ネットマネー 2017年10月号より一部を特別公開!

8月後半から9月に入っても、基本的に個別株物色の展開だろう。筆者は一貫して「テーマ性を有する元気な小物に的を絞れ」と主張している。「徹底して強い銘柄を攻める-」、秋相場においてもこの戦術は不変である。

深掘り株①ネクストジェン(3842)5Gの本命的な存在!

5G(第5世代移動通信システム)の規格統一、普及に向けて本格的に動き始めた。5Gは「すべてのモノをインターネットに接続することによって社会構造を変える」といわれている。現行の4Gに比べ実効速度は100倍、大量のデータを瞬時にやりとりできる。用途は自動運転、遠隔診療など多岐にわたる。2026年には世界市場が63 兆円規模に膨らむという。

ネクストジェンはNGN(次世代通信網)の制御システムを手がけている。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの5Gへの総投資額は5兆円だ。ネクストジェンはこのメリットをフルに受ける。

一方、足元の業績は好調に推移している。2018年3月期は前期比で最大40%増収、純利益2・1倍、EPS(1株当たり利益)は100円超を確保する見込みだ。

株価はジリ高を見せている。中長期的には3000円台での活躍が期待できるだろう。

深掘り株②アルファクスF・S(3814)NIPPON PAYとの連携効果に期待!

アルファクス・フード・システムは大手外食チェーン向けにシステムなどのソフトウウエアを提供するASPサービスを多彩に展開している。

メインは基幹業務システムのASPの提供だが、飲食店経営管理システム、PC -POSシステム、オーダーエントリーシステムなどを手がけている。

特にここでは決済サービスを手がけるNIPPON PAYとの提携によるスマホ決済サービスに注目できる。中国系観光客が多用する「ギンレン」「ウィーチャットペイ」「アリペイ」などに対応が可能だ。集約決済システム「アルファーペイ」を使うことによって、店舗側にはコスト、時間の削減効果が見込める。

業績は好調だ。2017年9月期のEPSは81円(前期は58円)の見込みだ。今期の配当は10円(6期ぶりの復配)で年10円の予定。

株価は右肩上がりの上昇波動を描いている。ここは勢いについていく場面だろう。