今なお世界中で感染拡大が止まらない新型コロナウイルスの影響で、国家はもとより、個人や企業も大変な苦境に陥っています。とりわけ、カードローンや住宅ローンなど多額のローンを抱えている人にとっては、コロナショックによる仕事への影響で生活が苦しくなるうえに、返済の負担が重くのし掛かっている場合もあるでしょう。

この記事では、オリックスのローンを利用している人、または検討している人に向けて、オリックスのコロナ禍におけるさまざまな対応を紹介します。

オリックスのコロナ対応は?

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(画像=PIXTA)

今回のコロナショックにおいて、オリックスは手続きや紹介などをできるだけ簡略かつスムーズに進められるように、さまざまな対応をしています。主なものを紹介してます。

・平時よりも時間がかかる手続きがある

新型コロナウイルス感染拡大防止への対応により、以下の3項目は通常よりも時間がかかってしまいます。

● eダイレクト預金口座開設手続き
● 郵送による各種手続き
● ローンなどの審査および借り入れ後の各種手続き

その他の手続きあるいは取り扱っている商品に関して、不明な点や質問がある場合は、以下URLの「よくあるご質問」の中で該当する項目を確認してみましょう。
https://www.orixbank.co.jp/faq/

・照会や手続きをインターネットで

以下のインターネットサービスを利用することで、各商品のほとんどの手続きや、契約内容の照会などを行うことができます。

● 「eダイレクト預金」「eダイレクト金銭信託」「投資信託」は「お客さま専用ページ」
● 「カードローン」は「メンバーズナビ」
● 「住宅ローン」は「お客さま専用ページ」

利用には事前登録が必要ですが、インターネットサービスが利用できると、大変便利でしょう。

住宅ローンが苦しいなら早期にアクションを

コロナショックによって仕事に影響があり、休業や廃業、契約破棄などによって収入が減った人も多いでしょう。給付金は誰にとってもありがたいものですが、それだけでは損失を埋められない場合もあります。中でも、住宅ローンは家計の支出に占める割合が多く、返済に困っている人もいるでしょう。

オリックスで扱っている住宅ローンについては、早めに手を打てば救済措置を受けられる可能性があります。オリックスのフラット35などの住宅ローンは、民間金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供している、長期固定金利の住宅ローンです。

返済が難しくなりそうだったり、すでに厳しくなったりしている場合は、できるだけ早いタイミングで「一般社団法人全国銀行協会(以下全銀協)」に相談することが賢明です。

全銀協は、銀行業の発展を通じて日本経済に貢献することを目指す組織で、民間銀行のほとんどが加盟しています。全銀協では、コロナショックを受けて、住宅ローンやカードローンの返済が困難になっている人たちに対して、無料相談を行っています。

返済に不安がある場合は、早目に相談してみましょう。時間が経過し、延滞が続くと救済措置の選択肢が限られてくるおそれがあるので、注意が必要です。

コロナ対応の住宅ローン返済特例

住宅金融支援機構では、新型コロナウイルス感染拡大の影響で返済が厳しくなっている人に向け、返済方法を変更できるメニューを用意しています。返済方法変更メニューは、同時に複数を組み合わせることもできます。詳しく見ていきましょう。

・特例利用の要件

返済方法変更メニューの一つである「返済特例」は、返済期間の延長などができる特例で、月々の返済額を減らすことができます。

返済特例の対象となるには、以下3つの項目すべてに該当する必要があります。

1.経済事情や病気などの事情によって返済が困難となっている場合

2.以下の収入基準のいずれかを満たす場合
(1)年収が機構への年間総返済額の4倍以下
(2)月収が世帯人数×6万4000円以下
(3)住宅ローン(機構に加え、民間などの住宅ローンを含む)の年間総返済額の年収に対する割合(返済負担率)が、年収に応じて下表の率を超える人で、収入減少割合が20%以上の場合

 年収  300万円未満  300万円以上

 400万円未満
 400万円以上

 700万円未満
 700万円以上
 返済負担率  30%  35%  40%  45%

3.返済方法の変更により、今後の返済を継続できる場合

これらの条件を満たすことで、返済期間を最長15年延長が可能です。完済時の年齢上限は80歳となります。さらに、失業中あるいは収入が20%以上減少している場合は、最長3年間の元金据置期間が設定できます。

