2017年のIPO市場は89社もの新規上場があり、初値が公募価格を上回った銘柄が91%と活況であった。今後もIPOに注目が集まることが予想されが、数多ある証券会社からどの証券会社でIPOの申し込みを行えばよいか迷っている方も多いだろう。そこで今回はライブスター証券(新:SBIネオトレード証券)のIPOについて解説する。
目次
ライブスター証券(新:SBIネオトレード証券)とは 創業は1948年と歴史ある会社

ライブスター証券(新:SBIネオトレード証券)の名前を聞きなれない方もいるかもしれないが、同社の商号である「ライブスター証券(新:SBIネオトレード証券)」は実は2011年から新しく使用されている商号である。商号変更してから10年未満ということもあり、まだまだ名前をご存じない方もいるかもしれないが、もともと同社の創業は1948年と証券業界での歴史も古い。
創業から70年という歴史からも安心して取引ができるだけでなく、現在ではネット証券事業を中心に注目を集めている。その理由は手数料の安さが業界ナンバー1水準にある点や今回紹介するIPOにおける独自の抽選方法を導入している点など攻めの姿勢が挙げられる。
IPO取り扱い実績
実はライブスター証券(新:SBIネオトレード証券)では2017年よりIPO株の取り扱いがスタートした。これまでの実績がない分、今後の活躍に期待される。ここでは2017年のライブスター証券(新:SBIネオトレード証券)のIPO取り扱い実績を記載する。
●ライブスター証券(新:SBIネオトレード証券) 2017年IPO取り扱い実積
3月30日 スシローグローバルホールディングス <3563>東証1部
6月30日 Game With <6552> 東証マザーズ
7月20日 ジェイ・エス・ビー <3480> 東証2部
9月26日 壽屋 <7809> 東証JASDAQ
9月29日 西本Wismettacホールディングス <9260> 東証1部
12月12日 一家ダイニングプロジェクト <9266> 東証マザーズ
12月13日 SGホールディングス <9143> 東証1部
ライブスター証券(新:SBIネオトレード証券)での2017年のIPO取り扱い実績は合計7社であった。2017年からIPOの取り扱いを開始したこともあり銘柄数は少ないように感じる。ただしIPOの取り扱い内容を見てみると、東証1部のスシローグローバルホールディングスやSGホールディングス等の有名企業のIPOも取り扱いながら、東証マザーズや東証JASDAQなど中小型株も取り扱うなど、規模の大小に関わらず幅広くIPO株を取り扱っているのが見てとれる。
抽選の段階では資金不要
ライブスター証券(新:SBIネオトレード証券)でのIPO抽選は、他社とは違う大きな魅力がある。抽選の申し込みから実際のIPOの抽選まで資金が不要という点だ。多くの証券会社ではIPO抽選の際にIPO株の当選した場合の購入金額が口座内に買付余力としてあることが抽選参加の条件となっている。そのため他証券会社の場合は抽選に参加するだけでも資金が拘束されてしまうのだ。もちろん買付余力がない場合は抽選に参加することもできない。
一方でライブスター証券(新:SBIネオトレード証券)のIPO抽選の場合は、抽選の申し込み時にも抽選の際にも買付余力は一切問われない。運よく当選した場合のみ買付金額分の資金が必要となる。つまりライブスター証券(新:SBIネオトレード証券)では資金をわざわざIPO抽選のためだけに拘束される必要がなく、実際に当選した場合のみ資金を準備すればよいのだ。
ライブスター証券(新:SBIネオトレード証券)の抽選方法は完全平等抽選(機械的な完全ランダム抽選)によって行われている。対面系証券会社の場合は優良顧客に優先的にIPO株を割り当てるといったこともあるが、ライブスター証券(新:SBIネオトレード証券)の場合は完全平等抽選である。完全平等抽選は新規の顧客でも昔からの顧客でも、当選確率は全て一緒となり誰にでも等しく当選のチャンスがあることを意味する。
IPOの申し込み単位は1単元のみという点もライブスター証券(新:SBIネオトレード証券)の特徴の一つだ。同社の全ての顧客が1単元のみでのIPOの申し込みとなり、より多くの顧客に当選する可能性が生まれる。
IPO株の購入手数料はゼロ
運よくIPOの抽選に当選すれば、IPO株が購入できる。ライブスター証券(新:SBIネオトレード証券)ではIPO株に当選した場合の購入手数料については無料となっている。IPO株の購入後、上場した銘柄の売却時には通常の株式売買手数料が必要となる。ライブスター証券(新:SBIネオトレード証券)の株式売買手数料の安さは業界ナンバー1水準のため、安価な手数料で取引を行うことが可能だ。
ライブスター証券(新:SBIネオトレード証券)の現物株式売買手数料は投資スタンスに合わせて以下の2つのプランから選択が可能だ。
・一律(つどつど)プラン
一律(つどつど)プランは1注文ごとに約定金額に応じて取引手数料が変わるプランだ。手数料の上限が1注文につき最大800円(税抜き)と固定されているので、1注文が大きな金額の約定代金となる場合にはおすすめのプランだ。
約定代金/手数料(税抜)
10万円以下/80円
10万円超〜20万円以下/97円
20万円超〜50万円以下/180円
50万円超〜100万円以下/340円
100万円超〜150万円以下/400円
150万円超〜300万円以下/600円
300万円超/800円
・定額(おまとめ)プラン
