ネットマネー 2017年2月号より一部を特別公開!

株価が〝噴火〞する銘柄には、マーケットが次に注目するであろう材料・テーマが必ず備わっている。政策と経済トレンドを先読みすれば、その兆候はキャッチできる。今月の噴火株を見逃すな!

年末年始はトランプ相場で株価2万円超えにトライ!個人も全面買い姿勢に

「トランプノミクス」という言葉が使われ始めていますが、これは株高と円安が急進展する様がアベノミクスの初期の状態に似ているからでしょう。トランプ氏が米国内で融和路線を打ち出していることが安心感をもたらして株高、さらにトランプ氏は米国企業が海外利益を米国内に還流すれば減税する策などを施すのではないかというファンド筋の思惑が大幅なドル買い(円安)をもたらしました。

一方、日本国内ではトランプ氏の『アメリカ・ファースト(米国第一主義)』に対する警戒心が強く、本格的な株高・円安に移行するかに対する疑念もあり、〝買いたい弱気〞の個人投資家が多かったようです。しかし、相場がもう一段階進めば全面買いに転じるでしょう。個人的には日経平均株価で年内に2万円台にトライする局面があるのではないかと想定しています。

年末年始高で狙い目となる銘柄物色は、絶好調大相場の展開を期待して、まずはかつての円高で売られすぎた株を狙うのがおもしろそうです。

1つ目の先読み噴火株は、ミニショベルが人気で海外販売比率が高い建設機械企業の竹内製作所(東1・6432)です。同社は欧米向けなどの販売が好調だった2014年から2015年末にかけて右肩上がりの株価トレンドを描き続けて2・5倍高を演じたのですが、2016年に入ると円高による利益の目減りが嫌気されて半値近くまで下げてしまいました。しかし、大統領選挙後の円安にいち早く株価が反応し始めましたので、早めに仕込めば投資妙味が大きい筆頭候補銘柄でしょう。

2つ目の先読み噴火株は、トランプ大統領誕生で1兆ドル(約110兆円)に上るとみられるインフラ投資が実施されることに関連して巨大な恩恵を受けそうなデンヨー(東1・6517)です。同社は持ち運びのできる小型発電機・溶接機のトップ企業。米国の建設現場では同社製品は引っ張りだこの状態で、トランプ氏の選挙集会でも同社の発電機が使用されていました。

3つ目の先読み噴火株は、中長期で投資したい候補銘柄として、情報通信部品の大手企業であるホシデン(東1・6804)に注目しています。投資材料は任天堂向け比率が5割あること。来春の任天堂の次世代ゲーム機発売に向けて押し目買いをしておけば、大きく報われそうです。

今回最後の先読み噴火株は、旧・ソニーケミカルが再上場した企業であるデクセリアルズ(東1・4980)。同社は海外売上高比率が73%で、円安は業績の強い追い風です。