ネットマネー 2017年11月号より一部を特別公開!

株や投信をはじめ、安全系の資産運用に役立つ商品対決などマネーに関するお役立ち情報が満載。株の手数料や銀行の金利、今月のお得な保険など投資家が気になる詳細データも網羅。要チェック!

STATION1 今月の特急 株

教えてくれたのは、ワーク・ワークス 中村 宏さん (HIROSHI NAKAMURA)

28期連続の増収・営業増益を達成!

日経平均株価は2万円前後の値動きが続いており、全体の物色傾向がわかりづらく、個別銘柄に買い資金が集まっています。

ドンキホーテホールディングスは、2017年6月期の決算で、28期連続の増収・営業増益を達成しました。売上高は前期比109・1%、営業利益は106・9%です。

好調の最大の理由は、国内客については、生活必需品を中心に節約志向の家計の需要をうまく取り込んだこと。

また、依然としてインバウンド(訪日外国人)消費も堅調です。傾向としては、中国人客の「爆買い」は減速したものの、平均客単価が底打ちして安定し、化粧品や医薬品がよく売れています。リーズナブルな値段で質の高い商品が買えるのが理由でしょう。

今2018年6月期もこの傾向は継続すると予想されます。国内では大型店の出店に注力し、新規出店は30店強の予定。また、買収したハワイのスーパーマーケット24店も連結対象です。

なお、業種としてはディフェンシブな銘柄なので、景気の影響を受けにくいという特徴があります。購入後は10〜20%程度上昇したら手じまい する方向で検討してはいかがでしょうか。

STATION2 今月の快速 投信

教えてくれたのはファイナンシャル・リサーチ 野尻美江子さん (MIEKO NOJIRI)

EV(電気自動車)の関連銘柄に投資

2017年後半、注目したいのが「JPMジャパン・テクノロジー・ファンド」です。

最大の理由は環境問題などを背景に、世界的規模でEVの普及が加速する可能性が高いことです。実現すれば、自動車業界にとって100年に1度ともいわれる、大転換期になります。

市場規模の大きさから、投資初心者にも期待を寄せやすいテーマではないでしょうか。ただ、難しいのが各分野で主力となる企業の見極めです。EV普及に欠かせない部品として挙げられるのがリチウムイオン2次電池ですが、その性能は高容量で充電・放電がスムーズ、軽量かつ低コストが理想です。

主要部材だけでも正極・負極・電解液・セパレーターに分かれて、競争は熾烈となっています。そんな中、同ファンドは、EVの製造設備や付加価値の高い重要な構成部材を手がける関連銘柄の保有比率を高めています。

ただし、普及の遅れや大きな課題が生じたときは、ほかのファンドに妙味がある可能性もあるので、売りの検討も考えておくべきでしょう。

STATION3 今月の安全系 商品対決 売却も考えて住宅ローンを組むならフラット35(アシューマブルローン)VS フラット35 資産価値が下がりにくいアシューマブルに軍配

教えてくれたのは、ファイナンシャル・プランナー 金子千春さん (CHIHARU KANEKO)
日本長期信用銀行(現・新生銀行)を経て、2003年に独立。保険の見直しや住宅ローン、資産運用の相談、セミナー講師として活躍中。

ローンを引き継げるフラット35が今年4月からスタート

将来的に金利が上昇したときでも優良な中古住宅の流通を促進することを目的に、今年の4月から「フラット35(アシューマブルローン)」がスタートしていることをご存じでしょうか。

これまでは、中古物件を購入する際に買い主は、その時点での金利の中から自分でローンを選んで金融機関から借り入れ、売り主は物件売却代金でローン残高を返済するしかありませんでした。

ところが、長期優良住宅の認定を受けた物件については、物件売却時に買い主にそのままローンを引き継ぐことができるようになったのです。

ただし、引き継ぎは1回限りで、借り換えには使うことができません。アシューマブルローンは「債務承継型ローン」とも呼ばれますが、もちろん買い主はローンを引き継がない選択もできます。

