2=1/6」の残高がリミットになるからです。年収300万円の場合、50万円を超える債務があると、SMBCモビットをおまとめローンとして活用できません。

・金利に注意

SMBCモビットの実質年率は年3.0~18.0%で、条件によっては、上限金利が適用される可能性も十分あります。年18.0%はほかの消費者金融の上限金利とほぼ同様です。SMBCモビットに借り換えることで、適用金利が上がってしまうおそれも出てくるでしょう。

現在の借入先の金利を確認して、借り換えることで利息の支払いが本当に減るのか、申し込む前にチェックしておきましょう。

SMBCモビットのメリットは

以上の注意点をクリアできていれば、SMBCモビットで借り入れをおまとめすることも検討できます。SMBCモビットを利用した場合、どのようなメリットがあるのか詳しく見ていきましょう。

・電話連絡がない

SMBCモビットの特徴の一つに、Web完結申し込みがあります。文字どおりWebだけですべての申し込み手続きが完了するサービスです。

通常消費者金融に申し込んだ場合、在籍確認のため職場に電話がかかってきます。しかしWeb完結を利用すれば、電話確認がなくなります。

Web完結で申し込むためには、以下のような条件があります。

・三井住友銀行・三菱UFJ銀行・みずほ銀行・ゆうちょ銀行のいずれかに口座を開設している

・全国健康保険協会発行の保険証もしくは組合保険証を持っている。

以上の条件を満たしていれば、Web完結に申し込むことができます。

Web完結の場合、契約書などの書類が自宅に届くこともありません。家族と同居していて、内緒で借り入れをしたいと考えている人にとっては安心できるポイントでしょう。

・最低金利が低い

SMBCモビットの実質年率は年3.0~18.0%です。下限金利の年3.0%は、消費者金融カードローンの中ではトップレベルに低い設定です。どの金利が適用されるかは、審査結果と借入限度額によって決められます。

信用力があって、ある程度多額の借り入れを一本化する場合、下限金利かそれに近い金利で借り入れが可能です。現在年18%近い利率で借り入れしている場合、下限金利に近い利率が適用されれば、利息の支払額を大幅にカットできるかもしれません。

SMBCモビットでおまとめローンができないなら

SMBCモビットで借り入れを一本化できる人もいれば、条件によってはできない人もいるでしょう。その場合、ほかのローンを利用して借り入れを一本化することを検討しましょう。主な候補として、以下のような方法が考えられます。

・ほかの消費者金融を利用する

一つ目の方法として、SMBCモビット以外のカードローン会社を利用する方法があります。カードローン会社の中にはおまとめローンを用意している会社がいくつかあります。おまとめローンの場合、総量規制の対象外なので、SMBCモビットとは異なり、年収の1/3を超えるような借り入れでも一本化できます。

例えば、アイフルでは「かりかえMAX」や「おまとめMAX」というおまとめローンを用意しています。金利は年12.0~15.0%と通常よりも低めに設定されているのがポイントです。かりかえMAXはアイフルを初めて利用する人、おまとめMAXは利用経験がある人向けのサービスです。

また、プロミスでもおまとめローンを用意しています。限度額は最高300万円までで、金利は年6.8~17.8%となっています。年17.8%は利息制限法の上限金利に近い利率です。上限金利が適用されると、場合によっては今よりも金利が上がってしまうので注意しましょう。

・銀行カードローンを利用する

銀行カードローンを利用する方法もあります。銀行カードローンは総量規制の制約を受けません。審査次第では年収の1/3を超える債務を抱えていても、おまとめローンが可能です。

例えば静岡銀行では、「しずぎんフリーローン」と呼ばれる商品を展開しています。運転免許証を持っている人なら、静岡県在住以外の人でも申し込むことができます。

しずぎんフリーローンの金利は、年4.5%〜14.5%までの6つのコースのいずれかが適用されます。上限金利の年14.5%でも低金利と言えるでしょう。利息の支払いを少しでも減らしたいと思っている人にはおすすめのフリーローンです。

低金利という側面で見た場合、横浜銀行カードローンも候補の一つになってくるでしょう。横浜銀行カードローンの金利は年1.5%~14.6%で、銀行カードローンの中でも低金利です。最高1000万円までの融資に対応しているので、融資枠が大きければ、複数から借り入れがあり、金額が大きくなっている人でもおまとめしやすいでしょう。手続きがスピーディーな点も魅力で、最短で申し込みの翌日までに融資に対応してくれます。

まとめ

SMBCモビットではおまとめローンに特化した商品はありません。現在の借り入れをSMBCモビットで一括返済するためには、借入残高が年収の1/6以内でなければなりません。また、SMBCモビットの上限金利はほかの消費者金融と同じ水準です。場合によっては現在よりも金利が高くなってしまう可能性があるので注意しましょう。

SMBCモビットで借り入れの一本化が難しいようであれば、おまとめローンを提供している銀行や消費者金融の利用も柔軟に検討しましょう。