ネットマネー 2017年9月号より一部を特別公開!

3 今月の投資戦略日本株

相場を牽引する銘柄を探す 日経平均株価2万台まで回復させたのは大型株だけの功績ではない!今月は、ジャスダックと並んで地味に好調な東証2部銘柄からピックアップ。

中小型株が絶好調。ジャスダック平均は26年ぶりの高水準

日経平均株価は1年半ぶりに2万円の大台を回復しました。どんな銘柄が買われているのでしょうか。相場の上昇局面では大型株が買われるという印象があるかもしれませんが、今回の2万円台までの上昇では中小型株もかなり買われています。

数値を見ると、日経ジャスダック平均は1991年以来、26年ぶりの高値水準になっています。新興市場と並んで上がっているのが東証2部市場です。東証2部株価指数の20%をシャープが占める点には要注意ですが、それを差し引いても好調といえるでしょう。

東証2部銘柄というと、東証マザーズのネット関連株やバイオ関連株と比べて地味なイメージかもしれません。確かに派手さはありませんが、地に足を着けてしっかりと利益を稼いでいる企業が多い。つまり東証2部には〝掘り出し物〞が多いということです。 下段・上の表には東証2部銘柄の今年前半のベストパフォーマーを掲載しました。上昇率トップのペッパーフードサービスは立ち食いの「いきなり!ステーキ」を展開する外食企業で、約半年間で株価は3倍以上になりました。その他の銘柄も、株価は軒並み2倍以上になっていて、東証マザーズやジャスダックに負けないパフォーマンスを見せています。

次は、業績が絶好調の東証2部銘柄。6月末現在、520銘柄以上が上場していますが、そのうち65銘柄が今期経常利益ベースで過去最高益を更新する見込み。その中で、増益率が高い銘柄をピックアップしています。

業績面にしっかりとした裏づけがある中小型株については、今後も物色のほこ先が向かうことでしょう。特に東証2部銘柄は、地味なだけにPER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)などの株価指標面でも割安なまま放置されているケースが結構ありますから、〝掘り出し物〞が見つかる可能性大! 急落のリスクは抑えつつ大化けを狙える絶好のチャンスです。