ネットマネー 2017年11月号より一部を特別公開!

取材・文/山本信幸 撮影/佐藤公治

大化けの可能性を秘めたお宝銘柄を厳選して紹介!

お宝銘柄は地方株の中にある。それを発掘する方法と、お宝銘柄候補を専門家に聞いた。RIZAPに続く急騰銘柄が見つかるはず!

地方株を探せ!

RIZAPに続く地方株が必ず見つかる

〝地方株の星〞といえば、札幌証券取引所の新興市場、アンビシャスに単独上場するRIZAPグループ(札ア・2928)だ。業績は絶好調。2017年3月期(IFRS=国際財務報告基準)の売上高は952億円と、2016年3月期(日本基準)の554億円から1・7倍に増え、営業利益は2倍以上に増え、株価も今年5月から8月までのわずか3カ月間で2倍超となった。RIZAPの衝撃が投資家の目を地方株へ向けさせた。RIZAPが札証アンビシャスに上場したのは、前身の健康コーポレーション時代の2006年。東京に本社を置く会社だったが、主力商品のクッキーの原料である豆乳の契約農家が北海道にあったためアンビシャスを選んだという。そのためRIZAPは地方株扱いだが、純粋な地方株とはいえない。

では、地方株の定義は何か。メディアストラの天野秀夫さんは、「東京と大阪に隣接していない府県に本社を構えている」「政令指定都市に本社を置いていない」「日経225種銘柄に採用されていない」ことを挙げる。3条件を満たした銘柄は左ページのリストを見ていただきたいが、地方株の中には3条件を満たしていない銘柄もある。だが、地方に根づいた事業を展開していれば地方株とみていいだろう。

天野さんが挙げた典型的な地方株のひとつに、広島県広島市に本社を置く戸田工業(東1・4100)がある。今でこそEV(電気自動車)関連(リチウムイオン電池の正極材を供給)銘柄としてもてはやされているが、広島市に移転する前は本社が同じ広島県の大竹市にあり知名度は低かった。

「地方企業に掘り出し物があるのは、アナリストが企業訪問をほとんどしておらず、データが極端に少ないためです」と天野氏。注目されずに株価が出遅れた状態にあるときに、EV銘柄として脚光を浴びると「渇望感が生まれ、投資家の思惑や期待が膨らむ」と天野さんは言う。そして出遅れていた株価が急騰する。

鹿児島県出水市のマルマエ(東マ・6264)も事情は同じだ。今年に入って株価の急上昇が続いている。同社は2006年に東証マザーズに上場したものの業績が悪化、2011年に事業再生ADR(裁判外紛争解決)の手続きに入った。しかし2015年1月に事業再生計画が終了して積極的な経営に転換、今期中の東証1部昇格を目指すまでに業績と体力が回復した。マルマエを昨年までに発掘していた投資家は大きな含み益にほくそ笑んでいるはずだ。

国体とSTUを切り口に瀬戸内の有望株を探す

出遅れた地方株を発掘する作業は簡単ではないが、天野さんはわかりやすい切り口として「国体」を挙げる。「国体の趣旨のひとつに地方経済の活性化があります。開催地ではインフラが整備され、開催期間中は全国から選手や関係者、観客が訪れますから、サービス業を中心に地方企業に注目が集まるはずです」。この9月30日から始まる国体は愛媛県で開催される。また愛媛といえば瀬戸内7県を拠点とするアイドルグループのSTU 48の活動も始まった。PR活動が活発になることから、四国4県と山陽が基盤のセーラー広告(JQ・2156)が動きだすという「連想ゲームもありうる」と天野さん。

地方企業のIPO(新規株式公開)も活発化しそうだ。東京証券取引所と北陸銀行、北海道銀行は7月に基本協定を結び、銀行の営業地域で企業の成長支援や上場を促すというから成果が楽しみだ!

上場市場のステップアップを視野に入れて奮闘中の会社も!

地方株投資の醍醐味は地方新興市場に単独上場している魅力的な成長企業投資にある。大化けが期待できる当たり銘柄の探し方とは?

地方単独上場企業は魅力たっぷり!

