ネットマネー 2017年4月号より一部を特別公開!

お金の最新情報データが続々発着する!

株や投信をはじめ、安全系の資産運用に役立つ商品対決などマネーに関するお役立ち情報が満載。株の手数料や銀行の金利、今月のお得な保険など投資家が気になる詳細データも網羅。要チェック!

STATION1 株

教えてくれたのは生活経済ジャーナリスト
山田章子さん(AKIKO YAMADA)

アジアでのモール事業の売り上げが絶好調

日本での中国人による「爆買い」には陰りが見られる一方で、中国国内での日本製品の販売高は好調だそうです。

これを受けて、インターネット通販で中国向けの販売を強化し、日本資本の小売店が中国国内で安全・安心な日本製品を直接販売する動きも加速しています。

イオンモールではアジア各地でのモール事業の売り上げが2ケタ増と好調で、早期の黒字化を期待。特に中国事業では、2017年2月期第3四半期の営業利益が前年同期比170%を超えており、今後もアジアでの新規出店が相次ぐ予定です。国内事業では、熊本の地震が影響したものの、第3四半期には営業利益、経常利益ともに過去最高を更新で着地。「イオンモール熊本」も、災害対策を施したうえで3月にはリニューアルオープンしました。

株価は1800円の壁を越えられない水準での推移にとどまっていますが、好調な業績を織り込んで1800円超えられれば、次は2200〜25000円あたりが上昇のメドとなるでしょう。

トランプ大統領の就任以降、国内株式は個別の材料株と内需などのディフェンシブな銘柄に個人投資家の資金が集まっているので、仕込み時です。

STATION2 投信

教えてくれたのは長谷ファイナンシャルプランナー事務所
長谷剛史さん(TSUYOSHI HASE)

シンプルに世界経済の成長に投資する

トランプ米国大統領の政策や今年行なわれる欧州主要国選挙などにより、今後もマーケットが大きく動く可能性があり、先行き不透明になっています。

そこで今回、投資初心者の方にご紹介するのは「eMAXIS全世界株式インデックス」です。日本を除く先進国並びに新興国の株式に投資を行ない、日本を除く全世界の株式で構成される株価指数のMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスに連動する成果を目指します。シンプルでわかりやすいファンドです。世界の人口増加により今後も世界経済は成長していく可能性が高いので、先進国・新興国を含めた世界経済の成長に連動するような成績が期待できます。

目標を決めて毎月コツコツ積立投資を行なうのもいいですし、世界経済は今後も成長すると信じる方は投資タイミングを気にせず、いつ投資を始めてもいいでしょう。売却のタイミングは人それぞれですが、10年以上の投資期間が理想です。投資初心者の方で、長期投資で平均的なリターンを目指す方にオススメです。

STATION3 商品対決
1万2000円超で税金が戻る「セルフメディケーション税制」

医療費を使ったらセルフメディケーション税制 vs 従来の医療費控除

教えてくれたのはファイナンシャル・プランナー
金子千春さん(CHIHARU KANEKO)
日本長期信用銀行(現・新生銀行)を経て、2003年に独立。
保険の見直しや住宅ローン、資産運用の相談、セミナー講師として活躍中。

薬代が1万2000円を超えると税金が戻る医療費控除の特例

1月1日から12月31日まで1年間に自己負担した医療費が、自分と扶養家族の分を合わせて10万円(総所得金額等が200万円未満の人は総所得金額等の5%)を超えた場合に確定申告をすると、その年の所得税が一部還付されたり、翌年度の住民税が減額されたりする「医療費控除」はよく知られています。

ところが、大きな病気やケガがない限り、医療費が10万円を超えることは少なく、申告する人は限られていました。一方で高齢化による医療費拡大で、現在の医療保険制度は維持が困難なほど危機的状況にあるといわれています。

そんな中、従来の医療費控除の特例として今年1月から2021年12月末までの時限措置で「セルフメディケーション税制」がスタートしています(2017年分の確定申告は2018年2月16日〜3月15日)。薬局やドラッグストアの店頭でポスターを見たという人も多いでしょう。

