FXは少ない資金でもやり方次第で大きなリターンを得ることができる投資として人気を集めているが、株式投資との違いなど詳しいことが分からず、始めることをちゅうちょしてしまう人もいるだろう。

そこで、今回はFXを始める前に知っておきたい取引の仕組みやリスクについて解説していく。

fx, 入門, 初心者
(画像=PIXTA)

FX初心者入門編Q&A

Q

FXを始めようと思っていますが、損をしないか心配です。大丈夫でしょうか?

A

可能性がないとは言い切れませんが、レバレッジをかけすぎなければ大きな損を防ぐことはできます。投資の勉強として少額から始められるのがFXの特徴なので、まずは少額から始めてみるのがいいでしょう。

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Q

FXを始めるのにはいくら必要ですか?

A

最低5円から始められるFXですが、利益を出したい場合は3〜5万円ほどの資金で始めるのが良いでしょう。取引単位が1000通貨以下のFX会社を利用すれば、利益を出しつつ少額で取引をスタートできます。

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Q

取引の際に手数料などはかかりますか?

A

FXでは、ほぼすべての業者で取引手数料が無料になっています。ただし、手数料の代わりにスプレッドという仕組みがあり、実質的な手数料となっています。FX会社を選ぶときは、なるべくスプレッドの低い会社を選ぶことが重要です。

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Q

FX業者の選び方がわかりません

A

初心者の方の場合は「SBI FXトレード」や「YJFX!」などの人気業者から始めるのがいいでしょう。もっと詳しく知りたい方は当サイトのFX口座おすすめランキング 初心者におすすめの20社をプロが徹底比較などを参考にしてみてください。

FXの仕組みとは?

FXは少ない資金でも始めることができるが、投資である限り利益が出るだけでなく損失を出す可能性もある。損失を減らし利益を出すには、あらかじめきちんと知識を持っておくことが大切だ。

FXを始めたいと考えている人に知っておいてほしい入門知識をいくつか紹介していこう。

FXの取引の仕組み

FXとは為替の値動きを利用した投資だ。日本円を米ドルやトルコリラなど他の国の通貨に交換することを「外国為替取引」という。

通貨と通貨をいくらで交換するかという交換レートのことを「為替レート」というが、為替レートは政治や経済状況によって刻一刻と変化する。この為替レートの値動きを予想し、「安く買って高く売る」または「高く売って安く買う」ことで利益を出すのがFXの基本的な仕組みとなる。

為替差益とスワップポイントの2つの利益がある

FXで利益を出すには、為替差益を狙う方法とスワップポイントをもらう方法の2つがある。

為替差益とは、為替レートの値動きを予想し、「安く買って高く売る」または「高く売って安く買う」ことで出る差額を利益とする方法だ。

例えば1ドルが100円の時点で「これから円安になる」と予想し、ドルを10万円分買う。その後1ドルが110円になった時点で、ドルを売って円を買い戻す。すると10万円が11万円となり、差額の1万円が為替差益となるわけだ。

一方、スワップポイントとは、各国の金利の差による利益のことだ。異なる2つの国の通貨を交換したとき、同時に金利の交換が行われる。各国の金利は異なるため、それを調整するために調整額として付与されるものがスワップポイントだ。

日本円のような超低金利の通貨を売り、高金利の通貨を買うと、その通貨を所持している間ずっと金利調整額が付与される。1日約40円のスワップポイントを受け取れるとして1年間ポジションを維持した場合、1万4600円の利益となる。

FXと株との違い

FXも株式投資も同じ投資だが、いくつか違う点がある。

まず大きな違いは投資の対象が通貨であるか企業であるかという点だ。FXが通貨の交換レートである為替レートを利用する投資であることに対して、株式投資は企業が発行する株券が投資対象となる。

また、個人投資家にとって大きな違いとなるのが、取引が可能な時間帯だ。株式投資は平日の午前9時から15時までに限られているが、FXは平日であれば24時間取引が可能だ。日中に本業を持つ個人投資家にとって、夜間にも取引ができるというのは大きなメリットだろう。

Q


トレードを始めたきっかけを教えてください

田畑昇人

田畑昇人さん
個人投資家

私がトレードを始めたのは、大学生の頃でした。当時、「口座開設して1Lot取引すれば、1万円キャッシュバック」といったキャンペーンが多くの会社で実施されていたのです。大学生にとっての1万円はアルバイトの日給です。「キャッシュバックしてもらえるのならば、とりあえずやってみよう」と各社の口座を開設しました。キャッシュバックしてもらったら、トレードは止めるつもりだったのですが、いつの間にかのめり込んでしまったんです

