ネットマネー 2017年11月号より一部を特別公開!

相変わらず大人気のIPOに加えて、最近では立会外分売に個人投資家の注目が集まっているという。それもそのはず、この2つの投資手法は、今年に入って9割超の勝率を誇っている。

取材・文●三枝裕介 イラスト●木村 豪

口座残高ゼロでもIPO抽選に参加可能!

世界的に割安と言われながらも、なかなか思ったように上がらない日本株市場。加えて、今年はさまざまなリスク要因もあり、満足のいく成績を収められていない投資家も多いはずだ。そんな環境下にあって、今年に入って勝率9割を叩き出している2つの投資手法が存在するという。

まずは、IPO(新規公開株)。今年は7月末までに41社が東証で新規上場し、37社が初値で公開価格を上回った。さらに初値が公開価格の2倍以上となった銘柄は半数以上の21社。なかには、3月に上場したユーザーローカルのように初値で株価4倍増を達成した銘柄もある(下表参照)。

ただし、IPOを公開価格で手に入れるためにはネット証券などの抽選に申し込む必要がある。加えて、ほとんどのネット証券では、申し込みの際に購入金額をあらかじめ口座に用意しておく「完全前受金」を導入している。

そんなネット証券の〝常識〞を打ち破ったのが業界最安値水準の手数料(みんなの株式・2016年ネット証券ランキング・手数料部門4年連続第1位)で知られるライブスター証券だ。同社の場合、IPOの申し込みは「前受金不要」。口座残高ゼロでも申し込み可能だ。抽選は機械的にランダムに選びだす「完全平等抽選」で、当選した場合には、購入意思表示期間内に購入代金を用意すればいい。これなら少額投資家も気軽に抽選に申し込むことができる。

割引価格で買えるうえ、購入手数料は無料

コツコツ地道に立会外分売

一方、IPOの抽選を待つ間にぜひチャレンジしたいのが立会外分売だ。ライブスター証券ではIPOの抽選に「前受金不要」を導入しているが、仮に購入資金がすでに口座に入っているならば、この資金を有効に活用したい。

立会外分売とは、通常の株式売買とは別に、証券取引所での立会時間外に行なわれる現物株取引の一種。目的はさまざまだが、個人株主を増やし、流動性を高めることを目的とする企業が多い。

立会外分売のメリットは、購入手数料が無料のうえ、前営業日の終値よりも安い価格で購入できるケースが多いことだろう。割引率は企業によっても異なるが、7月末日までの平均は約2・55%だった。今年は7月末までに68社が実施したが、分売価格で購入し、分売実施日の始値で売却したと仮定すると、勝率は91%超(62勝3敗3分け※)にものぼる。

分売予定企業はライブスター証券のホームページに記載されているが、実際に分売条件が発表されるのは分売実施日前日の夕方以降。そのため、日々のチェックはかかせないが、IPOに比べて実施している件数が多いので当選確率を上げることができる。

さらにライブスター証券なら「LINE」や「Twitter」などのSNSでも情報提供を行なっているのでいち早く情報をキャッチすることができる。

IPOが一攫千金型なら、こちらはコツコツ型の手堅い投資手法といえそうだ。勝率9割超の激アツ投資、チャレンジしてみる価値はありそうだ。

※ライブスター証券調べ(記事中の利益はすべて手数料・税金含まず。1単元購入したケース)。