セルフメディケーションとは、健康を自ら守り、軽い体調不良は自分で治すということで、「自主服薬」と訳されることもあります。軽い病気には市販薬の使用を促すことにより、国民の健康管理への意識を高め、国の医療費を抑制するというのがセルフメディケーション税制の狙いです。「スイッチOTC医薬品」として分類される市販薬の年間購入額が自分と扶養家族の分を合わせて1万2000円を超えた場合に、その超えた部分の金額(最高8万8000円)が控除対象となり、健康診断など一定の取り組みを行なった人に適用されます。

今回はセルフメディケーション税制と従来の医療費控除を比べながら、節税のポイントを見ていきましょう。

健康診断の結果通知表や予防接種の領収証などの証明書類が必要

従来の医療費控除が治療や療養に必要な医薬品や治療費などを対象としているのに対し、セルフメディケーション税制の対象であるスイッチOTC医薬品は、医師の処方が必要な医療用医薬品から転用された特定成分を含む市販薬です。

医師の処方箋がなくても薬局やドラッグストアで購入でき、風邪薬や頭痛薬など、さまざまな薬が販売されています。ちなみにスイッチは切り替え、OTCはOver TheCounter で、カウンター越しの販売という意味。

スイッチOTC医薬品には、医療用医薬品でも使われている83成分を含む約1600品目(2017年2月14日現在)があります。厚生労働省のホームページでチェックできるほか、パッケージに「セルフメディケーション税控除対象」といった識別マークが印刷されていたり、シールが貼られていたりします。

「レシートや領収証にもセルフメディケーション税制の対象商品であることが記載されます。これは翌年の確定申告に必要となるので、購入の際にもらったらきちんと保管しておくことです」と助言するのはFPの金子千春さんです。

また、セルフメディケーション税制を利用するためには、日ごろから健康の維持増進や疾病予防のために健康診断などを受けることが前提条件となっています。特定健康診査(メタボ健診)、予防接種、定期健康診断、健康診査、ガン検診のいずれかを受け、健康診断の結果通知表や領収証などの証明書類を提出しなければなりません。

従来の医療費控除かセルフメディケーション税制かは控除金額で選ぶ

セルフメディケーション税制も従来の医療費控除も所得金額から購入額や治療費用などを差し引いて税額を計算する「所得控除」により、税金を安くする仕組みです。

セルフメディケーション税制で、対象の市販薬を年間5万円購入、所得税率20%のケースで計算してみましょう。

所得税は、(5万円-1万2000円)×20%=7600円。

翌年度の住民税は、(5万円-1万2000円)×住民税率10%=3800円。

合計で1万1400円の節税となります。

「セルフメディケーション税制は医療費控除の特例であるため、従来の医療費控除と同時に利用することはできません。従来通り1年間に自己負担した医療費で控除を受けるか、セルフメディケーション税制で控除を受けるかは、自分で選択することになります」(金子さん)

下記に4つのケースを示しましたが、どちらが有利かは控除対象の金額で決まります。金額の大きいほうを選びましょう。

今回は10万円超から1万2000円超へとハードルが低くなったセルフメディケーション税制に軍配です。

STATION4 最新情報 マネーのトンネル

お金に関する最新サービスツール、イベント情報が見つかる

カブドットコム証券が国内金融機関〝初〞の本格的な投資教育サービスをスタート!

ベネッセの「Udemy」を活用した実践的講座

カブドットコム証券は国内金融機関で初めて、ベネッセコーポレーションが提携するオンライン教育プラットフォーム「Udemy(ユーデミー)」と連携し、本格的な投資教育カリキュラム「kabu.study (カブスタディ)」の提供を開始した。今後は投資教育にも注力していく。

提供講座は、より実用的で正しい知識を身につけられるよう、実際に運用シミュレーションで自分の投資計画を検討したり、おさらいクイズや用語集で要点を復習したりと、理解を深めながら進められる「Udemy」ならではの仕組みを活用する。また、数分にまとめた動画で、ちょっとした隙間時間にも学習を進められる。カブドットコム証券に口座開設済みの人なら、無料で利用できるのもうれしいポイントだ。

じぶん銀行が自分のペースで運用できる外貨預金の預け入れサービス「外貨自動積立」を開始!