田畑昇人

田畑昇人さん
個人投資家

私がトレードを始めたのは、大学生の頃でした。当時、「口座開設して1Lot取引すれば、1万円キャッシュバック」といったキャンペーンが多くの会社で実施されていたのです。大学生にとっての1万円はアルバイトの日給です。「キャッシュバックしてもらえるのならば、とりあえずやってみよう」と各社の口座を開設しました。キャッシュバックしてもらったら、トレードは止めるつもりだったのですが、いつの間にかのめり込んでしまったんです


FXのもっとも大きな特徴「レバレッジ」とは

FXのもっとも大きな特徴がレバレッジだ。レバレッジとは「てこ」を意味する言葉で、この仕組みを利用することで、自分が入金した資金の最大25倍(国内の場合)までの取引が可能となる。例えば1万円を投資資金として入金した場合であれば、25万円分まで取引が可能というわけだ。FXが少額の資金で大きな取引ができるというのは、このレバレッジというシステムによる。

FXのリスクとは

FXにはメリットだけでなく、もちろんリスクもある。FXは投資であるため、自分の予想と為替レートが違う動きをした場合、損失を出してしまうことがある。損失を大きくしてしまう要因となるのがレバレッジだ。

レバレッジをかけることで同じ取引をした場合の利益は大きくなるが、損失も同じように大きくなる。例えば予想が外れて1万円の損失を出してしまった場合、レバレッジ25倍をかけていれば損失も25万円となる。

為替レートはある程度の幅の中で値動きをしているが、政治などの影響により暴落する場合もある。近年では2015年のスイスフランショックで「ユーロ/スイスフラン」が約20分で3800pipsもの大暴落を起こしている。

この大暴落により注文を約定することができないまま、大きな損失を出してしまったトレーダーも多い。これらのリスクを頭に入れてリスク管理に努めることがFX入門者にとって大切となる。

FXはいくらから始められるのか?

FXを始めたいと考えたとき、投資資金はいくら用意すればいいのだろうか?投資資金について見ていこう。

FXは少ない自己資金で始められる

FXは株式投資などと比較すると、少額から始められることが特徴だ。それを可能にするのがレバレッジである。例えば10万円の証拠金をFX口座に入金すれば、レバレッジ10倍で100万円までの投資が可能というわけだ。

最初にどの程度の自己資金を用意するかは資産状況によっても異なるが、ある程度利益が狙える1万通貨単位の取引を行う場合、レバレッジ3倍をかけるとして約30万円の自己資金が必要とされる。

1通貨から始められるFX会社もある

いきなり多くのポジションを持つのは怖いというFX入門者にとってうれしいのが、1通貨から取引が可能なFX会社だ。例えばSBIFXトレードの場合、最低取引単位が1通貨となっており、少額からの投資が可能だ。1通貨の取引に必要な取引証拠金は約5円なので、入門者にやさしい額と言える。

余裕を持つなら10万円程度を用意する

いくら少額投資が可能だからと言っても、1通貨では利益はほとんど出せないだろう。またFX会社側で最小の取引通貨単位を決めているため、ある程度の資金は必要だ。取引通貨単位はFX会社によっても異なるが、1000通貨または1万通貨が多い。

1000通貨の取引をレバレッジをかけずに行うために必要な証拠金は約10万円だ。10万円の証拠金を用意しておくと、FX会社の選択肢が増えるだろう。

レバレッジをかければ大きな投資も可能だがリスクも大きい

FXの特徴であるレバレッジを使えば、少額の資金でも大きな投資が可能となる。しかし予想が外れた場合の損失も大きくなるため、入門者はレバレッジのかけすぎに注意したい。

損失を出したときに怖いのが強制ロスカットだ。決済せずにポジションを維持している間には、利益も損失も確定しない。しかし含み損が大きくなりすぎると、その時点で強制的に決済が行われてしまうことがある。これが強制ロスカットだ。

強制ロスカットが行われるのは、現在入金している証拠金に対して含み損が大きくなりすぎることによる。特にレバレッジを大きくかけていると含み損も大きくなり、強制ロスカットのリスクが増える。レバレッジのかけすぎには注意しておくことが大切だ。

Q


初心者におすすめのトレード方法とその理由は?

