ZUU online magazine2020年3月号(1月21日発売)からお届けします。

ZUU online magazine
『ZUU online magazine』2020年3月号(1月21日発売)
NYダウは史上最高値を更新、日経平均株価もバブル崩壊後の最高値近辺で推移している。ここ数年、この流れに乗って、株で資産1億円を達成する、いわゆる“億り人”が次々と誕生している。そして、彼らの中にはプロ顔負けのサラリーマン投資家も少なくない。彼らはどのようなスタイルで1億円を達成したのか...、10人の“億り人”に直撃取材した。※画像をクリックするとAmazonへ飛びます
移動平均線
(画像=PIXTA)

ファンダメンタルズ分析は重要だが、売買タイミングを判断するなら、やっぱりテクニカル分析。ここではテクニカル分析をこよなく愛すマネックス証券の福島理さんが、ビギナーにもわかりやすくテクニカル分析を伝授!

福島 理
福島 理 SATOSHI FUKUSHIMA
マネックス証券
国内外のマーケット事情をはじめ、個人投資家の売買動向、指標分析など幅広く研究。国際テクニカルアナリスト連盟・国際テクニカルアナリスト(CFTe)。マネックス証券では企画広報部長兼マネックス・ユニバーシティ。

人気ナンバーワンは、トレンド分析の「移動平均線」

昨年末から各金融会社のアナリストなどが相場見通しを発信しています。それを参考にすることは重要ですが、個人でもチャートやテクニカル分析で方向性を確認することを心がけてください。特に売買タイミングは、テクニカル分析を行うことで効率よく利益を上げたり、損を最小限に抑えたりするうえで効果的です。そこで今回は、投資家たちがどのテクニカル指標を好んで利用しているのかのアンケートを実施し、ランキングしてみました。

1位は「移動平均線」。トレンド分析の代表格ですね。視覚的にもわかりやすく、2本のラインを使って「ゴールデンクロス」や「デッドクロス」で売買のタイミングを計っていきます。

2位は、移動平均線と標準偏差で構成されている「ボリンジャーバンド」。移動平均線とその上下に2~3本ずつ値動きの幅を示す線を加えた指標で、「価格の大半がこの帯(バンド)の中に収まる」という統計学を用いています。根強いファンが多い指標です。

3位は、海外のファンドマネジャーにも支持されている「一目均衡表」。相場は買い方と売り方の均衡が崩れた時に大きく動くので、どちらが優勢かを見極めるための分析手法です。一目均衡表は日本発のテクニカル指標です。

4位は「MACD」。私も最も参考にしている指標で、移動平均線の発展版。売買シグナルにおいてより精度を高くした指標です。このMACDはチャートの下の別枠に表示されるのが特徴です。2本のラインを用いて、ゴールデンクロスで買い、デッドクロスで売りのポイントとします。使い方がシンプルなのが人気の理由の一つです。

さて、4位までは「トレンド分析」でしたが、5位にはオシレーター分析の代表格である「RSI」がランクインしました。米国のJ・W・ワイルダーが考案し、現在の相場の相対的な強弱(または過熱感)を表します。以下、「ストキャスティクス」「酒田五法」「RCI」となりました。どれを使ったらよいのかお悩みの方は、1位の指標から順に使ってみてください。

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(画像=ZUU online magazine)

Q ランク外ではどのようなテクニカル指標があるの?

A  トレンド系では、J.W.ワイルダー(米国)が考案の「DMI」や「パラボリック」で、オシレーター系では、「移動平均カイ離率」や「騰落レシオ」です。また、相場の反騰・反落後の下落・上昇の目安として利用する「フィボナッチ」などがあります。

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『ZUU online magazine』2020年3月号(1月21日発売)
NYダウは史上最高値を更新、日経平均株価もバブル崩壊後の最高値近辺で推移している。ここ数年、この流れに乗って、株で資産1億円を達成する、いわゆる“億り人”が次々と誕生している。そして、彼らの中にはプロ顔負けのサラリーマン投資家も少なくない。彼らはどのようなスタイルで1億円を達成したのか...、10人の“億り人”に直撃取材した。※画像をクリックするとAmazonへ飛びます