「キャッシング枠がなくてカードローンを初めて使う」「カードローンでお金を借りたら金利はどのぐらいになるのか」「法外な金利を要求されないだろうか」といった疑問や不安を感じている人も多いでしょう。

今回はカードローンの金利について学びたい人のために、カードローン金利の特徴や関連する法律などを解説します。低金利でお金を借りることができるカードローン会社も紹介するので、この記事を読んで自分に適したカードローン会社を見つけましょう。

カードローン金利の基礎知識

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(画像=PIXTA)

最初にカードローン金利に関する基本的な2つのポイントを紹介します。カードローン金利の仕組みを学べば、利息を想定しながら計画的にお金を返していけるでしょう。

消費者金融系カードローンに比べ銀行カードローンの方が金利は低い

カードローンで借り入れをした際にかかる金利は、消費者金融系カードローンよりも銀行カードローンのほうが低い傾向にあります。消費者金融系カードローンは比較的審査に通りやすく、スムーズにお金を借りられる代わりに金利が高くなっています。

一方で銀行カードローンは比較的審査基準が厳しく、簡単かつ迅速に借り入れができない場合があります。しかし審査を通過すれば、低金利で借り入れが可能です。

借入金額によって金利が低くなっていく

多くのカードローン会社では、借入金額が多いほど金利が低くなっていく仕組みになっています。自身が借りる金額の適用金利を把握し、しっかりと返済計画を立てることが大切です。

現在は利息制限法により、貸付金額に応じた上限金利も決まっており、10万円未満ならば20%、100万円以上借りると15%が上限になっています。

カードローン金利に関する法律

カードローンを利用した際に法外な金利を押しつけられないかと不安に感じている人もいるでしょう。現在は利息制限法や貸金業法といった法整備により、お金を借りた人が極端な不利益を被るリスクは低くなっています。現在、大手消費者金融のほとんどが金融庁の認定会社の登録をしており、法律に基づいた健全な運営を行っています。

こうした状況をふまえて、カードローン金利にまつわる法律を見ていきましょう。

利息制限法

カードローンの金利は、利息制限法に基づいた規制を受けています。借入額による上限金利は以下の表のとおりです。

 借入額  年間金利上限
 100万円以上  15%
 10万円以上100万円未満  18%
 10万円未満  20%

ただし、違法な金融業者は利息制限法を守らず、法外な金利を要求することがあります。上限が20%を超えたら違法になるだけでなく、借入額が100万円以上の場合に15%を超える金利を要求することも法律違反になります。

貸金業法

貸金業法はカードローンを提供している会社を対象にした法律で、お金を借りた人が法外な金利などによって返済できなくなるトラブルを避けるためのルールです。2010年には貸金業法の改正により、上限金利の適正化や総量規制の整備などが実現しました。他にも金融庁は公式の登録をしていないヤミ金業者などへの対策を強めています。

借り手の人権を守るとともに、カードローン会社が違法な営業をしないために機能しているのが、貸金業法です。

グレーゾーン金利とは?

グレーゾーン金利とは、利息制限法の金利上限である20%と、出資法の金利上限の29.2%の間に設定された金利のことです。過去には利息制限法に違反しただけでは罰則がないため、29.2%に近い金利に同意してお金を借りてしまう人が多くいました。

しかしグレーゾーン金利で払いすぎた分は「過払い金」となり、裁判などで取り戻せる可能性もあります。

最近は最高裁の判例から、利息制限法の上限金利を超えているため、グレーゾーン金利も違法であるとされています。カードローンを扱う消費者金融は利息制限法に基づいた運営が義務となっているため、心配ないですが、もし法外な金利に同意して過払い金を払ってしまったら、弁護士などに相談しましょう。

金利以外に手数料がかかる場合も

カードローンの返済時には金利だけでなく、さまざまな形でその他の費用がかかることもあります。代表的なものとしては、遅延損害金やATM利用手数料があり、それらの費用を想定しながら返済計画を立てることも重要です。

ここからは遅延損害金およびATM利用手数料について解説します。

遅延損害金

遅延損害金は、期限までに返済額を支払えなかった場合にかかります。カード会社によっては、借入額よりも高い金利がペナルティとしてかかることも多いので注意です。遅延損害金で債務を重くしないためにも、期限どおりに返済できるよう心掛けましょう。

