ネットマネー 2017年8月号より一部を特別公開!

株や投信をはじめ、安全系の資産運用に役立つ商品対決などマネーに関するお役立ち情報が満載。
株の手数料や銀行の金利、今月のお得な保険など投資家が気になる詳細データも網羅。要チェック!



STATION1 今月の特急株

教えてくれたのは、藤原アセットプランニング合同会社
藤原久敏さん HISATOSHI FUJIWARA

優待拡充が魅力。デフレ銘柄の雄

日経平均株価は大台の2万円を超えてきました。現在は個別の材料株や業績好調企業などに、ピンポイントで資金が集まっています。

今回取り上げたいのは外食のすかいらーく。同社は、ガストを中心に多くの店舗を展開するファミレスの最大手です。いまだに脱デフレへの道筋が見えない現在の状況は、低価格帯で勝負する外食産業にとっては大きな追い風でしょう。

優待銘柄としても有名ですが、今年2月、株主優待が拡充され、従来の食事券1000円分から3倍の3000円分となりました(年2回、100株保有の場合)。これは株主に対する還元の姿勢、そして商品に対する自信の表れと評価できます。そして、これは今後の株価の下支えとなることでしょう。

群雄割拠の外食産業において、その高い知名度は大きな武器となり、また、先行きが読みづらい国際情勢や為替動向の影響が少ない点は大きな安心材料です。

この1年で株価は1・5倍となり、割高感が漂うも、2%を超える配当利回りは魅力。1500円台まで下がった段階での購入を検討し、優待や配当を目的にじっくり持ち続けたいところです。



STATION2 今月の快速投信

教えてくれたのは、ワーク・ワークス
中村 宏さん (HIROSHI NAKAMURA)

初心者にもわかりやすい低コストの日本株投信

「ニッセイJPX日経400インデックスファンド」は、日本株のみを投資対象にしており、日本の景気や物価、産業の動きなどを反映した値動きをする特徴があります。

そのため、値動きの理由を、日常の生活や仕事、あるいは新聞やテレビなどのニュースから見つけやすく、初心者が実践を通して投資に関する理解を深めたり、知識を得たりするのに適しています。

逆に言うと、それらの身の回りの情報は購入や売却のきっかけにすることができます

投資銘柄が「JPX日経インデックス400」という株価指数の構成銘柄であることも、初心者には安心できるでしょう。この指数は、日本取引所グループや日本経済新聞社などが日本の株式市場の中から投資家にとって魅力の高い約400社を選定して算出するもので、比較的優良な銘柄ばかりで構成されています。

また、このファンドは購入時手数料がかからず、信託報酬が0・22%(税込み)と最低水準のコストになっています。そのため、効率的に運用できることも大きな特色です。



今月の安全系 商品対決

住宅ローンを利用するなら → フラット35子育て支援型 vs 民間の住宅ローン
併用すれば金利が0・55%も下がる子育て支援型に注目!

教えてくれたのは、フイナンシャル・プランナー
金子千春さん CHIHARU KANEKO
日本長期信用銀行(現・新生銀行)を経て、2003年に独立。
保険の見直しや住宅ローン、資産運用の相談、セミナー講師として活躍中。


「フラット35」の新制度がスタート

今年4月から、住宅ローンの新制度「フラット35子育て支援型」がスタートしました。政府の経済政策である「新3本の矢」に目標として掲げられた「希望出生率1・8」の実現に向けた制度です。

子育て支援に積極的な地方公共団体と住宅金融支援機構が連携して、地方公共団体は補助金などの財政的な支援を、住宅金融支援機構は「フラット35」の金利を引き下げる金利優遇を行ないます。

具体的には、収入が低い若年層の子育て世帯の住宅取得を支援するために、フラット35の金利を当初5年間0・25%引き下げます。

ただし、子育て世帯であればどのような世帯でも対象となるわけではなく、適用を受けられるかどうかは、建築地の地方公共団体次第となっています。なお、4月3日から来年3月30日までフラット35子育て支援型に関わる事業を行なう地方公共団体の公募を行なっているため、制度が適用される地方公共団体については今後、住宅金融支援機構や各地方公共団体のホームページで確認してください。

