カードローン会社から借り入れをする際、気になることの一つは金利でしょう。もちろん金利は低いほうが理想ですが、実際にお金を借りた場合は、どの程度の利息がかかるのでしょうか。この記事では大手カードロ-ン会社のアイフルの金利について解説します。さらに、利息を減らす方法も紹介します。

アイフルの金利の基礎知識

アイフル,利息
(画像=PIXTA)

アイフルの金利は利用する商品によっても変わります。しっかり把握しておきましょう。

 商品名  金利(実質年率)
 キャッシングローン  3.0~18.0%
 ファーストプレミアムカードローン  3.0~9.5%
 SuLaLi  18.0%
 おまとめMAX  3.0~17.5%
 かりかえMAX  3.0~17.5%
 無担保ローン

 個人プラン/法人プラン
 3.0~18.0%
 不動産担保ローン

 個人プラン/法人プラン
 3.0~12.0%

一般的にもっとも多く利用されるのはキャッシングローンでしょう。また、初めてアイフルを利用し、まとまった金額を借り入れたい人限定のファーストプレミアムカードローンは、金利の低さが目立ちます。

・アイフルの金利は?

アイフルの金利を見る際に理解しておきたいのが「実質年率」という言葉です。実質年率とは現在の借入金に1年間でかかる利息のことです。例えば実質年率が10.0%で、借入金が10万円であれば、1年間で1万円の利息がかかるということになります。

毎月の返済にかかる利息を割り出すには、利息を日割り計算する必要があります。その計算式について解説します。

・アイフルの利息はどのくらいかかる?

毎月の利息を算出する日割り計算の計算式は以下のとおりです。

利息=借入金額×金利(実質年率)÷365(日)×借入日数

まず借入金額に金利をかけて、1年間の利息を計算します。1年間の利息額を365で割ると、1日当たりの利息が計算できます。この金額に借入期間(前回返済日から今回返済日までの日数)をかけることで、利息を算出できます。

この利息計算式を利用して、金額別の利息を計算してみましょう。計算の前提として、実質年率を18.0%、借入期間は約定日制で30日、サイクル制で35日とします。

 借入金額  約定日制  サイクル制
 10万円  1479円  1726円
 30万円  4438円  5178円
 50万円  7397円  8630円

※1円未満は切り捨て

上表の金額が1ヵ月分の利息となります。この利息以上に返済した場合は、利息を超えた分が元本の返済に充てられます。

他の消費者金融・カードローンの金利との比較

アイフルの金利は高いのでしょうか、低いのでしょうか。ここからは競合他社の金利と比較していきます。比較する商品は、アイフルの「キャッシングローン」にあたる、各社でもっともポピュラーなフリーローンの商品とします。

・消費者金融との比較

   アイフル  プロミス  アコム
 貸付限度額  800万円以内  500万円まで  1~800万円
 金利(実質年率)  3.0~18.0%  4.5~17.8%

 ※新規対象
 3.0~18.0%
 遅延損害金

 (実質年率)
 20.0%  20.0%  20.0%

各社とも大きな差はありませんが、プロミスのみ貸付限度額と最高金利がやや低く、最低金利がやや高くなっています。

・銀行カードローン

続いて銀行カードローンとの比較です。

   アイフル  バンクイック

 (三菱UFJ銀行)
 みずほ銀行

 カードローン
 貸付限度額  800万円以内  10~500万円  10~800万円
 利息(実質年率)  3.0~18.0%  1.8~14.6%  2.0~14.0%

金利に関しては銀行カードローンのほうが若干低くなっています。銀行カードローンは借入金額ごとに利率が定められており、その利率が適用されます。借入金額が少なければ利息は高く、多ければ利息は低くなります。

みずほ銀行カードローンは、みずほ銀行で住宅ローンを組んでいる人に限り、利息が0.5%低くなるサービスを行っています。

銀行カードローンのほうが好印象に感じられますが、その分銀行カードローンは審査が厳しく、即日融資に対応できないなどデメリットもあるので、利用する際は状況によって使い分けましょう。

利息を抑える方法は?

