手元にある資金が足りない、急な出費が重なって今月だけお財布がピンチだ、というとき助けになるのがキャッシング・カードローンサービスです。いくつか業者がありますが、SMBCグループという安心感や知名度も高いプロミスを選ぶ人も多いのではないでしょうか。

プロミスでキャッシングした後、もう少しだけ借り入れしたいという場合もあるでしょう。プロミスで利用額を増額したい場合はどうすればよいのでしょうか。プロミスで増額したい場合の手続きや増額できる金額について紹介します。

プロミスのキャッシング・カードローンとは

プロミス,増額
(画像=PIXTA)

プロミスは、キャッシング・カードローンを行う大手消費者金融です。2012年に三井住友ファイナンスグループの子会社となり、社名をSMBCコンシューマーファイナンスに改めました。

オンライン化、ATMや提携CDのネットワーク化、自動契約機の導入などサービス拡充を積極的に進めることで業績を順調に伸ばし、1993年には消費者金融業界初となる株式店頭公開を実現しています。

2019年3月決算期の資料によれば、営業貸付金残高は1兆1571億円、顧客数は241万人となっており、新規顧客数も増加しています。

プロミスを利用できるのは、20歳から69歳までの安定した収入のある人です。借入金額が50万円までなら、収入証明書類や印鑑、保証人、担保は不要で本人確認書類で申し込みが可能です。

利息は、実質年率4.5%から17.8%となっており、大手消費者金融の中でも上限金利が低く設定されていることが魅力です。

追加の借り入れは利用限度額の範囲内であれば簡単

一度プロミスで借り入れをしたのち、もう少し借り入れを増やしたい……。そんなとき、追加で借り入れをすることは可能なのでしょうか。

追加の借り入れは、利用限度額の範囲内であれば簡単に行えます。借入限度額はその人の信用情報によって異なりますが、借り入れ当初では10万円から30万円が一般的です。現在の借入金額がそれよりも少ない場合は、以下の方法を用いて追加で借り入れが可能です。

・スマートフォン・パソコンから申し込み

スマートフォンやパソコンでプロミスの会員サイトにログインすると「瞬フリ」というサービスが利用できます。こちらは申し込み手続きをWeb上で行うと、最短10秒程度で指定の口座に借り入れた金額が振り込まれるというものです。自宅や外出先で申し込みが完了できます。

・店舗やATMで申し込み

プロミスの店頭窓口に行けば、返済プランなどについても説明を受けながら追加で借り入れが可能です。ATMはプロミスのものだけでなく、提携金融機関のATMも利用できます。プロミスや三井住友銀行のATMなら利用手数料がかからないのでおすすめです。

・電話で問い合わせ

24時間通話料無料で利用できるプロミスコールからでも借り入れが可能です。振込先口座を登録していなくても、オペレーターが対応して振込キャッシングが可能となっています。

利用限度額を増額することは可能なのか

追加で融資を受けられるのは、先ほど紹介したように利用限度額の上限までです。すでに利用限度額いっぱいまで借り入れしている場合は、追加融資を受けることはできません。

さらに融資を受けたい場合は、利用限度額の上限を増額しなくてはなりません。追加融資は利用限度額の上限までしか受けられませんが、利用限度額の上限を増額することは可能なのでしょうか。

・初回契約時の利用限度額は30万円が目安 プロミスで初めて契約したときの利用限度額は、10万円から30万円が一般的です。年収が高く他社での借り入れがない場合などは50万円にまで引き上げられることもありますが、基本的には30万円までと考えておくとよいでしょう。

・利用限度額の上限を変更することは可能 借入額がすでに30万円に近い場合などは、それ以上プロミスから借り入れをすることはできません。そこで行うのが利用限度額の上限を上げることです。

利用限度額を上げるにはプロミスへ利用限度額変更申し込みを行います。申し込みはインターネットの会員ページにログインすれば可能です。利用限度額が50万円を超える場合、もしくは希望限度額と他社での利用残高の合計が100万円を超える場合は収入証明書類を提出しなければならないので注意しましょう。

収入証明書は以下の書類のうち、いずれかを提出すればOKです。

・源泉徴収票(最新のもの)
・確定申告書(最新のもの)
・税額通知書(最新のもの)
・所得(課税)証明書(最新のもの/収入額と所得額の記載があるもの)
・給与明細書(直近2ヵ月分)+賞与明細書(直近1年分)

