ネットマネー 2017年3月号より一部を特別公開!

今年の日本株は米国の影響を大きく受けそうです。2月の優銘柄に関しもトランプ大統領が就任したばかりなので先行きがまったく不透明…。
そこで小売りや飲食など、海外の影響を受けにくい銘柄から欲しい優待品を選んでみましょう。

優待を極めれば人生はバラ色!

連載第15回 迷ったら2月だけ対象の優待銘柄を選んでみよう

トランプ大統領は予測不能だから欲しい優待品で選ぶ

今年の株式相場は、米国の影響を大きく受けそうです。まず昨年12月、FOMC(連邦公開市場委員会)で金利の引き上げが決まり、円安・株高が進行しました。次の焦点は年内に3度目の引き上げがあるかどうかです。1月20日のトランプ大統領の就任式での発言や議会で行なう一般教書演説、実行に移される公約などが日本株に与える影響も注視しなければなりません。

2月の優待銘柄を購入するときは影響を十分に見極めたいところですが、現実には経済の分析・予測をするエコノミストや個別企業を分析するアナリストといった専門家ですら”当てる”のは難しそうです。そこで今月は、専門家の予測を参考にしつつも「欲しい優待品」を用意している銘柄を買うことをおすすめします。

2月の優待銘柄の特徴は、幸いにも(?)国内を主戦場としている小売業や飲食業が多いです。小売業の王道はビックカメラ(東1・3048)の株主優待券です。ビックカメラ(東1・3048)の株主優待券です。ビックカメラの店舗は東京でいえば山手線沿線に多いのですが、自社の通販サイトや系列のコジマの店舗、ソフマップの店舗・通販サイトでも使えるので、近くにビックカメラの店舗がない人でも大丈夫。

総合スーパーのイオン(東1・8267)の優待も人気です。権利確定は2月と8月の2回。株主優待品として届く「オーナーズカード」をレジで提示すると3%(100株以上500株未満)のキャッシュバック(半年ごとに返金)が受けられたり、全国178店舗に設置されている休憩スペースの「イオンラウンジ」が利用できます。

イオングループの優待券は株価が最も安い銘柄で選ぶ

一方、イオングループのイオン九州(JQ・2653)やマックスバリュグループの権利確定はすべて2月のみで、100株以上の保有で100円券が5000円分もらえます(ほかの優待品もあり)。1000円ごとに1枚使えるので10%引と同じですが、イオン系列の店で年間16万7000円以上の買い物をするのならイオン、それ以下ならイオン九州やマックスバリュがよさそうです。

マックスバリュ東北(東2・2655)、同中部(名2・8171)、同九州(JQ・3171)、同西日本(東2・8287)、同北海道(JQ・7465)があり、優待は100円券が5000円分か地域の特産品のどちらかが選べます。

優待券なら、株価が最も安い銘柄を選べば優待利回りが高くなりますが、市場によっては出来高が少なく迅速な売買ができないことがあるので注意しましょう。なおイオン北海道(東1・7512)は100円券が2500円分です。

迷ったときは権利確定が2月のみという銘柄の中から、欲しい優待品を探しましょう。2月と8月の銘柄は半年待てば優待品が手に入りますが、2月だけの銘柄は次の年まで待たなければなりません。たとえばドトール・日レスホールディングス(東1・3087)は1000円分の「ドトール バリューカード」がもらえます。おすすめ銘柄の中ではダイヤモンドダイニング(東1・3073)が2月のみ。クリエイト・レストランツ・ホールディングス(東1・3387)、ジェイグループホールディングス(東マ・3063)は2月と8月です。なお、クリエイト・レストランツの優待券はSFPダイニング(東2・3198、権利確定は2月と8月)の店舗でも使えます(ただし、その逆の利用はできません)。