ネットマネー 2017年10月号より一部を特別公開!

運転支援でシニア層も安全運転。自動運転車はセンサー類の使用点数が多く、完成車メーカーより部品メーカーに投資メリットあり。

今さら聞けない「じどううんてん」って何ですか??

自動運転はシステムがドライバーをサポートしてくれる運転支援と「走る、曲がる、止まる」の大半の運転操作をシステムに任せる完全自動運転に大別できる。

自動運転が注目されるのは、交通事故や渋滞の削減などの社会的利点に加え、燃費の向上で環境負荷も軽減されるため。小野田慎さんは「自動車の付加価値を高め、お金のある高齢者の需要も見込んでいます」と自動車会社の意図を読む。

自動車関連各社が本気で取り組んでいる理由!

自動車に安全を搭載。eワラントは好成績

「自動運転のターゲットはシニア世代です。高齢を理由に運転をやめるケースは多いですが、実際には車でどこかに出かけるニーズは多い。そこで、システムの力を借りて車に“安全”という付加価値を搭載し、車を使い続けてもらうわけです」

小野田さんは自動車会社のビジネス戦略を次のように読み解く。

自動運転の実用化には、多数のセンサー類が必要になる。

「車が今どこにいるのか、車がどんな状態で走っているのか、周囲に何があるのかをリアルタイムで把握し、ハンドルやブレーキと連動させる必要があります。

投資を考えるなら、車載用センサーの日本セラミック、センサーと他の部品の接続部分であるコネクターを作るイリソ電子工業がおもしろそうです。ルネサスエレクトロニクスも本命銘柄のひとつ。自動車の頭脳に相当する車載用半導体で国内1位、世界3位です」

一方、銘柄選びに迷った場合はeワラント証券の「自動運転関連バスケット」も検討したい。ドイツのコンチネンタル、日本電産など10銘柄で構成されている。今年の上半期の値上がり率は日経平均株価を2割上回る好成績だった。投資額は1万~2万円だ。