ATM利用手数料

ATM利用手数料もカードローンの金利とは別にかかる費用なので注意が必要です。現在は銀行・消費者金融を問わず、カードローンの借り入れや返済をATMやインターネットで済ませることができます。しかし利用回数が多いほど手数料が増える可能性があります。

現在は大手銀行のグループに入っているカードローン会社がほとんどのため、提携先のATMを使えば利用手数料不要の場合もあります。自宅近くに提携ATMがあるのかも確かめておいたほうがよいでしょう。

カードローン金利の計算方法

続いて、カードローン金利の計算方法を解説します。

金融機関によっては、公式サイト上に返済額シミュレーションを用意しているところもありますが、金利の計算方法を学べば、自力で返済額をシミュレーションできるでしょう。

具体的な計算方法

カードローン金利は、1年間の返済額に対する利率「年利」で示すことが通例です。例えば金利14%で120万円を借りた場合の利息は、「120万円×14%=年間16万8000円」となります。毎月の利息は日割りになるため、30日間の利息額は「16万8000円÷365日×30日=1万3808円」となります。

返済は月ごとが多いので、この例で1年間の返済計画を立てた場合、月に10万円ずつだけでなく、金利として月1万4000円ほどセットで払わなければなりません。この場合、毎月の返済額は利息分も合わせた11万4000円ほどになります。カードローンを利用する場合、借入額に限らず年間の金利にも留意する必要があります。

返済額シミュレーション

多くのカードローン会社では公式サイト上に返済額シミュレーションコーナーを用意しており、具体的な返済計画を立てることができます。計算が苦手な人でもすぐに毎月の返済額が分かります。

カードローン会社によっては返済額に応じた期間シミュレーションも利用することができます。月々の返済シミュレーションをすることで、返済計画も立てやすくなるでしょう。

おすすめの低金利カードローン会社一覧

最後に金利が低くおすすめのカードローン会社4社を紹介します。

みずほ銀行カードローン

みずほ銀行カードローンは、年間金利が2〜14%と低く、パソコンやスマートフォンさえあればインターネットだけで申し込みが完了するのでおすすめです。来店せずにATMでお金の借り入れや返済ができるほか、みずほ銀行に口座を持っていない人でも、普通預金口座とセットで申し込みができる点も魅力です。

さらに、みずほ銀行カードローンを利用することで、みずほ銀行とイオン銀行のATM利用手数料が0円になります。

三井住友カード ゴールドローンカードレス

三井住友カードローンの中でも、最大限度額700万円などの優れた条件が魅力的なカードローンです。年間金利も3.5%~14.4%と低く設定されています。返済実績が優れていれば途中から最大1.2%の利下げを受けられるなどの特典も充実しています。

手続きがスピーディーなこともポイントです。最短で申し込みの翌日に借り入れが可能なので、すぐにお金が必要な人にもおすすめです。

楽天銀行スーパーローン

楽天銀行スーパーローンは、年間金利1.9%~14.5%で借りることができるカードローンです。スマートフォンから申し込み、必要書類の提出をすることができます。すぐにお金が必要な人でも、スムーズに手続きを済ませることができるでしょう。

限度額は800万円と大きく、コンビニのATM利用にも手数料がかからないなど、幅広いニーズに対応しています。

プロミス

プロミスは年間金利が年4.5%~17.8%と消費者金融の中では低く、利用しやすいカードローンです。保証人も担保もなしで融資を受けられるフリーキャッシングを採用しており、女性向けの「レディースキャッシング」などの専用プランも用意しています。

初めてお金を借りた人には30日間無利息のサービス(※)もつくなど、お得に利用できる特典もあります。複数の金融機関からお金を借りたあとで、プロミスに返済を集中させることができるサービス「おまとめローン」があることも特徴です。
※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。

まとめ

カードローンを利用する際は、金利に十分に気をつけましょう。また、銀行カードローンのほうが消費者金融系カードローンよりも安い金利になっていますが、審査が厳しいことに注意が必要です。

カードローン会社によっては、金融庁に正式な登録を行っておらず、グレーゾーン金利のような法外なルールを適用しようとする例もあるので気をつけましょう。どうしてもお金が必要になった場合には、銀行もしくは大手消費者金融系のカードローンを選ぶとよいでしょう。

今回の記事を参考に、金利とうまく付き合い、計画的にカードローンを利用していきましょう。