田畑昇人

田畑昇人さん
個人投資家

まずは、きちんとPDCAサイクルが回せるかどうかが重要だと思います。出来高がそれほど多くない日のチャートデータを検証しても、それはただのノイズの可能性があります。私は、ボラティリティの高い、出来高が多い局面でなければ、トレードをしても利益を出すのは難しいと考えています。なので、重要経済指標後など出来高が多いであろう時間・日にちの後で、取引の試行錯誤をすることによって、上達も早くはなると思います。

田畑昇人

田畑昇人さん
個人投資家

まずは、きちんとPDCAサイクルが回せるかどうかが重要だと思います。出来高がそれほど多くない日のチャートデータを検証しても、それはただのノイズの可能性があります。私は、ボラティリティの高い、出来高が多い局面でなければ、トレードをしても利益を出すのは難しいと考えています。なので、重要経済指標後など出来高が多いであろう時間・日にちの後で、取引の試行錯誤をすることによって、上達も早くはなると思います。


FX入門者が口座を開設する際にチェックしておきたいポイントとは

FX会社で口座を開設する前に、どのFX会社を選べばいいのか迷うこともあるだろう。そのため、FX入門者が口座開設前にチェックしておきたいポイントを紹介していく。

スプレッドは手数料!なるべく狭いものを選ぶ

FXは取引手数料無料としているFX会社が多い。しかし実質的な取引手数料として支払わなくてはならないものとしてスプレッドがある。スプレッドとは通貨を売買するときの売値と買値の差額のことだ。この差額がFX会社への手数料となり、取引をするたびに必ず支払わなくてはならない。 FXは株式投資に比べると頻繁に取引を行うことが多い。そのたびにスプレッドを支払う必要があるため、スプレッドがなるべく狭いFX会社を選ぶことで取引コストを減らすことができる。

手堅く長期で利益を出すならスワップポイントが大切

こまめなトレードではなく、長期的に安定した利益を狙いたい投資家に人気なのがスワップポイントだ。スワップポイントは高金利の通貨のポジションを維持している期間、毎日付与されるため、ある程度の期間ポジション維持をすることが必要となる。スワップポイントはFX会社によって異なるため、スワップポイント狙いでFXを始める場合はスワップポイントの高さにこだわってFX会社を選びたい。

約定率は要注意!低いと狙った利益が出せない

FX会社選びのときにもう一つ注意しておきたいのが約定率だ。注文ボタンを押して狙った金額で注文が確定する確率のことを約定率という。為替レートは刻一刻と変化しているものなので、約定率が低いと狙った金額での取引ができず、思わぬ損失を出してしまうことがある。

約定率がFX会社によって異なるのは、FX会社のサーバーの処理能力による。取引の少ない日中は差が出にくい。しかし為替取引が活発になるNY市場の時間帯である午後10時から午前4時までなどはFX会社によって約定率が変わってくる。自分の意図した投資を行うには、約定率が高いFX会社を選ぶことが大切だ。

FXはレバレッジを上手に使うことなどで、少額でも利益を出せる投資だ。まずはFXについて正しい入門知識を身に付けて、挑戦してみてはいかがだろうか。

Q


利用しているFX会社とその理由について

田畑昇人

田畑昇人さん
個人投資家

自分は、YJFXのCymo(サイモ)というアプリが使いやすいと思っています。YJFXはFXに特化しているので、証拠金を移動する必要がない点も初心者にはありがたいのではないでしょうか。

田畑昇人

田畑昇人さん
個人投資家

自分は、YJFXのCymo(サイモ)というアプリが使いやすいと思っています。YJFXはFXに特化しているので、証拠金を移動する必要がない点も初心者にはありがたいのではないでしょうか。


FXの口座開設の手順は?

一般的なFX会社の口座開設をする手順は下記のとおりだ。

  • 口座開設の申し込み
  • 本人確認書類とマイナンバーを提出する
  • FX会社による審査
  • FX会社からログインIDとパスワードが郵送される
  • FX口座に入金
  • ログイン、取引開始