・返済特例の手続きについて

返済特例の手続きの流れは以下のようになります。

1:返済中の金融機関あるいは住宅金融支援機構各支店に相談し、希望を伝えます。返済方法変更の申請、契約に必要な書類などの説明を受けられます。

2:返済中の金融機関に返済方法変更の申請をします。この際に提出する書類は申請書や本人(連帯債務者を含む)の前年および前々年の公的な収入証明書やその他金融機関から提出を依頼される書類です。

3:金融機関と機構で、適用が可能かどうかの審査をします。結果は金融機関から連絡されます。ただし、この審査には一定の時間を要します。

4:適用可能の場合は、返済方法変更の契約を締結します。その際に必要な書類は「金銭消費貸借契約の変更契約証書」「印鑑証明書」やその他金融機関から提出を依頼される書類です。

住宅ローン返済特例利用の注意点

住宅ローン返済特例の利用にあたっては、以下の点に注意しましょう。

・返済の継続が可能かを確認

返済方法変更の利用にあたって、返済方法変更中や変更期間終了後について返済の継続が可能かどうかが審査されます。結果によっては利用できない場合もあります。

・返済の総額は増額される

返済期間の延長によって、毎月の返済額が少なくなることによって月々の返済の負担は軽減されますが、返済期間延長によって利息負担額が増加し、総返済額は増加します。

経済的なゆとりができた場合などは、延長した返済期間を短縮することで、総返済額を抑えることができます。

住宅ローンの返済額を一旦減らしたい場合

「中ゆとり」として、相談によって一定期間の返済額を毎月軽減することができます。ただし、減額期間終了後の返済額あるいは総返済額は増加します。

住宅ローンのボーナス返済を見直したい場合

「ボーナス返済の見直し」として、ボーナス月の返済が負担になっている場合にボーナス返済月の変更やボーナス月の返済額の内訳の変更、およびボーナス返済の取り止めができます。

生活資金を即借りたい人には「VIPローンカード」

コロナショックによって、生活資金などのお金に困っている場合は、オリックスのカードローンサービス「VIPローンカード」を作れば、短期間で借り入れができます。

・最短なら即日

VIPローンカードは、申し込みから契約完了まで、基本的に来店不要でインターネットで手続きができます。利用開始まで最短で即日と、とてもスピーディーです。

提携CD・ATMは全国に約17万3000台あるので、必要なときにどこでも利用できます。

・最高800万円の利用枠で金利(実質年率)1.7〜14.5%

利用可能枠は審査結果で決まりますが、最大で800万円と非常に高い設定になっており、限度枠が大きいほど、融資利率は下がります。

つなぎ融資に「VIPローンカード BUSINESS」

経営者や個人事業主に向けた、資金使途が自由なカードローンサービスが「VIPローンカード BUSINESS」です。事業資金や資金繰りに困った場合のつなぎ資金の調達、仕入資金、納税資金などの事業性資金に利用できます。

使用目的が問われないので、プライベートでも利用できます。ビジネスでの突発的な事態を想定して1枚作っておくと、いざというときの安心につながるでしょう。

・即日振り込み、即日返済

インターネットや電話で借入金の振り込みを申し込むことで、即日に指定した銀行口座に振り込まれます。返済の場合も、振り込みにより即日反映されます。

・最高500万円の枠で金利(実質年率)6.0〜17.8%

「VIPローンカード BUSINESS」は、最大500万円までの限度枠が設定されています。限度枠が大きいほど、融資利率は下がります。

利用も返済もネットで完結「カードレスVIP」

「カードレスVIP」は申請、借り入れ、返済のすべてがネットで完結するカードレスのローンです。

VIPローンカードの内容はそのままに、カード発行費などの経費削減によって、カード発行型のVIPローンカードの融資利率より0.2%低い金利(実質年率)を享受できます。ただし、下限金利は1.7%で、カード発行型と同じです。

カードレスローンを申請できるのは、その時点で契約していない人に限られます。すでにVIPローンカードを契約している人がカードレスVIPを利用したい場合は、一旦解約して申し込む必要があります。

無理のない新規利用や利用中の条件変更を

オリックスのローンに関して、新型コロナウイルスの感染拡大防止のための手続きや照会などの対応、住宅ローンの返済で困っている場合の対応などを解説しました。また、利用者ではなくても、コロナショックで生活資金や事業資金、資金繰り対策などで困っている人に短期間で利用が可能となるオリックスのカードローンも紹介しました。

新規の利用や利用条件を変更する場合は、今後の家計の状態をよく考えたうえで、無理のない範囲で行うことが賢明です。