低迷する地方経済の中で勝ち抜いてきたIPO地方株を狙え

成長株投資の醍醐味を味わいたければ、札証アンビシャス、名証セントレックス、福証Qボードといった地方の新興市場に単独上場している地方株を狙うべきだ。それもIPO銘柄やIPOをしたばかりの会社がいい。

「新規上場する会社は年80社ほどありますが、その7割が首都圏に本社を置き、3割ほどが地方の会社です。その3割に投資のチャンスがあります」と解説するのは岡三証券企業公開部長の小塚正樹さん。それはなぜか。「厳しい地方の経済環境の中で勝ち抜いて上場した会社には、強い成長力があるからです」。

地方の新興市場に単独上場(東証との重複上場は除く)の会社はどれくらいあるのだろう。岡三証券の資料によると、2012年は札証アンビシャスに上場した健康美容食品の北の達人コーポレーション、福証Qボードに上場した不動産会社のグランディーズがある。下段に示した北の達人コーポレーションの業績の上昇を見ると、地方株の「強い成長力」がよくわかる。

2014年には名証セントレックスに上場したパソコンなどの遠隔サポートサービスの日本PCサービス、2015年に札証アンビシャスに上場したリユース事業を手がけるエコノス、名証セントレックスに上場した胡蝶蘭がメインの生花卸のアートグリーン、福証Qボードに上場した熊本県・福岡県を地盤とする注文住宅メーカーのエスケーホーム、今年の上半期は札幌アンビシャスに上場したダイレクトマーケティングを提供するフュージョン、IoT(モノのインターネット)事業のエコモット。2012年から今年の上半期までで8社だ。

これらの会社の多くは、IPO時に東証マザーズや東証ジャスダックの上場基準を満たしていないため、より基準が緩やかな地方の新興市場を選択したが、それは悪いことではない。「マザーズやジャスダックあるいは本則市場(1部、2部)の上場基準を満たすまでに何年もかかるのであれば、まず地方の新興市場に上場して資金調達をし、成長を加速させてから本則市場にステップアップするというストーリーのほうがいいですね」と小塚さん。

アーリーステージにある、当たりの割安銘柄を早めに買う

東証1部を目指すのは会社の本能と言ってもいい。2016年は合計で102社がステップアップしており、地方市場から東証へ移った例もある。ステップアップが実現すれば株価上昇が期待できる。

地方株のさらなる魅力は、PERで比較すると、東証の銘柄よりも割安感があること。そこで、成長余力のある銘柄を割安のうちに買うスタンスで臨みたい。「ただし順調に成長が期待できる企業と地方市場で終わってしまう企業を見分けることは、とても重要ですね」と小塚さん。

当たり銘柄の手がかりは売上高にあるという。「アーリーステージ企業は単一事業が多いため、売上高が伸びていなければ、どこかで限界が来る」 (小塚さん)からだ。

安定した需要が見込まれる中古のワンルームに照準を定めて、たとえわずかな頭金しか工面できなくても着実にプラス収益を実現できるのが、ギブコムの不動産投資だ!

少ない初期投資ですぐにプラス収益が得られる

取材・文●大西洋平 撮影●佐藤公治

安定収入が見込める割安な優良物件に投資

不動産投資を提案する会社は多々あるが、頭金10万円から始められて、すぐにプラス収支を達成できるのがギブコムの強み。その理由は、東京・橫浜・川崎といった人気エリアで中古のワンルームマンションに的を絞っているからだ。

東京一極化の流れが続く中でワンルームの賃貸需要は安定して高いうえ、中古物件なら新築の6〜7割程度の価格で購入可能。つまり、ギブコムのワンルームマンション投資はそれだけ投資効率がよく、安定的な賃料収入を見込めるわけである。だからこそ、少ない初期投資(頭金)でも着実にプラス収益を出せるのだ。

では、実際にどれくらいの収益が見込めるのかを試算したのが下の表だ。自己資金200万円で、築浅物件と築古物件に投資した場合の月収支をシミュレーションしてみた。

人気の築浅物件か、割安な築古物件か?

「築古物件は価格が安いため、早く完済できます。一方で築浅物件は人気が高く、家賃が下がりにくい。どちらが自分のニーズを満たしてくれるかで判断するといいでしょう」と、ギブコム不動産営業部の寺地央さんは語る。なお、ローンを100万円繰り上げ返済すれば、返済期間を2年程度短縮できる。2室同時に投資し、まずは築古物件を繰り上げで完済。そして、フルに受け取れる賃料をもう1室の繰り上げ返済のためにプールするのも一考だ。まずは資料請求で情報を収集し、無料セミナーに参加してみよう。個別相談では、自身のライフプランに応じたシミュレーションを組んでくれる。そちらをもとに検討してもいいだろう。