それぞれを詳しくみていこう。

口座開設の申し込み

インターネット上から申し込む場合、以下の質問に回答する必要がある。

  • 名前、性別、生年月日
  • 電話番号、メールアドレス
  • 住所
  • 職業
  • 年収、自己資産の金額
  • 投資の経験、目的

問題がなければ5〜15分で手続きは完了。ただし、土日は口座開設の手続きをしていないことに気をつけたい。

口座開設するための条件として、以下を満たしていれば問題ないだろう。

  • 20歳以上75歳未満
  • 日本国内に居住している
  • 反社会勢力と関係がない

本人確認書類とマイナンバーを提出する

免許証などの本人確認書類とマイナンバーの提出が必要になるため、スマートフォンで撮った写真などを添付する。郵送の場合は口座開設までの時間がかかることに注意しよう。マイナンバーは口座開設に必要な書類になり、マイナンバーカードや通知カードを準備しておきたい。

もし手元にマイナンバーカードや通知カードが用意できない場合、マイナンバーが記載された住民票でも申し込みできる。「マイナンバーが記載された住民票」と「免許証やパスポートなど顔写真付きの本人確認書類」などのように書類を2点組み合わせることで、口座開設が可能だ。詳しくはそれぞれのFX会社における必要書類を確認しよう。

FX会社による審査

口座開設の申込みをしたFX会社によって、それぞれ独自の審査が行われます。所要期間は1〜3営業日程度だ。

FX会社からログインIDとパスワードが郵送される

審査が通った場合、FX会社からログインIDとパスワードが記載された「口座開設手続き完了のご案内」などの書類が送られてくる。インターネット上で手続きが完結できるFX会社の場合、審査が通ればその日のうちにFXの取引を行うことも可能だ。

FX会社の審査では事実確認で済む場合がほとんどであるため、審査が通らない場合、申し込み書類に不備がある可能性が高い。申し込む際には入力ミスや誤った情報を記載しないように確認することをおすすめする。

FX口座に入金

所定のFX口座に自身の銀行口座から入金を行う。ネットバンキングを利用すればすぐに入金ができるため、最短数分程度でもFX口座に入金が反映されるだろう。

ログイン、取引開始

口座開設を申し込んだFX会社の公式サイトにアクセスし、送られてきたログインIDとパスワードを入力すれば、取引が開始できる。また、それぞれのFX会社が提供しているツールやスマートフォン用アプリでも取引が可能だ。

不安な人はデモトレードで練習しよう

デモトレードとは自身の資金を用いずに架空の資金でFX取引ができるシステムだ。それぞれのFX会社ではFX取引初心者向けに無料のデモトレードが用意されている。メールアドレスなどの登録だけで体験できるため、FX取引をこれから始めたい方にはよい練習になるだろう。

デモトレードができるFX会社を選ぶ際には、実際のFX取引と同じ条件や環境で取引できるFX会社を選ぶことをおすすめする。そして、さまざまな取引方法を試してみよう。その中から自身の取引スタイルが見つかるはずだ。

さらにデモトレードには下記のメリットがある。

  • 市場の動きをイメージできる
  • 自身の資金が減らない
  • さまざまな注文方法を試せる

それぞれを詳しくみていこう。

市場の動きをイメージできる

デモトレードでは実際に動いている市場で、架空の資金を用いてFX取引ができる。そのため、どのようなタイミングで値動きがあるのか、時間帯による市場の動きなどをイメージしながら、取引可能だ。

デモトレードを行わずに実際の取引を始めてしまうと、どの時間帯にどのように市場が動くのかがわからないまま、資金がなくなってしまうことにもなる。FX取引初心者であれば、まずデモトレードでFX取引の感覚を掴むとよいだろう。

自身の資金が減らない

FXをいざ始めようと考えても、実際に自身の資金をいきなり用いることは誰でも抵抗があるはずだ。デモトレードでは架空の資金を使い、実際の取引に近い環境でFX取引が可能である。

もし大きな損失につながった場合でも、実際にはお金は減らないため、リスクを気にせずにさまざまな取引方法を試せることもメリットだろう。そして、実際に損失を出す経験をした方が、失敗した場合の対策を考えることにもつながるはずだ。

さまざまな注文方法を試せる

FX取引には指値注文、逆指値注文、OCO注文などさまざまな注文方法がある。デモトレードでこれらの注文方法を何度でも試せることがメリットだろう。

実際のFX取引では注文方法を試すために取引をすることは難しい。デモトレードの中でいろいろなシチュエーションにおいてさまざまな注文方法を試してみることで、自身の取引スタイルを探したり、注文方法を覚えたりすることにつながるだろう。

またFX会社には各社さまざまな取引ツールが用意されている。FX会社を選ぶ上で検討するポイントはたくさんあるが、使いやすいツールでFX取引を行うことは、自身の利益にもつながるため非常に重要である。

