FX取引を自動で行うことができるFX自動売買ツールは、新規取引や決済取引をツールに任せることができるサービスのことです。近年、こうした自動売買ツールは多様化しており、各社からさまざまなツールが提供されています。

初心者でも比較的始めやすいと言われるFX自動売買ツールについて、そのメリットやデメリット、自動売買の種類、選び方やおすすめのツールまで紹介していきます。

FX自動売買ツールって何?

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(画像=PIXTA)

FX自動売買ツールとは、プログラムを利用して自動的にFX取引を行うツールです。最初に設定さえすれば、人の手を介さずに、誰でも簡単に取引ができるという特徴があります。

自動売買ツールが相場の状況を一日中チェックして注文をしてくれるので、仕事などで忙しくチャートを見る時間がないときでも、タイミングを逃さずに取引ができます。

自動売買を利用すると、長期間にわたって無理なく取引を続けられるので、長期的に利益を出すことを目的としている方に向いた投資方法といえるでしょう。

自動売買ツールのメリット

自動売買ツールは、24時間休むことなく、プログラムがあなたの代わりに取引を行います。最初にプログラムを設定し、あとはシステムに任せるだけなので、テクニカル分析は不要です。取引を行うために、画面に張り付いている必要もありません。

設定されたプログラムに合わせて、システムが24時間規則正しくトレードをしてくれるので、仕事や家事などに影響を与えずにFXができるといったメリットもあります。

人間の判断は、欲や感情などに影響を受けやすいものです。利益を深追いすることで決済のタイミングを逃してしまったり、損切りに踏み切れなかったことで損失を広げてしまうことがあります。

自動売買を行うことで、自分で決めたルール通りに自動的に取引が進むので、利食いの機会を逸したり、損切りできずに損失を拡大したりするリスクを減らすことができるでしょう。

とくに初心者のうちは感情に左右されやすく、当初思い描いていたような取引ができないケースも多いので、自動売買ツールを使って取引を行うことで、規則正しい取引を進めることは一つの選択肢とするべきでしょう。

自動売買ツールのデメリット

自動売買は、自動的に損切りやロスカットされるため、投資資金に余裕が必要になります。

また、FX会社は自動売買について、裁量トレードよりも手数料を高めに設定しています。そのため取引コストが高くなるのが難点だと言えるでしょう。

そして、自動売買のプログラムは過去の情報を元に作られているため、過去には存在しなかった急激な相場変動には対応できません。相場の変化に合わせて定期的な見直しが必要で、そのまま放置しておけばいいというものではないことに留意が必要です。

FX自動売買の種類

自動売買プログラムには、大きく分けて4つの種類があります。この4種類の違いを紹介していきます。

リピート型

リピート型は設定が楽なため、初心者に向いている自動売買です。値幅を設定すれば、あとは自動的にシステムが売買を繰り返してくれます。シンプルなプログラムになっているため、初心者でも簡単に使えることがメリットです。

リピート型は、売買注文を細かく仕掛けて、コツコツ取引して利益を上げていきます。たとえば「1ドル110円で買い、1ドル115円になったら決済する」という注文と、「1ドル111円で買い、1ドル116円になったら決済する」という注文を細かく仕掛けることで、幅広く収益チャンスを拾っていきます。

このようにリピート型は、幅広い価格帯に注文を仕掛けることを基本とした、中長期向きの運用方法といえます。

選択型

選択型も初心者向けの自動売買です。FX会社が用意したストラテジーを選ぶだけで取引を始められます。

ここでいうストラテジーとは、相場の状況を踏まえて売りや買いの指示を自動的に出す売買プログラムのことです。世界中の投資家やプログラマーが作った優秀なストラテジーを選ぶだけで、効率良く自動売買できます。

最初にストラテジーを選べば、あとは自動的に24時間売買をしてくれるため、普段忙しい方が副業として取引をするのにも向いています。

設定型

設定型はどちらかというと中・上級者向けの自動売買です。選択型ではすでにあるストラテジーを選ぶだけでしたが、設定型ではストラテジー、つまり自動売買プログラムを投資家自身が設定する必要があります。