今回はフラット35子育て支援型を、民間の住宅ローンと比べながら紹介します。

まず、「若年層」がどの年齢層かということについては、現状では明示されていません。今後、各地方公共団体が地域事情を踏まえて設定する条件によって明らかになります。

対象となる住宅条件は、以下のようになっています。
①親世帯と同居する住宅を取得する場合(新築・中古を問わない)
②親世帯の近くで暮らすために住宅を取得する場合(新築・中古を問わない)
③中古住宅を購入する場合

つまり、親世帯との同居・近居を目的とした住宅取得の場合は、新築・中古のいずれでもかまわないが、それ以外は中古住宅の取得が条件となります。

「フラット35S」や「フラット35リノベ」と併用できる

これまでもフラット35の金利引き下げ制度はありました。長期優良住宅、低炭素住宅など、基本性能が一定水準に達している住宅を取得する場合にフラット35Sが利用でき、当初5年間または当初10年間、金利が0・3%引き下げられます。また、中古住宅を買ってリノベーション(大規模改修)する、あるいはリノベーションされた中古住宅を買った場合に適用される「フラット35リノベ」の引き下げ幅は0・6%です。
「実は、フラット35子育て支援型はほかの金利引き下げ制度と併用できるんです。親と同居または近居するためにフラット35Sの対象住宅を取得する場合には、フラット35Sの0・3%に、フラット35子育て支援型の0・25%を加えて、合計0・55%を引き下げることができます」と教えてくれたのはFPの金子千春さんです。

また、フラット35リノベと組み合わせると、引き下げ幅は0・6%+0・25%の0・85%になりますが、この場合の引き下げ幅は0・6%とし、代わりに引き下げ期間5年を7年に、10年を12年に延長して、同等の引き下げ効果が得られるようにします。


民間の住宅ローンより有利な固定金利は有力な選択肢

フラット35は全期間固定金利で、返済期間21年以上35年以下で融資率9割以下の金利は1・06%。あるメガバンクの31年以上35 年以下の全期間固定金利コースは1・31%です。超低金利時代の有利な選択肢としてフラット35 を検討するのは当然のことです。

ただし、フラット35の団体信用生命保険(団信)は任意加入ですが、金利とは別に特約保険料を支払う必要があります。民間の住宅ローンは金利に含まれています。しかし、団信の保険料についてもフラット35は、今年10月1日申し込み受け付け分から返済金に含めて支払う団信付きフラット35になります。

子育て支援型を利用すれば住宅取得時はもちろん有利ですが、取得後も子世帯のメリットは大きいようです。親世帯との2世帯住宅を建てた子世帯の38・6%が、住居費や食費、光熱費など合わせて月額7万6153円を削減できたという調査もあります。年間90万円以上の削減額です
「なかなか賃金が上がらない時代に、同居すれば生活費を削減できますし、同居・近居なら親に子供の面倒を見てもらいやすく、『待機児童』といった問題をあまり気にせずに共働きできます。今後、2世帯同居や近居が増えるかもしれません」(金子さん)

全期間固定の低金利であること、大幅に金利が引き下げられること、この2つのメリットに注目して、今回はフラット35子育て支援型に軍配が上がります。



マネーの金脈開通トンネル

マニュライフ生命が三井住友信託銀行で外貨建て終身年金保険
「ライフタイム・パートナー」を販売中!