デモトレードは実際のFX取引より制限があるが、取引画面の見やすさや注文の行いやすさなど、比較検討するためにデモトレードを活用することをおすすめしたい。

ライフスタイルにあわせた4種類のトレード手法

FX取引ではライフスタイルや取引スタイルなどに適したトレード手法を用いる。

ここでは下記4種類のトレード手法を紹介していく。

  • スキャルピング
  • デイトレード
  • スイングトレード
  • 長期トレード

それぞれの手法を詳しくみていこう。

スキャルピング

スキャルピングはさまざまなトレード手法のなかでも、取引にかかる時間が最も短い手法だ。取引をたくさん行い、小さな利益を積み上げることを目的としている。一度の取引で大きな利益は見込みにくいが、損失も少ないこともスキャルピングの特徴だ。

短時間で市場の分析を行い、売買の判断をしなければならないため、FX取引初心者においてスキャルピングは難しい手法になる。だが、チャートを毎日見続けられる、すばやい判断力がある方には向いている手法なので、自身の取引スタイルと合っているか試してみるのもよいだろう。

デイトレード

デイトレードとは手法の名称のとおり、1日の取引時間の中で注文と決済までを完了させるトレード手法である。スキャルピングと同様に毎日の利益をコツコツと積み上げていく投資スタイルだ。

デイトレードは朝や仕事の空き時間などに事前に注文を行うため、時間の拘束があまりない。FX取引の最中にチャート画面を見続ける必要もないため、本業の邪魔になりにくいことも特徴である。1日単位の投資結果であれば精神的な負担も少なく、無理なくFX取引を続けたい方にはおすすめのトレード手法だ。

スイングトレード

スイングトレードとは数日〜数週間の期間で、ある程度大きな利益を狙うトレード手法である。短期売買の投資スタイルだがスキャルピングやデイトレードより少し期間が長い。

ポジションを保有し続ける期間が長いため、本業で忙しくFX取引にあまり時間をかけられない方におすすめの投資スタイルだ。市場の動きに気を取られる必要もないため、精神的な負担も軽いことも特徴である。

保有期間が長くなるため、その分大きな利益を狙える。だが、損切りの設定を広めに設定しなければならなくなり、取引リスクが大きなることに注意したい。

長期トレード

長期トレードとはスイングトレードよりも長く、数週間から数ヶ月、長い場合は年単位でポジションを保有するトレード手法だ。ポジションを保有する期間が長いため、メキシコペソやトルコリラなどの高金利通貨と日本円との通貨ペアによるスワップポイントによる利益も見込める可能性もある。

長期トレードは普段のライフスタイルでFX取引にかけられる時間が少ない方には、特におすすめだ。

FX入門者はどの通貨で取引すればよいのか

FXの取引を始めようと思っても、取引通貨がたくさんあり戸惑うかもしれない。そんなFX入門者におすすめの通貨ペアを紹介していく。

FXの通貨ペアとは売買する2つの国における通貨の組み合わせである。例えば「ドル円」の場合、ドルを購入して円を売却したり、反対にドルを売却して円を購入したりできる。通貨ペアは「メジャー通貨ペア」と「マイナー通貨ペア」の2つに大きく分けられ、メジャー通貨ペアは取引量が多くスプレッドが狭いため安定した取引ができる。よってFX入門者におすすめの通貨といえる。

通貨ペアの代表例としては、ドル円、ユーロ円、豪ドル円、豪ドル米ドル、ユーロドルなどがありる。通貨ペアに「円」が組み合わさった通貨ペアを「クロス円(ドル円以外)」、「ドル」が組み合わさった通貨ペアを「ドルストレート」と呼ぶ。

マイナー通貨ペアとは「南アフリカランド円」や「トルコリラ円」など、市場の取引が少なく値動きの変動が大きい通貨ペアを指す。金利が高いため大きな利益を狙えるがリスクもあり、FX入門者にはあまり適していない。

ここでは「メジャー通貨」からFX入門者におすすめの通貨ペアを紹介する。

ドル円

FXの取引経験がある人なら誰でも知っている通貨ペアだ。メジャー通貨の組み合わせのため相場の変動が緩やかで、FX入門者がまずおすすめしたい通貨ペアである。

世界情勢が悪化している場合、金の取引量が増加する傾向がある。これはドルのリスクヘッジとして金に投資されるからだ。よってドルは金の相場と反対の相関関係にあると言えよう。そのため、金の相場を確認することでドルの動向を予測しやすくなる。

