ネットマネー 2017年4月号より一部を特別公開!

其の一 東証1部3436 SUMCO

テーマ重視の流行株

【企業データ】
本決算 12月
業種 金属製品
設立 1999年
上場 2005年
平均年収 609万円
初心者向け

半導体用シリコンウエハーは世界級。円安が追い風に

半導体用シリコンウエハーの世界級企業。半導体関連株は昨年夏からの反騰が最も目立っているセクターだ。なかでもシリコンウエハー供給企業の株価上昇はめざましい。最大手の信越化学工業(4063)が1月に2007年7月以来の上場来高値を更新したことは記憶に新しいところだろう。

単純に比較はできないものの、同社の株価は2007年7月の高値6730円と比較していまだ約4分の1の水準にあり、上値期待を感じさせる。円安進行は、もちろん業績の追い風になるだろう。

其の二 東証1部8308 りそなホールディングス

配当重視の安定株

【企業データ】
本決算 3月
業種 銀行業
設立 2001年
上場 2001年
平均年収 683万円
上級者向け

引き続き銀行株には魅力あり。高配当銘柄多数

傘下にりそな銀行、埼玉りそな銀行、近畿大阪銀行を持つ金融グループ。昨年11月の米国大統領選挙直後に最も目立った上昇を見せたのは金融株だが、なかでも大手銀行株が顕著だった。米国金利の上昇による運用環境の改善期待が、近年まれに見る上昇につながったのだ。

その後も高値をおおむねキープする動きだ。メガバンク株やそれに準ずる銀行株に注目しない手はないだろう。また銀行株には高配当銘柄が多く、同社も年間配当19円の予定。その視点からもやはり先頭を走る一銘柄だ。

其の三 東証1部 6506 安川電機

成長重視の出世株

【企業データ】
業種 電気機器
設立 1915年
上場 1949年
平均年収 822万円
初心者向け

産業用ロボットでは累績世界首位。需要増大に期待

独自の制御技術でサーボモーターとインバーターは世界首位、急成長分野の産業用ロボットも累積出荷台数が世界 首位の企業。この分野ではファナック(6954)と双璧を成す存在だ。近年、特に中国の製造現場では人件費の高騰から産業用ロボットの導入が増えており、米国でもトランプ新政権が自動車などの製造業に増産を促すことで、需要の増大が期待されている。

業態からは円高に弱いと思われがちだが、昨年の円高進行時にはきわめて底堅い動きをしたことを付け加えておきたい。

其の四 東証マザーズ6200 インソース

大穴狙いの新興株

【企業データ】
本決算 9月
業種 サービス業
設立 2002年
上場 2016年
平均年収 429万円
上級者向け

主力事業のユニークさで大化けする可能性大

人材派遣、人材募集に関わる銘柄に強い動きを示すものが散見され、リクルートホールディングス(6098)を筆頭に多数存在する。なかでも同社は、企業の人事部などが開催する研修向けに講師を派遣する事業が主力のユニークな企業だ。今年1月6日に、2016年12月度の講師派遣型研修実施回数が前年同月比121%の818回、公開講座受講者数が同145%の2539人と大幅に増加したことが発表されている。

新規上場株としては出色の動きを見せており、大化け期待は根強い。

其の五 東証1部7974 任天堂

即利益重視のデイトレ株

【企業データ】
本決算 3月
業種 その他製品
設立 1947年
上場 1962年
平均年収 891万円
中級者向け

好条件に恵まれた無敵のデイトレ銘柄。

デイトレード対象の銘柄に必要なのは一に「高流動性」、二に「高ボラティリティー(変動性)」で、半年後の株価を案じることはない。同社株はほぼ枯渇する可能性がない流動性、そして大型株屈指のボラティリティーを誇っている。また1日の値動きも、一段高または一段安になることが多い。つまり、完全無欠のデイトレード銘柄といえる。

新製品の話題には事欠かない企業なので、イベント型デイトレードにも向く。その場合も株価は一方向に動く傾向が強いため、デイトレードにはチャンスが出てくるだろう。

株コレ買い5の銘柄データの読み方