預け入れタイミングに迷う、コツコツ続けたい人必見!

じぶん銀行は、指定したタイミングで自動的に円普通預金から外貨普通預金に預け入れる「外貨自動積立」のサービスを開始した。積立タイミングは「毎日」「毎週」「毎月」から選べる。「預け入れのタイミングを迷ってしまう」「コツコツ積み立てたい」という人におすすめしたいサービスだ。

自動積立による〝時間の分散〞と、全8通貨から積立対象通貨を選べるので〝通貨の分散〞ができる。円で一定額ずつを継続して外貨預金に預け入れることで、円高時には多く、円安時には少なく購入する「ドル・コスト平均法」で資産運用できる。累計積立金額が1万円以上で、1000円をプレゼントするキャンペーンも実施中だ。

大和ネクスト銀行&大和証券で「外貨+円定期預金〜二重奏〜」の取り扱いを開始

米ドル定期預金と円定期預金で1・5%に!

大和証券グループ本社の全額出資による大和ネクスト銀行は、実店舗を持たないネット専業銀行。そのため、魅力的な好金利や、自分名義の口座からなら振込手数料が何回でも無料(一部の金融機関を除く)、他人宛てでも月3回まで無料といった手数料サービスを実現できている。「ネット銀行は店舗がなくて不安」という人もいるだろうが、大和ネクスト銀行は対面や電話でのサポートもOKだ。

そんな大和ネクスト銀行では「外貨+円定期預金〜二重奏〜」という、お得な金利で運用できる定期預金サービスを提供中。①円資金で50万円以上の米ドルを買い、その金額の全額を米ドル3カ月定期預金に申し込み、②同時に①の金額の範囲で円3カ月定期預金に申し込むと、年1・5%(税引き前)が適用される。

米ドル定期預金は50万円相当以上から、円定期預金は10万円以上から。取扱窓口は大和証券本・支店にて。詳細はWebサイトをチェック!

セブン銀行が「セブン―イレブンでデビット〝Wチャンス〞キャンペーン」実施中!

セブン-イレブンでお得にポイントゲット!

セブン銀行では4月30日まで、セブン―イレブンで合計2000円以上、デビット付きキャッシュカードを利用した人にもれなく「300nanacoポイント」をプレゼントするキャンペーンを実施中。さらに、合計2000円を1口として、抽選で711名に「7777nanacoポイント」をプレゼント!

デビット付きキャッシュカ当以上から、円定期預金は10万円以上から。取扱窓口は大和証券本・支店にて。詳細はWebサイトをチェック!ードは、発行手数料・年会費ともに無料。買い物をすると口座からすぐに引き落とされるので、現金感覚のカードだ。

STATION8 住宅ローン&「フラット35」の最新データ!

STATION9 保険 ⇨ アフラック「ちゃんと応える医療保険 EVER」

時代に合わせた特約を新設。保険料引き下げでより加入しやすく

加入しやすい医療保険の先駆けとして2002年2月に誕生したアフラックの「医療保険EVER」。今年2月、改定が行なわれました。

改定の目玉は保険料の引き下げです。定額、60日型、入院給付金日額5000円のシンプルなケースで見てみましょう。保険料は、30歳男性の場合で1510円から1425円、30歳女性の場合で1560から1420円と、男女とも全年代で下がりました。

実は2013年に「ちゃんと応える医療保険EVER」と新名称になる際にも保険料が引き下げられました。2度の改定で10%以上下がった年代も多く、家計にやさしい方向に改定されています。

特約の新設や改定も行なわれました。EVERにはもともと入院後だけでなく入院前の通院も保障する通院特約が設定されています。今回の改定で、その日額を入院給付金と同額または1万円のどちらか小さいほうの金額まで設定できるようになりました。

入院期間が短縮傾向にある一方で、通院による治療が増えている状況に対応しています。ほかに、医療費以外の入院時の準備資金などに充当できる入院一時金特約や、最近ニーズが高まっている乳房再建術などを対象に女性特定手術特約も新設され、時代に合わせた改定となっています。