ネットマネー 2017年7月号より一部を特別公開!

ピクセラ 東2・6731

PC向けチューナーを生産。セットトップボックスの開発で好材料あり

2015年8月に306円まで急騰後、相場らしい相場のない同社株をAI関連の出遅れ株として狙いたい。

同社はパソコン向けチューナーや回線事業者向けのチューナーを中心に、ケーブルテレビなどを見るために必要な機器・セットトップボックスの製造を展開。
昨年8月に大手通信事業者向けに4K映像対応のセットトップボックスの開発を受注し、3億円を開発資金として受領している。

大手通信事業者のセットトップボックスに関しては、4K対応への切り替わりが東京オリンピックに向けて本格化。カメラ画像による顔・表情の認証サーバーやIoTビッグデータ分析サーバーなどの開発にも注力している。
すでにマイクロソフトのAI「Cognitive Services」を活用し、動画などから見たい場面だけをAIの自動認識で自動的に検出する機能を開発した。

AI以外にもIoTなど切り口が多く、2018年9月期の黒字化も視野に。長年の赤字体質から脱却すれば、株価の本格上昇も期待できる。

日新電機 東1・6641

「iPhone8」で採用か。有機ELディスプレーの生産に必要な装置を開発。

同社は住友電気工業が株式の過半を保有する、100年の歴史を持つ電気機器メーカーだ。

電力流通関連設備や太陽光発電関連製品、半導体製造装置等を手がけ、電力会社向けの電力用コンデンサーでは国内シェア100%近くを占めている。

同社は「有機EL関連」として注目したい。有機ELパネルは次世代ディスプレーとして注目されているが、製造コストの低減によりテレビやスマホなどに活躍の場が広がっている。2019年にも同市場は2016年比約2倍となる約300億ドル強に拡大するとの予測もなされている。

また、「iPhone」登場から10周年の節目の発売となる「iPhone8」での採用観測が広がっている。その中で、有機ELディスプレーの製造に不可欠な重要装置であるFPD製造用イオン注入装置を手がける同社に関心が向かうことも想定される。

業績面でも、2017年3月期は、上ブレが期待されている。100周年の記念配当にも期待したい。