カスタマイズの自由度が高い分、売買に関する知識と経験がないと活用できません。FXの経験が豊富な人が選ぶべきシステムだと言えます。

MT4

MT4(メタトレーダー4)とは、世界中で利用されているFXのプラットフォームのことです。こちらも基本的に自分でプログラミングする必要があるため、上級者向けの自動売買です。

MT4は自動売買や詳細なテクニカル分析もできる高機能なプラットフォームです。非常に高性能なため、テクニカル分析を重視しているトレーダーから人気を集めています。

ただし、高性能すぎるため、FXを始めたばかりの初心者が使いこなすのは難しいかもしれません。

FX自動売買ツールの選び方

FX初心者が自動売買ツールを選ぶとしたら、何を基準に選ぶとよいのでしょうか。ここでは、自動売買ツールの選び方について見ていきます。

手間がかからないこと

初心者にとって、取引を開始するのに手間がかかると、それだけでもハードルがあがってしまいます。さきほどの選択型のように、FX会社が用意したストラテジーを選ぶだけであれば、それほど手間はかかりません。

逆に設定型やMT4のように、自分で細かく設定をしなければいけなかったり、プログラミングが必要なものは、初心者には少々ハードルが高いと言えるでしょう。

選択型であれば、自動売買プログラムの特徴を把握し選択するだけで、自分の望みに近い取引が自動的に行われていきます。

リピート型も簡単に取引できますが、どの価格帯に注文を設置するのかといった設定を検討しなければなりませんので、選択型よりは取引を始めるまでに手間がかかります。とはいえ、一度設定してしまえば、あとは繰り返し自動的に取引を行ってくれますので、初心者でも簡単に始められるでしょう。

トレードをイメージする

リピート型はコツコツ利益を狙うタイプです。相場の値動きに合わせて売買を繰り返して利益をあげていく形ですので、トレードの内容もイメージがしやすいのではないでしょうか。

自動売買でも事前に設定した注文方法どおりに売買を繰り返し、数百円から数千円の細かい利益を積み上げていくことになります。

選択型や設定型、MT4のようなストラテジーにそって取引を行うタイプは、自動売買プログラムに規定された取引手法にあわせて売買を行っています。

相場におけるトレンドの方向を見極め、数万円単位の大きな利益を狙っていくのが、リピート型との大きな違いです。

リスクをイメージする

自動売買ツールはその種類ごとにリスクが異なります。リピート型の場合、注文を設置する価格帯を決めてその中で売買を繰り返すことが目的ですので、想定した価格帯を超えてしまうと取引はストップしてしまいます。そうなってしまうと結果的に、含み損が増えていくだけになってしまうでしょう。

ストラテジーにあわせて取引するタイプの場合は、自動売買プログラムが実際の相場に合わないことがあります。そのため取引がうまくいかなかった場合に、損失を抱えやすくなるのです。過去に例がないような値幅で相場が動いたときなどは、自動売買プログラムが追いつかず、結果的に大きな損失を抱え込むことになる可能性があります。

自動売買ツールを利用する場合は、どのようなリスクがあるのか事前に把握して、リスク管理がしやすいツールを選ぶとよいでしょう。

いろいろなツールを使ってみる

初心者の場合、どのようなツールが自分に合っているかわからないでしょう。そこで、まずは各社が用意している様々な自動売買ツールを試してみて、自分の取引の考え方に近いツールを選ぶのもよい方法でしょう。

どんなにいいツールでも、自分の取引スタイルと異なっているのでは、望んだとおりの結果は出せません。

さまざまな自動売買ツールが用意されていますので、複数のFX会社の口座を開設して、実際に利用しながらツールの良し悪しを判断すればよいでしょう。

おすすめのFXツール

ここからは、初心者におすすめの自動売買ツールを、FX会社別にご紹介します。

FX会社は競い合って新しい機能が搭載されたFXツールを開発しています。ここにあげたツール以外にも、さまざまなツールがありますので、自分に合ったツールかどうかは、実際に試してみてから決めるようにしてください。

外為オンライン【iサイクル2取引】

外為オンラインの「iサイクル2取引」は、「安く買って高く売る」といったシンプルな自動売買ツールです。

FX会社選びに迷っている初心者にとっては、このようにシステムがシンプルな自動売買ツールがおすすめと言えるでしょう。なぜなら、システムがシンプルな分、設定も簡単だからです。

