ネットマネー 2017年6月号より一部を特別公開!

第17回 今月注目の新商品+新サービスにロックオン

キャッシュカード不要。スマホを使ってセブンATMで入出金

キャッシュカードの代わりにiPhoneやAndroidのスマートフォンを使って、じぶん銀行の口座からセブン銀行ATMでお金が引き出せる―。2016年6月の発表から9カ月が過ぎた今年3月27日、待ちに待った「スマホATM取引サービス(スマホATM)が始まった。

入出金が可能だが、口座からお金を引き出す場合の取引の手順は3ステップ。

  1. じぶん銀行スマートフォンアプリの「スマホATM」メニューで出金額を設定する。
  2. セブン銀行ATMの画面に表示されるQRコードをスマホで読み取る。
  3. ATMに企業番号・暗証番号を入力し、紙幣を出金する。

これだけだ。セブン-イレブンなどに設置されている約2万3000台のセブン銀行ATMで利用できる。スマホによるATM入出金サービスの全国展開は日本初という。「膨らみがちな財布からカードを1枚減らすことができる」と語るじぶん銀行の鶴我(つるが)社長は、このサービスによってカードレスの流れが加速すると宣言する。一方、セブン銀行の二子石(ふたごいし)社長は「ATMとスマホをつなげることで、新しい金融サービスが展開できるのではないか」と、〝その先〞のサービスにも期待をかけている。

スマホATMは、じぶん銀行ユーザーがスマホにインストール済みのじぶん銀行アプリを使うため、新たなダウンロードやサービス利用登録等の手続きは不要。万が一、スマホを紛失しても、じぶん銀行アプリにロックがかかっているうえ、スマホ自体にも、ユーザーが独自のロックをかけることができるし、新しいスマホにアプリを入れればすぐにスマホATMでお金が下ろせるので、キャッシュカードよりも安全性と利便性が高いといえる。

スマホとATMの簡単操作でお金を引き出すと「 カリカリコーン」がもらえる!

出金の場合はスマホ側、ATM側で下図のような簡単な操作を行なうだけでいい。なお、「スマホATMキャンペーン」として、スマホATMを使った現金の預け入れもしくは引き出しを行なうと「セブンプレミアム カリカリコーン」が1個もらえる(1回のみ、4月30日まで)。4月以降に口座を開設した25歳以下の人は「若者応援キャンペーン」にも参加することができる。

誰でも操作ができるようにQRコード方式を採用

多くのスマホにはワイヤレスでデータをやりとりするブルートゥースやタッチして使うNFC機能が搭載されているが、QRコードをカメラで読み取る方式を採用したのは誰でも使えることを目指したため。今後は「LINE pay」などへサービスを提供する予定。なお、じぶん銀行取引アプリでは、スマホの位置情報を利用して近くのセブン銀行ATMの場所を表示することができる。旅先でも迷わなくて済みそうだ。

ローソン5店舗に米ドル・ユーロなど13通貨を日本円に両替できる「自動両替機」を設置【外為どっとコム】

外為どっとコムは3月24日から、ローソン5店舗に「外貨自動両替機」を設置した。訪日外国人の増加と2020年の東京五輪に向けたインバウンド(訪日外国人観光客)需要の高まりを背景に、コンビニ内で24時間、米ドル・ユーロ・韓国ウォン・中国人民元・香港ドルなど13の外貨を日本円に両替ができるサービスを提供する。上限は1回10万円、紙幣のみ取り扱う。

もちろん利用できるのは訪日外国人だけではない。日本人が海外旅行から戻ったとき、財布の中に結構な額の外貨が残っていることがある。この外貨も日本円に両替可能だ。

設置店舗はローソン新宿三丁目中央通店、ローソン築地四丁目店、ローソン神宮前四丁目店、ローソン歌舞伎町一丁目店、ローソン大宰府天満宮前店(6月以降に設置予定)。

23通貨ペアを対象に「楽天FX」「楽天MT4」の取引で最大10万円をキャッシュバック【楽天証券】

楽天証券は、「楽天FX」または「楽天MT4」の取引で最大10万円をキャッシュバックするキャンペーンを実施している。

エントリー期間は4月30日(23時59分)まで、取引期間は4月29日(5時55分)まで。

米ドル/円を除く23通貨ペアが対象で、米ドル/円の取引はキャンペーンの対象外なのでご注意を。このキャンペーンはエントリー制のため、キャンペーン期間内にエントリーする必要がある。また取引は新規注文のみを対象とし、決済注文は対象外だ。取引が成立した時点で取引とみなし、注文中の注文は含まれない。

キャッシュバック額は下の表にあるように、50万通貨~100万通貨未満=500円、100万通貨~500万通貨未満=1000円などとなっており、上限は10万円だ。

たとえば、豪ドル/円を20万通貨と英ポンド/円を20万通貨、さらに南アフリカランド/円=10万通貨の取引では合計50万通貨となり、500円がキャッシュバックされる計算だ。

「kabuステーション」がVer.5にアップグレードされて機能が向上【カブドットコム証券】

新プラン「Premiumプラン」を利用すると、投資家待望の先進的な機能を追加した「デイトレ板」が使えるようになるカブドットコム証券は4月4日から、トレーディングツール「kabuステーション」をVer.5にバージョンアップし、新プラン「Premiumプラン」を導入した。

kabuステーションには通常プラン、「Fintechプラン」「Premiumプラン」があり、利用できる機能が異なる。「Premiumプラン」向けの新機能としては、従来のフル板発注画面にワンクリック発注機能やショートカットキー割り当てによる数量指定機能、AS(オートセレクト)注文、VWAPラインの表示などの先進的な機能を追加した「デイトレ板」がリリースされた。デイトレ板の開発では、個人投資家の取引判断から発注完了までのプロセスを検証し、最適な取引を追求したという。また「フル板情報を複数枚表示してほしい」という要望に応え、従来のフル板発注画面(1枚)に加え、デイトレ板(3枚)で計4枚のフル板情報が利用できる。

今回の新機能により、サーバーが注文を受注してから最速11ミリ秒(1000分の1秒)で取引所への板乗りを実現した高速発注基盤「RAIDEN」と合わせ、機動的な取引をサポートする環境が整った。