ここからは、できる限り利息を抑える方法を紹介します。

・借入上限を増額

利息を抑えるためには、借入金額を増やす方法があります。どのカードローン会社も同様ですが、貸付金額が多いほど金利は低く抑えられます。アイフルで借入上限金額を増額するにはどうすればよいのでしょうか。

上限金額の増額を申し込む方法は2つあります。

・Webからの申し込み
・電話での申し込み

Webからの申し込みの際は、アイフル公式ホームページにある増額申し込みフォームに必要事項を入力し、審査を待ちます。増額希望の内容によっては、収入証明書類(源泉徴収票、給与明細書、住民税決定通知書、納付証明書、青色申告書など)を提出する必要があります。必要書類を撮影し、画像データを専用フォームから送信しましょう。

審査に通過すれば、WebやアイフルATMで再度必要な手続きをすることで増額分の融資が可能になります。

電話の場合、増額専用ダイヤルに連絡し、審査を受けます。その後の流れはWeb申し込みと同様です。

・返済を長期化させない

金利を下げるためには、融資上限額を上げる方法がありますが、最終的に支払う利息額を低く抑えるためには、できるだけ短期間で完済することが最良の方法です。

仮にアイフルで、金利18.0%で50万円を借り入れ、毎月1万円の元本+利息分を返済していくと、50回で約19万円の利息を支払うことになるのです。

一方、同じ条件で返済金額を毎月10万円の元本+利息とすると、支払う利息の合計は2万2000円ほどになります。

毎月10万円の返済は現実的ではありませんが、毎月の返済額が多いほど、支払う利息を安く抑えることができます。無理のない範囲で、それなりの金額を毎月返済していくことが利息を抑えるコツです。

・30日間無利息サービスを使う

アイフルでは30日間無利息サービスを行っています。このサービスを利用することで、結果的に利息を安く抑えることが可能です。

アイフルの30日間無利息サービスとは?

アイフルの30日間無利息サービスは、申込日から30日間は利息が発生しないというサービスです。サービス利用するためにはいくつか条件があります。条件を確認しながら、実際に利用した際の利息支払い金額を見ていきましょう。

・30日間無利息サービスの特徴

30日間無利息サービスの利用には、2つの条件があります。1つ目が「アイフルを初めて利用すること」です。過去にアイフルから融資を受けたことがある人は利用できないので注意しましょう。

2つ目は「利用できるプランが限られている」ことです。30日間無利息サービスを利用できるのは「キャッシングローン」、女性専用の定額融資プラン「SuLaLi」、そして金利が低い「ファーストプレミアムカードローン」の3つのプランです。

初めてアイフルを利用する人で、これらのプランを利用する場合、30日間無利息サービスが適用されます。

次に、30日間無利息サービスを利用した場合の支払利息金額を計算してみましょう。借入金額10万円、金利18.0%、契約日翌日に10万円借り入れをしたとして計算します。

 毎月の返済額  10万円  5万円  2万円
 無利息サービス利用  0円  約700円  約3000円
 無利息サービスなし  約1500円  約2200円  約4400円

すべて30日ごとに返済したと仮定すると、10万円借り入れ、30日目までに10万円を返済すれば利息は0円です。毎月2万円ずつ返済したとしても、1400円ほど支払利息総額を安く抑えることができます。

・30日間無利息サービス利用時の注意点

30日間無利息サービスには、いくつか注意点があります。

まず、30日間無利息サービスは、契約日の翌日からスタートします。契約して10日後に融資を受けた場合、サービス期間は20日間です。初融資日からではなく、契約日から計算することを覚えておきましょう。

また、無利息期間の30日間に支払い約定日が来た場合、その日に返済をしなければなりません。もちろんこの期間は利息が0円なので、支払った金額すべてを元本返済に充てることができます。

まとめ

アイフルでは、借入金額によって3.0~18.0%の利息の支払いが必要です。利息に関しては、ほかの消費者金融とほぼ同等ですが、銀行カードローンよりはやや高い数値です。

利息を安く抑える主な方法は、「金利を下げる」か「支払う利息総額を抑える」の2つです。金利を下げるには借入総額を増額すること、支払う利息総額を抑えるには、できるだけ早く完済することが大切です。

しかし、無理な金額での返済は自分の経済状況を苦しくしてしまう可能性があるので、計画的に支払える範囲できっちりと返済していきましょう。

初めてアイフルを利用する人は、「30日間無利息サービス」を利用するのも利息の支払総額を抑える有効な手段です。

この記事を参考に、アイフルの利息と賢く付き合っていきましょう。