買い主は、売り主の借入時のローン金利のまま、期間もそのままで引き継げるので、新規でローンを組むよりも低金利で中古住宅を取得できる可能性があるのです。

なお、長期優良住宅は耐震性、省エネ性、劣化対策、住宅履歴情報の整備など、法律に基づいた認定条件があり、質のよい住宅の目安となっています。

また、長期優良住宅に認定されれば、当初10年間の金利が引き下げられる「フラット35S(金利Aタイプ)」も利用できます。

今回はフラット35(アシューマブルローン)を紹介しながら、従来のフラット35と比較していきます。

低金利のローンで質のよい中古住宅を買える可能性がある

実はこれまでも、長期優良住宅を対象にした全期間固定金利のアシューマブルローンとして、返済期間が最長50年の「フラット50」がありまし た。しかし、フラット50は利用条件が大変厳しいのです。

たとえば、フラット50では申込時の年齢が44歳未満(フラット35は70歳未満)、金利もフラット35より高めで、取扱金融機関が少ない、自己資金も40%以上が必要など、なかなか利用しにくいローンでした。

「フラット35も、アシューマブルローンが利用できるようになったことで利便性が格段に広がったといえます」と話すのはFPの金子千春さん。

「まず売り主のローン利用時の金利も期間もそのままで引き継ぐことができるので、売却するときに金利が上昇していた場合、買い主は新規にローンを組むより低金利で中古住宅を取得できます。将来的に金利が上昇する可能性が高い現在のような状況にはマッチしているといえるでしょう。 もちろん、金利が以前と比べて特に上昇していなければ、買い主はローンを引き継がずにそのとき有利なローンを選べばいいのです」

売り主にもメリットとなります。質のよい住宅で金利が低いアシューマブルローン付き住宅は、資産価値が下がりにくいのです。

たとえば、金利1・1%、35年返済のローンで買い、10年後に売るとき金利が2%に上がっていた場合、買い主は金利1・1%、25年返済のロー ンの物件を選ぶ可能性が高いのです。

全期間固定金利がいいと思っている人、もしかすると将来売る可能性があるという人には、検討価値が大きいといえます。

物件売却価格とローン残高によっては売り主にも現金が必要

長期優良住宅認定の物件を購入しても、将来売る可能性がある人、あるいは逆に将来買う可能性がある人にとっては、注意しておくべきポイントがあります。下図のように物件の売却価格がローン残高よりも高い場合には、買い主に自己資金が必要なことです。現金がない場合には差額部分に充てるローンが必要になります。フラット35で借りるか、民間ローンの場合には第2順位抵当権でもOKの金融機関しか使えません。

「物件の売却価格がローン残高よりも低い場合には、売り主に現金が必要になります。自己資金をほとんど入れずに買ってローンが多く残っているようなケースは要注意です」(金子さん)

金利や物件価格の動向を検討したうえで質のよい住宅を手に入れたいと考える人にとって、フラット35(アシューマブルローン)はチェックしておくべき有力な選択肢のひとつでしょう。

というわけで、今回はフラット35(アシューマブルローン)に軍配が上がります。なお、住宅金融支援機構のホームページに掲載されている取扱金融機関は2017年8月1日時点で22社、金利は各金融機関に問い合わせを。

STATION4 マネーの金脈開通トンネル

インヴァスト証券が新サービス「マネーハッチ」の説明会を開催

資金を用意せずに積立投資が可能に!

インヴァスト証券では、クレジットカード利用時に貯まるポイントなどで海外ETF(上場投信)に投資ができる積立投資サービス「マネーハッチ」を開始。8月、都内でその説明会が開催された。

「マネーハッチ」ではインヴァスト証券が発行するクレジットカード「インヴァストカード」を使ったときに貯まるポイント(還元率1%)を投資原資にすることができる。カード以外にも、インヴァスト証券が提供するFXサービスでトレードするだけで、売買数量に応じて積立原資が貯まる方法も。資金を用意せず、日々のトレードで得られるキャッシュバックで積立投資を行なえるのが特徴だ。

「マネーハッチ」では資金を用意して始めることもできるが、投資初心者でも投資を体感できるよう、「元手ゼロから」「投資を体感できる成績」 「シンプルだけど楽しめる柔軟性」を大切にしている。

ゆうちょ銀行がスマートフォン決済アプリ「PayB」の取り扱いを開始!

