ネットマネー 2017年9月号より一部を特別公開!

8月の優待銘柄はおよそ100銘柄。多すぎず少なすぎず「いい感じ」です。2月が本決算、8月が中間決算になる流通系や外食系の銘柄が中心になるため、身近なお店で使える優待品が目立ちます。今回は定番銘柄をあえて外した銘柄選びをしてみました。

待を極めれば人生はバラ色!

連載第20回
流通・外食を中心に選び放題の約100銘柄

8月の優待〝鉄板〞銘柄はビックカメラ、イオン…。定番銘柄以外の選択も

8月の優待銘柄はおよそ100銘柄。銘柄数が適度に多いので、欲しい優待を見つけやすく感じるはず。〝ニッパチ〞は流通系や外食銘柄が多く、優待品は自社の飲食店で使える食事券、人気のクオカードなど選び放題です。しかも「ニッパチといえば、これ」という、これから株式投資を始める方にもおすすめできる定番銘柄がそろっています。

たとえばビックカメラ(東1・3048)、クリエイト・レストランツ・ホールディングス(東1・3387)、イオン(東1・8267)、𠮷野家ホールディングス(東1・9861)、ワイズテーブルコーポレーション(東2・2798)などですが、あまりに有名すぎるので、あえて〝狙い目株主優待銘柄〞からは外しました。

では、狙い目銘柄を紹介します。ポプラ(東1・7601)は広島を地盤とするコンビニです。東京の店舗数は多くありませんが、「ポプラ」や「生活彩家」などを展開しています。ローソンとの提携が進んでおり、「ローソン・ポプラ」という店舗が増えています。優待品はポプラグループ全店(「ローソン・ポプラ」店を除く)で使える買い物優待券。100株で1000円分、近くに店舗がないときは、オリジナル菓子珍味セットに交換してもらうことができます。 SFPダイニング(東2・3198)の食事優待券は、手羽先唐揚専門店「鳥良」や「磯丸水産」、海鮮居酒屋「磯丸すし」など、数多くの店舗で使えます。ただし、親会社のクリエイト・レストランツ・ホールディングスのグループ店舗では使えないので注意を。

アパレル関係の多くは業績低迷に見舞われています。ライトオン(東1・7445)も例外でなく、月次で発表されている6月度の全社売上高は前年同月比87・1%、既存店売上高は前年同月比で83・7%にとどまりました。上場以来初の赤字も予想されています。そうした状況を理解したうえで、という条件で上手に買いましょう。

コシダカホールディングス(東1・2157)の優待券は、温泉施設やカラオケ施設で使えます。温泉施設は「まねきの湯」「らんぷの湯」を全国で5店舗運営。東京の場合、東京メトロ東西線船堀駅近くの「東京健康ランドまねきの 湯」が対象です。カラオケはリーズナブルな「カラオケまねきねこ」を全国に470店舗以上を展開。こちらは使いやすそうですね。

充実の8月優待銘柄。優待品だけでなく、配当も要チェック!

先の4銘柄にシー・ヴイ・エス・ベイエリア(東1・2687)を追加します。2000年に上場した会社で、主力事業はローソン店舗の運営。2015年から男性・女性専用フロアで構成されたカプセルホテルのユニット型ホテル事業の多店舗展開を始めました。今年2月導入株主優待制度の優待品は「東京銀座BAY HOTEL」などユニット型ホテル6施設で使える2000円分の宿泊割引券。2月末権利確定は2枚、8月末は1枚もらえます。

8月の優待が届くのが11月末ごろなので、年末年始の予定なども考えて銘柄選択するのもいいかもしれません。

このように充実した8月の優待銘柄ですが、優待品だけに注目せずに、配当もチェックしてください。配当は税金の対象になるので優待品2500円相当+配当利回り1%より、優待品5000円相当+配当ゼロのほうがお得に感じますが、継続して配当を出せる収益を上げる力のある会社のほうが株式を保有していて安心感があるし、優待廃止リスクも低いと思います。