ネットマネー 2017年10月号より一部を特別公開!

9月の優待銘柄はおよそ400銘柄。決算月(本決算)が3月の会社は9月が中間決算にあたることに加え、9月が本決算という会社もあるからです。3月に権利を取って気に入ったら再度チャレンジしてもいいし、9月だけの銘柄をセレクトしてもおもしろそう。

優待を極めれば人生はバラ色!

連載第21回
選び放題の9月の優待銘柄、総合利回りで考えるもよし

有名な銘柄であっても優待狙いで買うときは必ず条件等の確認を

およそ400銘柄と、優待品は選び放題。クオカードのような金券類はもちろん、自社製品の詰め合わせといったギフト品もいろいろ選べます。

9月の優待銘柄は、3月が本決算で9月が中間決算という会社が多いのですが、なかには3月が本決算でも優待権利確定日は9月末のみという会社もあります。

私たちに身近な会社ではお菓子のブルボン(東2・2208)です。100株で1000円相当の自社商品の詰め合わせがもらえるのですが、条件があって「毎年9月末日に6カ月以上継続して保有(3月末日および9月末日現在の株主名簿に同じ株主番号で2回以上連続して記載)された株主様」でなければなりません。いま買っても今年9月の優待には間に合わないので注意が必要です。

森永乳業(東1・2264)も同様で、優待権利確定が9月末のみの銘柄。優待は1単元(1000株)以上の保有で「森永絹ごしとうふ」12丁(1740円相当)。なお、森永乳業は今年10月1日をもって単元株式数を1000株から100株に変更し、併せて5株を1株に株式併合します。そのため株主が保有する株式数は5分の1になってしまいますが、配当金については総額が減ることはない(業績の変動等の要因を除く)そうです。ただ、2018年の優待については検討中とのこと。森永乳業を検討している人は、今後の会社発表にも注目しましょう。

9月優待銘柄でも細かく見ていくと、いろいろな違いがあります。その中で私のおすすめ銘柄は左ページにあるようにプラント事業や社会インフラ事業を手がける八洲電機(東1・3153)、建築・土木事業のヤマウラ(東1・1780)、焼き鳥居酒屋「備長扇屋」やパスタの「パステル」などを展開するヴィア・ホールディングス(東1・7918)、パチンコホール向けコンピュータシステムの開発・製造・販売のダイコク電機(東1・6430)の4銘柄。

このうち八洲電機の優待内容は昨年7月に変更されて、同社の優待のテーマである「東北復興支援活動への貢献」をさらに強化するため、全国共通お食事券の東日本復興支援ジェフグルメカードのみになりました。このお食事券は、利用時代金の1%が東日本復興支援事業に寄付されるというものです。

迷ったら優待利回りと配当利回りを足した総合利回りで探す手も

ヴィア・ホールディングスは優待の内容が変わります。現行の使用制限なく利用できるものから、会計1000円(税込み)ごとに1枚(500円券)利用できる割引券になり、優待金額が現在の2倍になるものの、割引券の有効期限は1年間から半年間に短縮となります。

現行の優待内容はこの9月が最後となり、次回の来年9月末権利確定分から新優待制度が実施されます。そのため、9月末の権利確定後に株価が大きく値下がりするかもしれません。そこで権利確定前に値上がりして十分な利益が得られるようなら、売却も検討しましょう。

この4銘柄のほかには、投資用マンションの開発・販売などのディア・ライフ(東1・3245)がおすすめです。投資金額5万円以下(8月8日現在)で買えて、1000円分のクオカードがもらえます。配当利回りも3%を超えているところがいいですね。

このように9月の優待銘柄で迷ったら優待利回りと配当利回りを足した総合利回りで探す手もアリです。