SBI証券は、2020年についに口座開設数が野村證券を抜いて証券会社1位になった名実ともに人気ナンバーワンのネット証券だ。

SBI証券の魅力は、IPO取扱数や豊富な外国株の取扱い、取扱投資信託本数など数多く、手数料の安さでもSBI証券は多くの支持を得ている。

そんなSBI証券の手数料について、楽天証券や松井証券などの他のネット証券と比較しながら解説していこう。

SBI証券_口座開設
(画像出典 : SBI証券)

1日100万円まで手数料が無料に

SBI証券では、2020年10月1日に「アクティブプラン」の手数料を以下のように変更になった。

旧手数料 新手数料
〜50万円 0円 0円
〜100万円 880円 0円
〜200万円 1,330円 1,278円
200万円〜 100万円ごとに440円増加

SBI証券の「アクティブプラン」ではこれまでは1日の取引額が50万円まで手数料が無料だったが、さらに取引手数料無料になる取引額が100万円まで引き上げられたということだ。

1日の取引額100万円まで取引手数料が無料の証券会社は現在SBI証券のみであり、国内証券会社で最安の手数料だ。

SBI証券

国内の約98%の株は100万円以下で買えるため、1日の取引量次第では完全に手数料0円で株の売買を行うことができる。

また、SBI証券の今回の手数料の変更は国内現物株式だけではなく、信用取引の「制度信用取引」と「一般信用取引」でも同様に1日の取引額100万円まで手数料になったため、合計300万円まで取引手数料が無料になった。

SBI証券の国内株式取引手数料を比較

SBI証券の国内株式の現物取引手数料は、「スタンダードプラン」と「アクティブプラン」の2種類がある。

「スタンダードプラン」は取引ごとに手数料がかかるプランで、「アクティブプラン」は1日の取引金額(約定金額)に応じて手数料がかかるプランという違いがあり、自分の投資スタイルに合わせて好きなプランを選べるのがSBI証券の魅力の1つだ。

どちらのプランが自分に合うかを知りたいなら「SBI証券で株式投資を始めるときに知りたい8つのポイント」を参考にすると良いだろう。

各プランの手数料を他の主要ネット証券と比較しよう。

アクティブプランの取引手数料を比較

先の述べたとおり、SBI証券の「アクティブプラン」は1日の取引金額(約定金額)に応じて取引手数料がかかるプランだ。

SBI証券の「アクティブプラン」の取引手数料を他のネット証券と比較しよう。

国内現物株式取引手数料比較
証券会社 1日の合計約定金額
50万円 100万円 300万円
SBI証券 0円 0円 1,718円
楽天証券 0円 943円 3,300円
松井証券 0円 1,100円 3,300円
0円 880円 1,980円
マネックス証券 2,750円 2,750円 2,750円
※楽天証券は超割プラン
※岡三オンライン証券は定額プラン

SBI証券の「アクティブプラン」は、どの金額帯でも他のネット証券より安い。

また、1日の約定金額の合計が100万円までならば手数料無料なのが初心者におすすめのポイントだ。

例えば1日に株価3,000円の株を100株買ったとすると約定金額は30万円だが、SBI証券では取引手数料が0円で済む。

1日の取引回数が少なく、投資金額も少額から始めたいという投資初心者にはSBI証券のアクティブプランがおすすめだ。

スタンダードプランの取引手数料を比較

約定ごとの取引手数料比較
証券会社 約定金額
10万円 50万円 100万円
SBI証券
(スタンダードプラン)
99円 275円 535円
楽天証券
(超割コース)
99円 275円 535円
岡三オンライン証券 108円 385円 660円
マネックス証券 110円 495円 1100円
SMBC日興証券 88円 198円 374円
※2020年10月12日時点

SBI証券の「スタンダードプラン」は、楽天証券の「超割コース」と並んでネット証券でトップクラスに安いことがわかるだろう。

1注文の約定金額が3,000万円を超えた場合でも取引手数料の上限が1,070円に抑えられている。

SBI証券の「スタンダードプラン」は、投資金額の小さい初心者から数千万円単位の投資をするプロのトレーダーまで手数料を安く抑えることのできる優秀な手数料プランだ。

SBI証券の外国株取引手数料を比較

SBI証券では近年人気の米国株式や中国株式をはじめとして、国内の証券会社で最大となる9ヶ国の株式を取り扱っている。

ここでは米国株式と中国株式について、米国株式を取り扱っている楽天証券やマネックス証券と比較しよう。

SBI証券の米国株取引手数料を比較

SBI証券の米国株式取引手数料を、米国株式を取り扱っている主要ネット証券と比較した。

2.22米ドル以下 4444.45米ドル以下 4444.45米ドル超
SBI証券 0円 約定代金の0.495% 22米ドル
楽天証券 0円 約定代金の0.495% 22米ドル
マネックス証券 約定代金の0.495% 約定代金の0.495% 22米ドル

SBI証券の米国株取引手数料は楽天証券、マネックス証券の2社と並んでいる。

しかし、SBI証券には独自の強みもある。SBIグループのネット銀行である住信SBIネット銀行を使うことで、格安の為替手数料で外貨の入出金ができるのだ。

住信SBIネット銀行はSBI証券と連携して「SBIハイブリッド預金」をすると、預金の金利が0.01%という好金利になるという強みもあるので、SBI証券で口座開設するなら住信SBIネット銀行の開設も検討するといいだろう。

SBI証券の中国株取引手数料比較

次にSBI証券の中国株の取引手数料も他の証券会社と比較しよう。

取引手数料 最低手数料 上限手数料
SBI証券 約定代金の0.26% 47香港ドル 470香港ドル
楽天証券 約定代金の0.5% 500円 5,000円
マネックス証券 約定代金の0.25% 45香港ドル 450香港ドル
450香港ドルは約6,300円
470香港ドルは約6,580円


SBI証券の中国株取引手数料は約定金額の0.26%と比較的安いが、マネックス証券には一歩及ばない状況だ。

また、中国株の取扱銘柄数に関しても、マネックス証券の方が多いため、通常の中国株取引であればマネックス証券を使う方がおすすめだろう。

SBI証券が向いている人

SBI証券の手数料を他のネット証券と比較しながら紹介してきたが、SBI証券には手数料の安さだけでなく、様々な強みやメリットがある。

まずSBI証券のIPO取扱実績は、ネット証券のみならず全証券会社で圧倒的にトップであり、毎年全IPOの90%前後を取り扱っている。主幹事を務めることも多いので、IPO投資をしたいならSBI証券は外せないだろう。

またSBI証券のNISA口座では国内株式や投資信託、海外ETFなどの取引手数料が無料になるので、SBI証券でのNISA口座の開設もおすすめだ。

さらに、外国株の取扱国数で国内証券会社トップ、1株から株の売買ができる「S株」など、幅広いニーズに応えているのがSBI証券だ。

初めての証券口座開設でどの証券会社にしようか迷ってるなら、まずはSBI証券で口座開設するのがよいだろう。