ネットマネー 2017年7月号より一部を特別公開!

4月に突如起こった北朝鮮の地政学リスクによって厳しい相場環境となっているが、3月からの下げ相場は底打ちの観がある。ここは突っ込み買いの好機だろう。

深掘り株①あい ホールディングス(3076)

マンション向け監視カメラで業界トップ

セキュリティー機器、事務機器などの製造・販売を手がけている。マンション向け監視カメラでは業界トップ。国内外においてM&A、業務提携を加速させている。

最近、街で目につくもの、それは監視カメラだろう。防犯意識の高まりを受けて、監視カメラの需要は大きい。
ちなみに、日本には分譲マンションが約623万戸(2015年末現在)ある。

さらに、AI(人工知能)を利用したデータセンター管理システムを展開している。すでに大手データセンターの導入が決定しているので、今後は収益の柱になるだろう。

足元の業績は好調だ。今2017年6月期、2018年6月期ともに最高益更新が期待できる。
EPS(1株当たり利益)は今期が134円、来期が159年と予想されている。

配当は今期が前期比6円増の36円、来期が4円増の40円とする。

株価は底打ち、反騰態勢を鮮明にしてきた。目標株価は3,000円だ。

深掘り株②五洋建設(1893)

海洋土木が得意の準大手ゼネコン

1896年創業の海洋土木の老舗だ。当初は「水の土木の水野組(旧社名)」と称された。最近は陸上土木、建築工事も手がけている。

しゅんせつ工事では、スエズ運河の拡幅増深工事を手がけるなど多くの実績がある。

業績は好調に推移。内需に加え、海外受注も好調だ。国内では第3次補正予算関連の公共投資、オリンピック関連工事の受注獲得が見込める。

前期に続き、今2018年3月期も大幅増益が期待できる。EPSは前期が46円、今期が50円前後となるだろう。

配当は、2016年3月期が6円(前期比2円増配)、今期は9円とした。この積極的な株主優遇の姿勢は高く評価できる。

一方、株価は7カ月にわたって調整している。しかし、PERは10倍前後と割安であり、ここは仕込みのチャンスだろう。