FX入門者であれば判断材料が増えるのでドル円はおすすめの通貨ペアだ。

ユーロ円

スプレッドがドル円に続いて狭いため、価格変動が大きい。そのためスキャルピングやデイトレードのFX取引を行いたい人には最適である。またドル円と値動きが似た傾向があり、予測しやすことも特徴。

豪ドル円

金利が高い「豪ドル」と金利が低い「円」を組み合わせた通貨ペアで、スワップポイント狙いで取引する人が多いことが特徴。信頼度が高い先進国の通貨なため通貨の価値が暴落するリスクが低く、中長期的な運用も可能だ。

豪ドル米ドル

「豪ドル」「米ドル」の両方とも取引量が多く流動性が高い通貨ペア。値動きが安定しているためFX入門者におすすめ。豪ドル自体に値動きがあまりないため、短期ではなく中長期な運用を行う取引が多いことが特徴。

ユーロドル

世界1位の取引量がある「ドル」と2位の「ユーロ」が組み合わさった通貨ペア。両方の通貨における取引量が多いため、値動きが読みやすいためFX入門者に適した通貨ペアだろう。取引を行うトレーダーも多く集団心理による上げ下げが見られることが特徴。

例えば、上昇の気配があるとレートが急上昇したり、反対に暴落の気配があるとレートが急落したりする傾向がある。よって予測できない不規則な値動きがあまりみられないため、FX入門者におすすめの通貨ペアだ。

Q


通貨ペアの選び方を教えてください

田畑昇人

田畑昇人さん
個人投資家

自分は、スプレッドが狭いドルストレートを中心に取引してます。ポンド/豪ドルのような参加者が少ない通貨ペアでテクニカル分析と言われても、個人的にはピンとこないですね。

田畑昇人

田畑昇人さん
個人投資家

自分は、スプレッドが狭いドルストレートを中心に取引してます。ポンド/豪ドルのような参加者が少ない通貨ペアでテクニカル分析と言われても、個人的にはピンとこないですね。


チャートの見方を解説!ローソク足とは

FXのチャートとは過去の値動きを価格や時間を軸にしてグラフで表したものだ。過去のチャートを可視化することで、そのときの相場における値動きを把握できる。この値動きを分析することで市場の将来的な値動きや今後の動向を予測するヒントを得られるのだ。

ローソク足とは

チャートのローソク足は日本で発祥したと言われており、最初は「点」だけの表示だったが、形状が変化し多くのトレーダーから用いられるようになった。

ローソク足は下記4つの値で構成されている。

  • 始値
  • 終値
  • 高値
  • 安値

ローソク足の中心部分は「実体」と呼ばれて、始値より終値が高い場合は「陽線」、始値より終値が低い場合は「陰線」と呼ばれる。FXのローソク足では「陽線」は赤色、「陰線」は青色で表示されることが多い。そのときの相場の状況を視覚的に判断するためには、ローソク足を用いるとわかりやすい。

ローソク足から上下に出ている細い線は「ヒゲ」と呼ばれており、それぞれがその期間における最高値と最安値を表している。このヒゲが長いほど、その期間の価格変動が大きいことがわかるのだ。ヒゲの長さをチェックすると、相場の状況を深く分析することも可能になる。

また、FX会社で利用できるツールではローソク足の区切る期間を下記のように設定できる。

  • 10秒足
  • 1分足
  • 5分足
  • 10分足
  • 15分足
  • 30分足
  • 60分足
  • 2時間足
  • 4時間足
  • 8時間足
  • 12時間足
  • 日足
  • 週足
  • 月足

スキャルピングなど短期売買のトレード手法であれば「1分足」や「5分足」を中心に用いて、デイトレードやスイングトレード、長期トレードであれば「日足」や「週足」、「月足」が用いられる。さまざまな時間軸を設定してみて、市場の傾向を把握するのはもちろんこと、自身の投資スタイルに合わせて適切に設定するとよいだろう。

トレンドとは

FXの市場は価格が上下しており、ローソク足がこの値動きを示している。ローソク足が「赤色」または「青色」に集中することがあり、これを「トレンド」と呼ぶ。

値上がりが集中し、赤色のローソク足が増えて右肩上がりになるトレンドを「上昇トレンド」、反対に青色のローソク足が増えて右肩下がりになるトレンドを「下落トレンド」と呼ぶ。また、チャートとが一定の範囲で上下を繰り返している動きは「レンジ相場」と呼ぶ。この場合、上昇トレンドか下落トレンドかがわかりにくい状態なため、FX取引初心者は無理に取引しないほうがよいだろう。