必要書類を提出して申し込むと審査が行われます。審査に通れば上限額が増額され、追加で借り入れが受けられます。

・利用限度額を増額することで金利が下がる

利用限度額の上限を上げることのメリットは借入金額を増やすだけでなく、金利が下がるというメリットもあります。

プロミスの金利は4.5%から17.8%となっており、金利は利用実績などに応じて変わるとされています。初回の借り入れの場合、ほとんどは金利上限の17.8%が適応されますが、借入上限を上げることで金利が下がることがあるのです。

例えば上限額を100万円にした場合、金利が15%になることもあります。実際に借り入れしたのは10万円であっても、限度額を増額することで金利が下がるため、同じ額を借り入れするなら上限を引き上げたほうが得になる場合もあるのです。

増額審査に通るには返済実績を作ること

利用限度額変更申し込みを行ったとしても、必ず審査に通るわけではありません。増額審査に通って追加で借り入れを受けるには、返済実績を作ることが大切です。

初回の借り入れでは、収入に対して上限は低めに抑えられています。借り入れを行ったとしても利息も含めてきちんと返済されるかどうかが不明だからです。万が一、返済されない事態に陥ることも考えて、初回の上限は低めに抑えられてしまいます。

増額審査では、初回の借り入れからの返済実績がチェックされます。期日に遅れずきちんと返済を続けることで、信用度が高まり、増額しても返済してもらえるとして審査に通る可能性が高まります。

まずは期日を守って返済し、信用度を上げていくようにしましょう。

返済実績を高める方法とは

返済実績を高めて信用度を上げるためには、ただ返済しているだけでは足りない場合があります。特に利用限度額をなるべく大きくしたい場合は、より信用度を上げられるように注意しましょう。信用度を上げるには、以下のような点を心がけるとよいでしょう。

・決済日に遅れず最低額以上を返済

まずは決済日までにきちんと最低額以上を返済することです。毎月返済する金額はプロミスの場合、借入残高に応じて決められます。

借入残高が30万円以下の場合は、残高に3.61%を掛けた金額を算出し、1000円未満を切り上げた額が最低返済金額となります。例えば借入残高が10万円の場合、3.61%を掛けた3610円を切り上げ、4000円が最低返済金額です。

返済するごとに最低返済金額は変わりますが、会員サービスページで金額が確認できます。プロミスの公式サイトにも一覧表があるのでチェックしてみるとよいでしょう。

返済する場合は、最低額以上の金額を入金することで、より返済実績を上げることができます。できる限り最低額にプラスした金額を返済するようにしましょう。

・借り入れを全額返済したことがある

返済実績が上がるポイントとしてもう一つ挙げられるのが、借り入れを全額返済することです。一度借り入れした後、それを全額返済終了することで返済能力があると認められます。

返済期限に余裕があっても、全額返済を終了することを目指しましょう。

・返済実績が十分な場合はプロミス側から増額の提案が来ることも

返済実績を作ると、借り手側の信頼度が高まります。返済実績が十分な場合は、プロミス側から増額の提案が来ることもあります。増額案内は電話で来ることが多く、条件が良い人におすすめされるようです。

ただし、増額案内の電話がかかってきたからといって、必ず増額審査に通る訳ではなく、その後の信用情報調査のチェックで増額が不可となる場合もあるため注意しましょう。

その他の増額審査のポイント

増額審査でチェックされるのは、プロミスからの借り入れや返済状況だけではありません。増額審査が通りやすくなるその他のポイントについても解説します。

・他社からの借り入れの返済状況

まず重要なのがプロミス以外の会社からの借り入れ状況です。

借入額は、貸金業法により個人に対する貸付金に上限が設けられています。これを総量規制といい、個人の場合消費者金融などから無担保で借り入れする場合「年収の3分の1まで」しか借り入れできないことになっています。

この借入額はプロミスだけでなく、他社からの借り入れも合わせて年収の3分の1までです。そのため、増額審査にはプロミス以外からの借り入れ状況が厳しくチェックされます。他社からの借入額が多い場合は、増額審査に通らない場合がありますので注意しましょう。

・年収の向上

増額審査に通るためにチェックされるのが年収です。追加融資を申し込む場合など、年収を証明するものの提出が求められることがあります。これは、年収が高ければ高いほど、借り入れしても返済できる可能性が高いからです。

先ほど紹介した総量規制でも「年収の3分の1まで」が上限となっています。年収300万円であれば上限は100万円ですが、年収が倍の600万円であれば200万円が上限となるように、年収が高ければ借り入れできる金額は増えます。

