ネットマネー 2017年1月号より一部を特別公開!

ストキャス&カイ離率のシグナル同時点灯で米ドル/円の天底がわかる!

外為予報
(画像=ネットマネー)

為替相場の天底を見極めることができれば、天井で売り、大底で買い、大きな利益を上げられます。その際、よく利用されるのがRSIやストキャスティクス(以下、STC)といったオシレーター系の指標です。

STCは過去のある期間の最安値を0%、最高値を100%としたとき、現在の為替レートが何%の水準にあるのかを数値化したもの。過去9日間の安値が100円、高値が110円、現在レートが105円なら、STCの「%K」は50%に。この%Kを移動平均化した「%D」も計算し、両者のクロスで相場の天底を判断します。

ただし、30%以下や70%以上ではクロスを繰り返すケースも多く、ダマシを排除するには移動平均カイ離率などを併用すべき。シグナル点灯は素早いもののダマシも多いオシレーター系は単独では使わず、別の指標と組み合わせるのが的中率アップの近道です。

下の上の図はここ半年の米ドル/円の値動きに20日移動平均線とそこから上下に2%カイ離した線を描き、下にSTCを示したもの。図のケース1ではSTCが30%以下でゴールデンクロスし、移動平均カイ離率もマイナス2%を下回っており、両指標で底入れサインが点灯。

外為予報
(画像=ネットマネー)

格好の底値買いシグナルになりました。ケース2では、カイ離率はマイナス2%を下回っていますが、STCは50 %の中立ゾーンで横ばいに推移しており両方のシグナルがそろっていません。ケース3や4でカイ離率がプラス2%を超え、STCが70%より上でデッドクロスし、両者の過熱サインが同時点灯。円安がピークアウトする絶好のシグナルになりました。

なお直近の動きですが、STCが先に70%以下に低下しており、両者のサインが必ずしもそろっていません。今後も1ドル=105円を超えるような円安に振れる可能性が残っている状況でしょう。

テクニカル指標の合わせ技で 見た円安継続シグナル!
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