ネットマネー 2017年1月号より一部を特別公開!

格安中古の一戸建て。リフォーム範囲は水回りだけにとどめる

黄金ガールさんが大家さんになるまでの経緯は波瀾万丈。ご主人が難病にかかって事業を続けられなくなり、子供を抱えて将来を悲観したこともあったけれど、長い付き合いの会計士に相談したところ、大家業を勧められて、物件まで譲ってもらった。

生活費を稼ぐために 自宅を担保に大家業! 売却も考え一戸建てに 絞って〝出口〞を確保
(画像=ネットマネー)
生活費を稼ぐために 自宅を担保に大家業! 売却も考え一戸建てに 絞って〝出口〞を確保
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「それが出発点です。ローンを完済していた自宅を共同担保に入れて2006年1月に埼玉県蕨市の4000万円のアパート1棟を買ったところ、総額で月50万円の家賃収入を得ることができました」 

家賃を少しでも高く設定できるように、入居者が出ていくたびに、玄関ドアに電子キーを付けるなどしてグレードアップを図り、総額収入を月50万円↓55万円↓58万円と増やしていった。 現在の黄金ガールさんは埼玉県を中心に、自宅から1時間で行ける範囲に格安の中古の一戸建てを12戸保有。家賃は1戸当たり6万〜7万円の設定で、総家賃収入は月額70万円(年間840万円)に。 

格安の一戸建てに切り替えた理由は「売りやすさ」だ。「アパートは不動産投資家しか買いませんが、一戸建てはマイホーム需要が期待できるので、売る気になったらすぐに売れます」

写真の一戸建ては、340万円で購入して外観をリフォーム。室内はキッチンと風呂、トイレの水回りを140万円かけて一新した。

「入居者は完璧にリフォームされた室内よりも、水回りを気にします。ほかの部分は多少汚しても気にならない程度のきれいさを好みますね」

入居者は家賃保証会社がOKした人に限るが、礼金・敷金はゼロに設定。ペットを飼う場合のみ敷金2カ月分として、1カ月分は償却するという借りやすい契約にしている。

「不動産業者とは長く深く付き合うこと」と黄金ガールさんは客付けについてアドバイス。「用事がなくてもお店に遊びに行きます。お中元、お歳暮も贈りますよ」とも。そうした気持ちのいい関係づくりが、優良物件の紹介につながる。 

リフォーム業者も1社に絞る。黄金ガールさんは毎回、1人で複数の作業や工程をこなせる技術を持った多能工(一人親方)コンビに頼んでいるため、自分たちの手間が増えるにもかかわらず低コストでリフォームするための方法を提案してくれるという。 

格安の中古一戸建て物件で、流動性を確保しつつ、業者と信頼関係を築く。それが月10万円を稼ぐコツだ。

生活費を稼ぐために 自宅を担保に大家業! 売却も考え一戸建てに 絞って〝出口〞を確保
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