ネットマネー 2017年3月号より一部を特別公開!

トランプ大統領の賞味期限は最短2017年1月20日(大統領就任式)、最長4月20日(ハネムーン期間が終了)までと考えている。
2017年は始まって間もないが、早めの仕掛けを!

深掘り株1 星光PMC(4963)

好業績に加え、新素材の開発に脚光!

製紙用薬品のトップ企業で、中国市場を開拓している。筆頭株主はDICだ。発行済み株式数の53・7%を保有している。

足元の業績は堅調に推移している。2016年12月期は史上最高決算になったもようだが、今2017年12月期も続伸の見通しにある。今期のEPS(1株当たり利益)は50円がらみとなる。配当は年12円を継続する。

株価的な注目材料は、木材を加工処理して取り出した繊維のセルロースナノファイバーの開発だ。繊維は髪の毛の1万分の1、重さは鉄の5分の1、強度は鉄の5倍ある。この素材は樹脂と混ぜると、軽量・強度の材料になる。

家電、自動車、航空機の部品としての需要が期待されている。企業の勢力図を変える可能性があるという。

一方、株価はここ1年、1200円を中心とするボックスゾーンの動きを続けている。しかし、いずれこのもみ合いを上放れるのではないか。

深掘り株2 NSユナイテッド海運(9110)

ばら積み船の運賃上昇に注目!

日本郵船系のばら積み船が主力の海運会社である。ばら積み船10隻、タンカー4隻を保有している。中国航路に強い。荷主は新日鐵住金だ。実際、大株主は1位が新日鐵住金(発行済み株式数の32・8%保有)、2位が日本郵船(同18・0%保有)となっている。

ばら積み船は主に石炭、鉄鉱石を輸送する。中国経済の影響を強く受ける。

ここ数年、海運不況が呼ばれて久しい。しかし、ここに来て状況は劇的に変化している。その代表がバルチック海運指数だろう。

バルチック海運指数はばら積み船の運賃を示している。2016年2月10日には290ポイントの安値をつけたが、11月18日には1257ポイントの高値まで急伸した。

海運不況はどこ吹く風である。もちろん、用船料は長期契約が多い。すなわち、収益に反映されることは少ない。しかし、これは中期的に業績に寄与してくるだろう。株価は見直し必至だ。

COLUMN 今月のもうひと掘り

インスペック(6656)は、プリント配線基板の最終検査装置の伸びが期待される。中国工場では人手による目視から機械検査に変わりつつある。さらに、東京大学の佐々本毅准教授メタデータ(非上場)と提携、A(I 人工知能)による病理診断支援ツールの開発に取り組んでいる。