相場分析の主な手法とは

FX取引の収益を得るためには相場分析を行い、現在のトレンドと将来の値動きを予測しなければならない。

ここでは相場分析の核となる下記2種類の分析方法を紹介する。

  • テクニカル分析
  • ファンダメンタル分析

テクニカル分析とは

テクニカル分析はチャート上のローソク足における形状分析したり、テクニカル指標を表示させたりすることで、過去から現在までのチャートを読み取り、未来の値動きを予想する分析方法である。

テクニカル指標

主なテクニカル指標として下記の分析方法を用いる

  • 移動平均線
  • 一目(いちもく)均衡表
  • ボリンジャーバンド
  • RSI(相対力指数)
  • MACD(移動平均収束乖離トレード法)
  • ストキャスティクス

それぞれを詳しくみていこう。

・移動平均線

移動平均線は「毎日の平均値をつなぎ合わせたグラフ」である。テクニカル分析において、移動平均線は最もよく利用される分析方法だ。5日間、21日間、200日間など、一定期間における終値の平均値を座標で表しグラフ化している。

メリットとして毎日の細かい値動きに左右されずに、その期間内における値動きを把握できることが挙げられる。

・一目(いちもく)均衡表

一目均衡表はチャートに
・基準線
・転換線
・先行スパン線(2本)
・遅行スパン線
という5本の線を追加してローソク足との関係性を分析する分析方法だ。

FX取引初心者であればローソク足だけで市場の分析をすることは難しいだろう。一目均衡表を表示させるとチャートがわかりやすくなるため、まず取り入れたいテクニカル分析だ。

・ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドは移動平均線の値から標準偏差を導き出し、上限値と下限値を求める分析方法だ。FX取引の価格における95%は、この上限値と下限値の範囲内で決まるという考え方を用いている。

・RSI(相対力指数)

RSIは決められた期間内の終値における上げ幅と下げ幅から「0〜100%」の間で指数を算出し、「0〜50%未満」の場合は下落トレンド、「51〜100%」の場合は上昇トレンドと判断する分析方法だ。

・MACD(移動平均収束乖離トレード法)

EMA(指数平滑移動平均)から算出されたMACDラインとMACDシグナルラインを用いた分析方法だ。FX取引の売買を判断する際に、この2つのラインが交差する、またはそれぞれが0と交差したタイミングを参考にする。

・ストキャスティクス

ストキャスティクスは過去の値動きを参考にして上限値と下限値を設定し、その範囲で何%に位置しているかによって売買を判断する分析方法である。

RSIと似た分析方法だが、上限値と下限値を設定する数値が異なる。そのため違いをよく理解してから用いるようにしよう。

ファンダメンタル分析とは

ファンダメンタル分析とは世界経済における情勢やアメリカなどの経済指標、政治動向などを参考うにして、相場の中長期的なトレンドを予測する分析方法である。

主に参考にするのは

  • 米国雇用統計
  • 政策金利
  • 要人発言

など、各国の指標や政策だ。

これらの情報をインターネットや各FX会社のニュース配信などで入手し、チャートの値動きを予測する。

ただし、テクニカル分析とファンダメンタル分析は対立した分析方法ではない。そのため、どちらも取り入れることで、より詳細な相場分析ができるだろう。

複数の注文方法を活用する

ここではFX取引の基本となる下記の注文方法を紹介していく。

  • 成行注文
  • 指値注文
  • 逆指値注文

それぞれを詳しくみていこう。

成行注文

成行注文は注文する時点の為替レートで約定する方法だ。価格を指定せずに相場の動向を見ながら注文できるため、すぐに注文したい場合に効果的である。さらに売買も成立しやすいという特徴も。そのためFX取引初心者でも利用しやすく、わかりやすい注文方法だろう。

指値注文

指値注文とは現在のレートより安い価格で買いたい、または高い価格で売りたい場合に、価格を指定する注文方法である。為替レートが指定した価格になると自動的に売買ができるため、チャートを確認できない場合に効果的だ。

ただし、為替レートが予想したとおりに動かない際には、取引が成立しないことがデメリットとして挙げられる。

逆指値注文

逆指値注文とは現在のレートより高い価格で買いたい、または安い価格で売りたい場合に、価格を指定する注文方法となり、指値注文とは反対の注文方法となる。一般的に損切りしたい場合や、利益を確保したい場合に利用される。