定額(おまとめ)プランは、1日の間に行った全ての約定代金合計額に応じて取引手数料が変わるプランだ。1日で何度も取引を行う場合はこちらのプランがおすすめだ。
1日の約定代金合計額/手数料(税抜)
50万円以下/400円
50万円超〜100万円以下/600円
100万円超〜150万円以下/800円
150万円超〜200万円以下/1000円
以降100万円単位超過ごとに/400円ずつ増加
ライブスター証券(新:SBIネオトレード証券)でのIPOの魅力
ライブスター証券(新:SBIネオトレード証券)でIPOの申し込みを行うことにはさまざまな魅力がある。同社が2017年からIPOの取り扱いをスタートしたのも魅力の一つだ。新たにサービスを開始したことでライブスター証券(新:SBIネオトレード証券)がIPOを取り扱っていることを知らない方もまだまだ多いだろう。IPOは証券会社ごとに抽選となるので、ライブスター証券(新:SBIネオトレード証券)でのIPOであればまだまだライバルは少なく当選確率が高くなる可能性もある。
他社と違い、IPO抽選の段階では資金が不要な点も魅力の一つだ。IPOに関する前受金がライブスター証券(新:SBIネオトレード証券)では不要ということで、資金効率面で大きなメリットだ。本来ならIPO抽選のために入金予定だった資金を他の証券会社のIPO抽選のために利用するという方法もとれる。
これまで持ち株を売却してIPO抽選のための資金を用意していた方や、投資信託等の金融商品を売却していた方にとっても、ライブスター証券(新:SBIネオトレード証券)でのIPO抽選ではそのような苦労は必要なくなるのだ。もちろんIPO抽選に当選した場合は購入資金の入金が必要になるが、抽選のみであれば口座残高が0円でも問題ない。
株式売買手数料が低水準であるのも魅力的だ。IPO株の購入に関しては手数料が一切必要ない。IPO株に関しては売却時にのみ株式売買手数料が必要となる。その手数料もライブスター証券(新:SBIネオトレード証券)は業界ナンバー1水準の低価格であるため、売買コストも抑えられる。
誰にでも当選の可能性が大いにあることも魅力の一つだ。口座を開設したばかりの方であってもライブスター証券(新:SBIネオトレード証券)のIPO抽選は完全平等抽選のため、誰にでも平等に当選の可能性がある。1人につき1単元しか申し込みはできないが、同社の顧客全員が同等の条件なのでより多くの方に当選の可能性が生まれるのである。
キャンペーンについて
現在ライブスター証券(新:SBIネオトレード証券)ではさまざまなキャンペーンを実施している。時期によって開催されているキャンペーンはさまざまだが、2018年12月7日現在告知されているキャンペーンについて紹介しよう。
●新規口座開設で取引手数料無料(0円)キャンペーン
口座開設を検討している方におすすめなのが新規口座開設で取引手数料無料(0円)キャンペーンが2019年3月31日まで開催されている。このキャンペーンでは新規口座開設後2カ月間は現物取引手数料、信用取引手数料、先物取引手数料、オプション取引手数料が無料となる。
新規で口座を開設した方は2カ月間手数料が無料という夢のようなキャンペーンである。頻繁に売買をする投資家には必見のキャンペーンだ。
●FX口座開設+一定取引回数達成で5000円キャッシュバックキャンペーン
ライブスター証券(新:SBIネオトレード証券)では株式売買だけでなくFXも取り扱っている。2019年3月31日(日)までに口座開設をまで行い、一定取引回数を達成することで5000円のキャッシュバックが受け取れるキャンペーンを実施している。IPOだけでなくFXにも興味のある方にはおすすめのキャンペーンだ。
口座開設方法 簡単な流れ
前受金不要のIPOや低水準の手数料体系など魅力がたくさんのライブスター証券(新:SBIネオトレード証券)で取引を始めたいと思った方は口座開設を行う必要がある。ライブスター証券(新:SBIネオトレード証券)では簡単に口座開設が行える。同社での口座開設の流れを簡単に説明しよう。
>>実際にライブスター証券(新:SBIネオトレード証券)の口座を開設しながら、読み進める
ライブスター証券(新:SBIネオトレード証券)ではホームページにある口座開設と書かれたボタンをクリックすることで口座開設画面に進むことができる。口座開設画面では「証券総合口座開設」か「FX取引口座開設」かを選択する。証券総合口座の開設をクリックした後は約款・規程等の同意や、住所・氏名等の個人情報を入力していく。その際出金先の金融機関の口座も登録する必要があるので口座番号の準備も事前にしておこう。
必要情報の入力が終われば、次は本人確認書類の提出が必要だ。マイナンバーの提出も必要なため、個人番号カードや通知カードなども忘れずに準備しておこう。
本人確認書類の提出は画像などのデータをホームページ上からアップロードすることで可能だ。ネット上だけで申し込みが完了するので手間暇いらずだ。ウェブ上だけでなく郵送やメール、FAXなどでの本人確認書類の提出にも対応している。
これらの口座開設申し込みが完了した後は、ログインIDが郵送されてくるのを待とう。おおむね4〜5営業日程度でログインIDが到着するはずだ。
IPO抽選に資金が不要という画期的なシステムが特徴のライブスター証券(新:SBIネオトレード証券)、ぜひ口座開設を行いIPO当選の確率を上げてみてはいかがだろうか。(右田創一朗、元証券マンのフリーライター)
>>ライブスター証券(新:SBIネオトレード証券)の口座開設はこちら
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