年収をアップすることで、増額できる可能性も高まるのです。

増額審査に落ちる人の特徴とは

返済実績を高めた場合でも、増額審査に落ちる可能性があります。特に利用者が多いプロミスの場合、利用限度額の増額を希望する方が多いため、審査に落ちる可能性が高くなることも。

ここでは増額審査に落ちる人の特徴を紹介します。下記の特徴に当てはまっていないかを確認し、増額申請を検討してみてください。

・プロミスを利用している期間が短い

プロミスの増額審査では利用実績が重要です。特にプロミスに申し込んで新規契約を行ってからの期間が半年以内の場合、増額審査には通過できません。最低でも1年間の利用期間が必要です。

そして、「プロミスのカードローンを利用している頻度が高い」「返済に遅れていない」「繰り上げ返済を行っている」などの返済実績が必要です。

このような返済実績があり、さらにプロミスを長く利用しなければ、増額審査に通過することは難しいはずです。

・収入が減少している

プロミスでは収入状況を参考にして、限度額を設定しています。そのため、増額の申し込み前よりも収入が減っている場合、増額審査に通過できない可能性が高まります。転職や会社の業績悪化により収入が大幅に減少していると、減額になる可能性もあるので注意が必要です。

・生活環境が変化している

生活環境の変化が増額申請に落ちる原因にもなる可能性があります。

例えば、プロミスとの初回契約をした際には家族と同居中で、増額申請したタイミングでは1人暮らしを始めたとします。この場合、家賃や光熱費などの支出が増えてしまうため、返済能力が下がるとみなされことも。

・会社の勤続年数が短い

限度額を増額する審査では収入だけでなく、その会社に勤めている期間も関係してきます。特に勤続年数が短い場合、転職回数が多いとみられて収入が途絶える可能性が指摘されるかもしれません。

このように、勤続年数が短いと返済能力が低いと判断されて増額審査に落ちる可能性が高くなることもあるはずです。

・延滞した経験がある

年収などの返済能力に問題がない場合でも、返済日に返済できていない記録がある、つまり、延滞した経験があると信頼度が低くなります。この場合、増額審査には通過できない可能性が高いでしょう。

また、他の消費者金融で61日以上の長期間延滞をした経験がある場合、個人信用情報に異動情報として記録されてしまうことも。他にも、債務整理、自己破産の経験があるなども対象です。

この記録は自己破産を除いて5年間継続されます。この期間は増額審査には通過できる可能性は低いと考えられるでしょう。

・すでに借りている金額が高い

利用限度額の増額審査は返済能力が間違いなくある場合に、通過します。そのため、増額審査で総量規制に近くなる、すなわち年収の3分の1近く借りていれば、返済できない可能性があると判断されて、増額審査に通過できる見込みが低くなるはずです。

この総量規制の対象となるのは「消費者金融カードローン」「クレジットカードのキャッシング」です。例えば、年収が300万円と仮定します。この場合、借り入れ可能な金額は100万円までとなり、100万円を超える増額はできません。

またプロミス以外の消費者金融から高額を借りている場合でも、個人信用情報に他社借入状況が記録されています。この場合も可能性は低いでしょう。

・利用限度額を増額する理由が適切でない

プロミスで利用限度額の増額を申請した場合、審査前には増額の理由が必要になります。

この際に「他社に返済するために増額したい」など、返済能力を疑われるような回答をすると、まず増額審査には通過できないはずです。

反対に上記の特徴に当てはまらない方は、プロミスの増額審査に通過しやすいと言えます。プロミスの利用期間が長く、延滞経験もない方は増額審査を行ってみるとよいでしょう。

すぐに融資が必要な場合は他社借り入れのほうが早い場合も

増額の場合、信用情報のチェックや年収を証明する書類を提出するなどの手間もかかりますし、審査にも時間がかかります。すぐに融資を受けて手元に資金が欲しい場合は、借入上限を増額するのではなく、プロミス以外で借り入れを行ったほうが早い場合もあるでしょう。

しかし他社で借り入れする場合、金利は最大となることがほとんどです。アコムなど他の消費者金融は上限金利が18%とプロミスよりも高くなっています。

複数のカードローンを利用すると返済の手間なども増えますし、上限額を上げることで金利が下がるというメリットも受けられません。できればプロミスで返済実績を上げて借入上限を引き上げてもらい、金利を下げたうえで追加借り入れしたほうが、返済総額を減らすことができるのでおすすめです。

そのためには計画的に返済し、返済実績を上げることが最も大切です。カードローンを計画的に利用し、上手に活用してみてください。