税金や公共料金の支払いにも使える!

ゆうちょ銀行では、コンビニなどで支払える払込票のバーコードや、ビリングシステムが提供する加盟店用アプリを用いて店舗側が提示するQRコードを、スマホのカメラで読み取り、リアルタイム決済ができるサービス「PayB(ペイビー)」を開始した。

バーコードをスマホで読み込むだけで、ネットバンキングなどの難しい登録は必要なく、持っている銀行口座からリアルタイムに決済できる。コンビニ支払い用のバーコードがある払込票にも対応しており、税金や通信販売の代金などさまざまな支払いができるのもうれしい。

カブドットコム証券がキャッシュバックキャンペーンを実施中

AI・フィンテックに続く最新流行ファンドが登場!

カブドットコム証券では〝サイバーセキュリティー〞と〝美容〞に特化した本邦初のファンドの取り扱いを開始した。それに伴い、対象ファンドの購入手数料を全額キャッシュバックするキャンペーンを10月31日まで実施する。

近年、サイバー犯罪の脅威が高まる中、ますます注目が集まるサイバーセキュリティー対策。その市場規模は2020年には2015年のプラス 60%まで成長すると見込まれており、AI等の活用が進めばさらに伸びしろがありそうだ。そんな世界のサイバーセキュリティー関連企業に投資するファンドが「サイバーセキュリティ株式オープン」だ。

また、革進的な商品開発がめざましい美容市場も興味深い。美容業界には異業種参入も多く、男性向け市場も拡大傾向と話題には事欠かない。そんな世界の〝美〞に関連する企業に投資するファンドが「ワールド・ビューティー・オープン」だ。詳しくは、同社ホームページをチェック!

ジャパンネット銀行が「JNB Happy Birthdayキャンペーン」を実施中

誕生月の人にプレゼントが当たる!

ジャパンネット銀行では、誕生月に普通預金口座へ1回当たり3000円以上を入金した人の中から、抽選で各月15名に1000円分のAmazonギフト券をプレゼントするキャンペーンを実施中。キャペーンへのエントリーが必要だが、普通預金口座を持っている全員が対象だ。

上記条件を満たし、さらに誕生月に「残高確認アプリ」からログインした人を対象に抽選で毎月50名に100円分のJNBスターをプレゼントする。

STATION9 保険 コープ共済「《たすけあい》ジュニア20コース」

月140円で最高3億円!家族全員安心の個人賠償責任保障も付帯可

近年1億円近い高額な賠償事例が出ている自転車事故。自転車事故で人生を狂わせることのないように、他人への賠償にはしっかりと備えたいものです。自転車事故への備えといえば自転車保険。ケガに備える傷害保険と他人への賠償に備える個人賠償責任保険がセットになった商品です。

実は個人賠責に加入する方法は自転車保険以外にもあります。一般的な傷害保険や火災保険、自動車保険の特約として加入する方法です。ただ、特約保険料は月数百円が一般的で、補償額が5000万円までなど中途半端なケースも多く見られます。

そこで注目したいのが、コープ共済の個人賠償責任保険。月額保険料140円で最高3億円まで保障してくれます。しかも家族の誰かが加入すれば家族全員が保険対象に。示談交渉サービスも付いているので、もしものときも安心です。

子供の自転車事故が心配なら、子供向け共済の「ジュニア20コース」の「J1000」に付加するのがおすすめ。月1000円の掛け金で、ケガ入院日額6000円、ケガ通院日額2000円がそれぞれ1日目から保障されます。