FXはレバレッジを上手に使うことなどで、少額でも利益を出せる投資だ。まずはFXについて正しい入門知識を身に付けて、挑戦してみてはいかがだろうか。

FXの利益に税金はかかるのか

FX取引を始める際には税金についても知っておく必要がある。

ここでは

  • 課税の条件とは
  • 税金はどのくらいかかるのか
  • 損失が出た年も確定申告すべきか

の3項目について説明していく。

課税の条件とは

FX取引による年間の利益が20万円以上発生した場合、納税しなければならない。一月で平均1万7,000円ほど利益が出たら、課税対象となる。また、FX取引の利益が10万円であった場合、株式投資や不動産投資などからの利益と合計して20万円以上になる場合は、確定申告を行う必要がある。

会社に勤めている方などの給与所得者は会社で年末調整が行われるが、FX取引で利益を得た場合は、年末調整ではなく確定申告が必要となることに注意したい。

税金はどのくらいかかるのか

FX取引で発生した利益の場合、経費を差し引いた金額に対して一律で20.315%が課税される。株式投資や投資信託、仮想通貨、NISAなど他の利益と合算はできずに、単独の課税となることに気をつけたい(※くりっく株365、CFD、商品先物取引、バイナリーオプションなどとは損益通算可能)。

また、FX取引に用いたパソコンやスマートフォン、有料ツールなどが経費の対象となる可能性があるため、支払い記録や領収書を用意しておこう。

損失が出た年も確定申告すべきか

FX取引で生じた損失は最大3年間繰り越すことが可能だ。例えば、2019年に15万円の損失が発生したが、2020年には15万の利益が出た場合、2020年の利益は0となる。また、2019年の損失を確定申告しておけば、2020年に大きな利益が出た場合に課税対象となる金額を下げられる。

そのため、損失が出た年も確定申告を行ったほうがよいだろう。

忙しい人は自動売買を活用しよう

FX取引に使える時間を確保できない方は、自動売買を検討するのもおすすめしたい。

自動売買とは新規取引や決済取引など、FX取引の戦略をあらかじめ設定をすることで、投資家の負担を減らしてくれるツールである。

ここでは、

  • 裁量トレードとの違い
  • 自動売買のメリット、デメリット

について、詳しく説明していく。

裁量トレードとの違い

ツールが自動的に売買を行うため、投資家は売買のタイミングを判断しなくていよい。そのため投資家の精神的負担が軽くなることが裁量トレードとの違いとして挙げられる。

また、売買のタイミングはどうしても人間の感情に影響を受けやすい。利益を得られるタイミングを逃したり、損失を大きくなったりしてしまうこともあるだろう。自動売買では最初に定めたルールどおりに売買が行われるため、このようなリスクを減らすことにもつながるはずだ。

自動売買のメリット

事前に売買の設定をすればプログラムによって自動的に取引が行われるため、初心者でも簡単にFX取引ができることがメリットだ。

テクニカル分析やファンダメンタル分析などの相場分析も必要なく、チャート画面を確認する必要もない。仕事が忙しいなど、FX取引に時間を割けない場合でも、無理なく取引を続けられる。自動売買は長期に渡る利益を得たい方に適した投資方法だろう。

特にFX取引初心者の場合、自身で予測した値動きどおりの取引ができないことが考えられる。自動売買を活用することでルールどおりの取引を行うこともよいだろう。

自動売買のデメリット

自身で設定した戦略以外の値動きがあった場合に、自動売買では対応できないことがデメリットとして挙げられる。自動売買のプログラムは過去の値動きを分析して売買を行うツールであるため、過去になかった急激な相場の変動には対処できない。そのため、そのときの相場条件に合わせて、設定した戦略を見直すことが必要になる。

さらに自動売買には

  • FX会社が提供しているプログラム
  • 実際に取引しているトレーダーが設定したプログラム
  • 自身で設定するプログラム

など、さまざまな種類のプログラムがある。

これらのプログラムには得意な相場と利益が出にくい相場がそれぞれ違うため、選び方によっては利益に差が出てしまう可能性も考慮しなければならない。

また、自動売買は通常の取引よりも高い手数料が設定されている。取引にかかるコストが高くなることもデメリットだろう。

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※ファイナンス・マグネイト社調べ(2012年1月~2019年12月)