ネットマネー 2017年1月号より一部を特別公開!

株主優待生活国際基準に合わせて決算月を12月に変更する企業が増えています。そのため大企業の株主優待もいろいろと選べるようになりました。12月の株式相場は商いが薄いものの、年末にかけて上昇する傾向があります。ただ、今年は米国の利上げという波乱要因に注意を。

優待を極めれば人生はバラ色!

主婦まる子の華麗なる株主優待生活
(画像=ネットマネー)

連載第14回
優待内容と予算でじっくり選ぶ12月

企業の国際化に伴い、グローバル企業が12月決算に変更!?

12月の株主優待銘柄数は140以上と、3月、9月に次ぐ多さです。しかもここ数年で、カゴメ(東1・2811)や資生堂(東1・4911)のうな、国内はもちろん海外の消費者にも人気が高い大企業が決算期を12月に変更するケースが目立ちます。理由は、海外では一般的な12月にそろえることでグループ経営がしやすくなることと、IFRS(国際会計基準)を採用することで会計面でもグローバル化を進めて、外国人投資家にもわかりやすい情報開示を目指しているからです。

また、サッポロホールディングス(東1・2501)、アサヒグループホールディングス(東1・2502)、キリンホールディングス(東1・2503)のビール3社は、IFRSがつくられる前から12月決算ですが、その理由は閑散期に決算作業を進めたいからといわれています。

12月の株式相場は閑散とした印象。主役である海外投資家がクリスマス休暇に入るので商いが薄く、何か突発的な事由が起こると株価が乱高下しやすい傾向があります。外国人投資家は主に日経平均株価採用銘柄を手がけており、中小型株が多く含まれる株主優待銘柄はその範囲の外なのですが、やはり間接的な影響は受けてしまいます。

12月の株式市場の波乱要因として事前にわかっているものに米国の利上げがあります。12月13〜14日に開催されるFOMC(連邦公開市場委員会)で、昨年同様に利上げが決まるのではないかという見方が強まっていますが、多くの株主優待銘柄の活動フィールドは国内なので、あまり気にしなくてもいいと思います。

主婦まる子の華麗なる株主優待生活
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優待銘柄の購入は経済の合理性より〝欲しさ〞を優先

米国の利上げで、もし値上がりして株主優待品の価格以上の含み益が生じたら、権利確定前でも売却するという選択肢もあるし、逆に利上げの影響を受けて下落したら、追加で購入するのも一案です。下落しても大納会に向けて、値上がりしていく可能性があるからです。

私は株主優待銘柄の場合、経済の合理性にあまりこだわらず「欲しい銘柄は買う」というスタンスでいいと考えています。株価の動向によっては、結果的に額面1000円のクオカードを、5000円のコストをかけて取得することになるかもしれませんが、それはそれで忘れられない思い出になるものです。

12月の注目銘柄は日本マクドナルドホールディングス(JQ・2702)、ダイナック(東2・2675)、ペッパーフードサービス(東マ・3053)、バリューHR(東2・6078)、ラックランド(東1・9612)です。詳しくは左の欄を見ていただくとして、一部を紹介すると、日本マクドナルドは一時期業績が悪化していましたが、優待ファンに支えられたのか株価に大きな変化はなく、全体としてはボックス相場を形成していました。そこでこの銘柄を買うときは、株価がボックスの下限に近づいているタイミングで上手に注文を出しましょう。

ダイナックはお食事券がもらえますが、近くにお店がないときは返送してお米に交換することができます。バリューHRは「バリューカフェテリア」で使えるポイントです。映画の前売り券やライブチケットにも交換できるので、私は前回、ブライアン・ウィルソン(ザ・ビーチ・ボーイズの元リーダー)のライブチケットと交換しました。

まとめると「12月は欲しい銘柄があったら買う」というスタンスで!

主婦まる子の華麗なる株主優待生活
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