また、トレンドに自動に合わせる機能も持ち、仕掛けた注文幅が、相場の変動にあわせて動くことも特徴です。利益確定幅のカスタマイズなど自由度も高く、評判の高いツールとなっています。

インヴァスト証券【トライオートFX】

インヴァスト証券の「トライオートFX」は、簡単に自動売買を始めたい方におすすめできるツールです。

「自動売買セレクト」というサービスで、人気の高い設定や実績の良かった成績を確認できますので、初心者でもショッピング感覚で設定を選べます。収益率のランキングから自分の好みの自動売買を選ぶだけで、初心者でも収益の高いトレードを始められるのです。

トライオートFXはカスタマイズ性も高いのが特徴で、ユーザーから設定を募集し、それを共有するサービスも行っています。

FXブロードネット【トラッキングトレード】

FXブロードネットの「トラッキングトレード」は、幅広く注文を仕掛けて、コツコツ利益を狙うことが基本のシンプルなシステムです。ただし、外為オンラインの「iサイクル2取引」と同様に、仕掛けた注文幅が、相場の変動にあわせて動きます。

取引を始めるまでに必要な設定は、「取引する通貨ペア」、「買いもしくは売り」、「注文を仕掛ける全体の幅」、「運用額」の4項目だけです。この4つの基本設定を入力すると注文間隔なども自動的に決まります。

マネースクエア【トラリピ】

マネースクエアの「トラリピ」は、リピート型自動売買の元祖ともいえるツールです。上下動を繰り返しながら動く相場に対し、相場の特性を利用して利益をあげていきます。

「買い注文→決済注文」という組み合わせを複数仕掛けて、そのルールにあわせて売買を繰り返します。 相場が動きそうな位置に注文を仕掛けておけば、相場がそこを通るたびに自動的に売買をしてくれるのです。

アイネット証券【ループ・イフダン】

アイネット証券が提供する自動売買「ループイフダン」は、「買い」または「売り」のどちらかを選んで、利食い幅を決めるだけのシンプルなシステムです。

上昇相場または下落相場の間にレンジ相場の時期があっても、ループ・イフダンでは設定を変更しなくても構いません。結果的に上昇するのか、下落するのか予想できれば稼働できるのが特徴です。

コツコツ自動売買を繰り返していくタイプの自動売買は、システムの使用にあたり、手数料がかかるところがほとんどです。しかし、ループイフダンは手数料が無料なので、取引回数が多くなる場合にメリットがあります。

自動売買を選ぶ際のポイント

さまざまなツールがある自動売買ですが、ツールを選ぶ際のポイントはどこにあるのでしょうか。ツールを選ぶ際に重要視した方がよいポイントを見ていきましょう。

信頼できる会社か?

FX取引を行っている会社はさまざまです。実績のある会社や利用者の評判のよい会社など、信頼できる会社を選ぶことが重要です。

自動売買は長期間の取引で利益をあげることを目指しています。その間にその会社の業績が悪化したり、サービスが変わってしまっては意味がありません。

長期の取引でも安心してお金を預けることができる、信頼のできるFX会社を選ぶようにしてください。

購入せずに使えるか?

FXの自動売買ツールの中には有料で提供されているものもあります。とくに、MT4のプラットフォームで作られた「勝ちに行く投資」を目的としたツールは、有料の場合が多いようです。

しかし、FX初心者の方の場合は、有料のツールを使っても、設定などが難しく。その効果を発揮できない可能性があります。まずは、FX会社が提供している無料のツールで構わないので、取引を始めてみることが大切ではないでしょうか。

まとめ

FXの自動売買は、FX取引の初心者にも向いた取引方法です。また、24時間ツールが自動的に売買を繰り返してくれますので、普段忙しい方にも向いていると言えるでしょう。

自動売買には、相場の値動きに合わせて売買を繰り返すリピート型や、FX会社の作った自動売買プログラムに任せて取引をする選択型など、FX会社によってそれぞれ違ったツールが提供されています。

こうした自動的に売買を行ってくれるツールを活用することで、FXの初心者でも無理なくトレードを始められます。さまざまなツールを実際に試してみて、自分にあった自動売買ツールを選ぶことで、快適なトレードができるでしょう。

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※ファイナンス・マグネイト社調べ(2012年1月~2019年12月)