ネットマネー 2017年1月号より一部を特別公開!

キャッシュバックなどのお得情報やネット上の最新サービスをいち早く 紹介する「マネー得得ホットライン」。今月はSBI証券の新サービスを紹介 取材・文●山本信幸撮影●矢木隆一

ネット証券初。米国株と米国ETFの貸株サービスがスタート

SBI証券が「米国貸株サービス」を始めた。貸株サービスとは、投資家が保有している株式をSBI証券へ貸し出し、貸し出した株式に応じた貸株金利を受け取ることができるサービス。貸し出した株式は機関投資家が参加する「貸株(レンディング)市場」に貸し出され、その対価として貸株金利が支払われ、それを投資家が受け取る。日本株の貸株サービスは多くの証券会社が提供しているが、米国株式・米国ETF(上場投資信託)の貸株サービスはSBI証券が初めてで、1000銘柄以上が貸株の対象となる。

米国株・米国ETFの貸株市場への貸し出しは現地のブローカーを通じて行なう必要があるが、「その仕組みを構築することができたので、顧客サービスの向上と、他社との差別化を図るために始めました」とSBI証券の高橋輝英さんは説明する。

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「米国株を取引する投資家はバイ&ホールドの傾向が強い」(高橋さん)ことから、保有期間中に配当だけでなく金利も受け取れる貸株サービスは利用価値が高い。そこで気になるのは貸株金利がいくらかということ。10月31日時点で最も高い金利は1%で、ゴールデン・ミネラルズ、チーターモバイル(ADR=米国預証証券)、など5銘柄。日本の投資家にも人気が高いアップルやフェイスブックの議決投票権のないクラスCは0・1%となっている。

日本株の貸株サービスではSBI証券をはじめ各証券会社が一部の銘柄に競ってプレミアム金利をつけているが、高橋さんによれば「米国貸株サービスでも検討中」というから楽しみだ。他社で取引している米国株でも、SBI証券へ移管して貸し出せば金利が受け取れる。このサービスを利用しない理由はない。

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1 投資家と企業を結びつける貸付型クラウドファンディングがスタート【GMOクリック証券】

GMOクリック証券は、新しい資産運用の手段(投資商品)として「maneo(貸付型クラウドファンディング)」の提供を始めた。

maneoとは、資産運用をしたい投資家と資金を必要とする企業をインターネットを通じて結びつけるサービスで、投資家がmaneo(運営会社)を介して資金を必要とする事業者へ資金を貸し付け、分配金を受け取る仕組み。

maneoのローンファンドは、最低2万円からという少額から投資が可能で、運用期間も3カ月から1年程度と短く、短期運用を目的とした資金に向く。借り手が破綻するリスクがある(独自の審査を行なうため、この5年間で貸し倒れは0件という)が、maneoは1つのローンファンドから複数(2件以上)の借り手に貸し付けを行なうので、分散投資が実現されている。

目標利回りは年率5・0〜8・0%と高水準だ。分配金は毎月分配される。なお、取引手数料は無料となっている。

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2 個別でも全体でも投信の運用成績が多角的にわかるサービス【楽天証券】

楽天証券はファンドの投資来の取引状況・損益をひと目で確認できる「投信あしあと」サービスをスタートさせた。

特徴としては大きく4つある。ひとつが、全ファンドを合計した「投信あしあと」と個別ファンドの「投信あしあと/取引明細」の両方が利用できること。次に、同一ファンドを「通常」と「積立」の両方の買い付け方法で買っているケースでは、保有口数を「通常」と「積立」に分けて表示できるので、それぞれの口数を区分して確認できる。

3つ目は、積立設定を始めるときは初回の約定日(買い付け日)がいつなのかがカレンダーで確認できる。最後に、投資信託注文画面の「費用について」の項目に、「費用のかかるタイミング」と「ファンドの管理費用(含む信託報酬)(税込み)」の内訳が表示されるので、手数料をどのくらい負担しているのかがわかりやすくなる―などがある。

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