外貨で老後資金の準備や運用をしたい人向けに

本拠地カナダで130年の歴史を持つ金融サービスグループのグループ会社であるマニュライフ生命。先進的な商品と、専門知識を持ったアドバイザーによる質の高いサービスで確かな支持を得ている。

マニュライフ生命では、米ドル建てまたは豪ドル建ての外貨建て定額個人年金保険を販売中だ。一生涯にわたって定期的に年金を受け取れる「終身年金プラン」と、要介護2または3に認定されていたら契約後すぐに介護年金を受け取れる「介護年金プラン」から選ぶことができる。外貨の金利を活用して、年金または介護年金が受け取れる保険なのだ。年金または介護年金の支払合計額には最低保証があり、終身年金プランの場合は年金原資(契約通貨建て)の100%、110%、130%のいずれかが保証されるので安心感もある。

まとまったお金を老後の生活のために使いたい、外貨を活用して資産を運用したいといった人に適した商品だ。



アニコム損害保険が業界初の「LINE」を使って保険金請求が3分でできる新サービスを発表!

大切なペットの保険がより充実したサービス

"家族の一員"であるペットにも保険を、というニーズに応える「ペット保険」を提供するアニコム損害保険。ペット保険のシェア1位を誇る。

そのアニコムでは、「LINE」での「保険金請求サービス」をスタート。保険金請求は大変な手間がかかるが、これまで必要だった書類記入や郵送の負担を省き、LINEで素早く簡単に保険金請求ができるようになった。また、保険に関する質問に自動で回答してくれる「お問い合わせサービス」も同時に開始され、ますます便利になった。

アニコムでは今後も新サービスを続々と提供するとのことなので、ペットを飼っている人にとっては欠かせない存在となりそうだ。



岡三オンライン証券が「プレミアムフライデーセミナー」を毎月開催!

毎月最終金曜日はプレミアムな資産形成のための時間に!

政府と経済界が個人消費喚起キャンペーンとして導入した「プレミアムフライデー」。

岡三オンライン証券では、このプレミアムフライデーに合わせて「プレミアムフライデーセミナー」を開催。記念すべき第1回はレオス・キャピタルワークスの白水美樹氏を招き、「今話題の『iDeCo』と『ひふみプラス』で資産形成」を実施。4月28日はエモリキャピタルマネジメントの江守哲氏による「トランプのアメリカ~アメリカ政治経済と金融市場への影響~」を、5月26日には「特別企画!岡三オンライン証券×きんゆう女子。コラボ女子会」を開催した。また、6月30日にもプレミアムフライデーセミナーを開催予定だ。プレミアムフライデーを資産形成のために有効活用してみては。



SMBC信託銀行が「プレミアム・ファンズグローバル・コア株式ファンド」の取り扱いを開始!

最先端技術で世界経済の成長を取り込むファンド

三井住友フィナンシャルグループ傘下のSMBC信託銀行が、進化を続ける最先端の技術を駆使した「プレミアム・ファンズ グローバル・コア株式ファンド」を発売。

地政学リスクの高まりや保護主義の台頭といった状況下においても、世界経済の成長を丸ごと取り込めるファンドとなっている。不確実性の高い中でも、株式市場の上昇の恩恵をより享受できる商品となるだろう。



今月のお役立ちマネーアプリ
みずほ銀行「ペア口座アプリ~Pair~」

毎日のお金の計画をカレンダーで確認、2人でチャットなど、お金の連絡をもっと楽しく!

みずほ銀行では、パートナーと楽しく便利にお金を管理する「ペア口座アプリ~Pair~」というスマホ用アプリが人気になっている。

毎日のお金の計画をカレンダーで確認できたり、アプリに登録設定した口座の入出金明細を確認したり、「Todo」設定機能で振込期限を通知してくれる。これで、家賃や子供の塾代の振込を忘れずに済む。

また、入出金明細やTodoにコメントを入力できるほか、共有するTodoや共有口座の明細、お互いのコメントチャットなどがタイムライン形式でアプリに表示される。「家賃を振り込んだよ」と夫に連絡をするときなどに活用したい。

「ペア口座アプリ~Pair~」は、便利に楽しくお金のコミュニケーションがとれる優れものだ。