ネットマネー 2017年4月号より一部を特別公開!

米国のトランプ新大統領の歓迎相場は、とりあえず一巡したようだ。今後は彼の政策を個別に吟味する段階に入る。とはいえ、引き続き“金髪のオジサン"の言動に振り回されるだろう。

深掘り株1 ナブテスコ(6268)

世界シェアトップの商品を数多く保有

産業ロボット用精密機械では世界シェア6割を占める。自動ドア、鉄道用ブレーキ、航空機向け飛行制御装置なども世界トップ級の競争力を持つ。これが好収益(予想ROE〈自己資本利益率〉は11・4%)の背景となっている。

足元の業績は好調だ。前2016年12月期に続いて、今2017年12月期も史上最高決算となるだろう。EPS(1株当たり利益)は前期が130円、今期が150円がらみ、配当は前期が6円増の50円、今期は50〜55円と予想する。

事業環境はきわめて明るい。トランプ大統領は国際企業に、国家威信を懸けた闘いを挑んでいる。すなわち、行きすぎたグローバリゼーションの否定だ。

これが何をもたらすか。米国では製造現場において、FA(工場の自動化)化の流れが加速するだろう。

株価は中長期的に、2015年3月19日の高値3655円に挑戦するだろう。

深掘り株2 スーパーバリュー(3094)

埼玉県が地盤の高収益の食品スーパー

埼玉県が地盤の食品スーパー(売上高構成比率80%)とホームセンター(同20%)を手がける会社だ。店舗数は埼玉県に15店舗、東京都に11店舗、千葉に1店舗。

ローコースト経営に定評があり、それが好業績の源泉だ。ちなみにEPSは、2016年2月期が174円だったが、2017年2月期は246円、2018年2月期が270円と予想されている。2018年2月期は最高益が見込める。

実は、筆者の住む街に店舗があり、連日、大盛況だ。特に野菜が安い。来客者の車のナンバーを見ると、遠くから車で買いに来ている。

連続増配を続けており、2016年2月期は前期比2円増の35円、2017年2月期は40円、2018年2月期は42円とする方針だ。この株主優遇姿勢は評価できる。

株価は昨年11月9日に1900円の安値をつけた後、1月に急騰。商いが薄いのが難点だが、じっくり狙っていきたい。

COLUMN今月のもうひと掘り

フリュー(6238)はプリントシール機の開発・販売を手がけている。国内シェアは7割を超える。2月末には1対3の株式分割を行なう。業績は好調だ。2017年3月期のEPSは310円(株式分割を考慮せず)と予想されている。大幅増配に期待したい。