ネットマネー 2017年9月号より一部を特別公開!

日進月歩を続ける医薬品の世界。今回は日本トップの武田薬品工業と、米国の大手アムジェンを比較。成長力、経営の効 率など総合的に見ると、期待が大きいのはどっち? 撮影●村越将浩

第37回 日米のバイオ医薬品メーカーで対決

株KABUサテライト外国株情報3

アムジェンは医薬品の開発や業績に今後も期待

今年もやはりバイオ関連はテーマ株として注目されており、日本ではベンチャー系の銘柄が期待先行で買われがちです。今回は日本で医薬品メーカー首位の武田薬品工業と、米国はバイオ医薬品大手のアムジェンで比較してみました。

まずアムジェンは、遺伝子組み換え技術を基盤にした医薬品の開発で先行しており、業績も右肩上がりで、今期以降も増益を見込んでいます。

世界最大の独立バイオテクノロジー企業で、バイオ関連での収益実績は安定的かつさらなる今後の期待が持てる注目銘柄です。

武田薬品工業はガン、中枢神経、消化器領域に重点を置き、M&A(企業の合併・買収)や事業売却で選択と集中に注力。ただし、安定した利益を 出していますが、売上高は昨年度で頭打ちの状態です。

同社は高配当のイメージが強く、ディフェンシブ関連として日本では人気のある銘柄のひとつですが、比較チャートを見るとアムジェンは上昇トレンドにあり、さらに予想PERも低くこれからさらに期待がもてます。

同社はROEも非常に高く、自己資本を効率よく使っていることがわかります。注目銘柄のひとつですね。