FX取引には、覚えておくべき用語が多くありますが、その中でもスプレッドは重要なものの一つです。スプレッドとは、為替レートの「売値と買値の差」のことです。では、この差がどのように取引に関係してくるのでしょうか。

今回は、スプレッドについて詳しく解説し、スプレッドで比較したときにおすすめできるFX会社を紹介します。

手数料とスプレッド

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(画像=PIXTA)

FX取引にかかるコストには、手数料とスプレッドの2種類があります。このうち手数料は多くのFX会社で無料なので、実質的なコストはスプレッドのみということがほとんどです。

スプレッドって何のこと?

スプレッドとは為替レートの買値(Bid)と売値(Ask)の差額のことです。FX取引は手数料が無料か、もしくは非常に安いことが多いため、このスプレッドが実質的な手数料と言えます。

FX取引ではよく「スプレッドが狭い」と言いますが、これは取引にかかるコストが安いという意味です。そのため、スプレッドが狭ければ狭いほど、取引をしている人にとっては有利になります。

例えば、米ドル/円で取引をするときに、売値が110.017円で買値が110.020円だったとします。このときのスプレッドは買値から売値を引いた額の0.003円、つまり0.3銭になります。1ヵ月で100万通貨の取引をする場合、取引にかかるコストは0.3銭×100万通貨=3000円です。

現在、多くのFX会社で取引手数料を無料としているので、実質的にスプレッド以外のコストはかからないと考えてよいでしょう。したがって、低コストで取引できるFX会社を選びたいのであれば、スプレッドを比較して選びましょう。

手数料との違いは?

それでは、スプレッドと手数料の違いはどこにあるのでしょうか。

実際のところトレーダーにとっては、スプレッドが実質的な手数料だと考えてよいでしょう。多くのFX会社が「手数料無料」を掲げていますが、FX会社もトレーダーに無料で取引を開放しているわけではありません。

名目上の取引手数料がないというだけで、トレーダーは取引するごとにスプレッドという形でFX会社に手数料を支払っています。つまり、取引手数料が無料なのではなく、スプレッドに組み込まれていると考えればよいでしょう。そのため、実質的な取引手数料であるスプレッドが狭いほうが、お得に取引ができるのです。

FX会社7社をスプレッドで比較

まずは、国内の有名FX会社7社のスプレッドを比較してみましょう。

FX会社 スプレッド
米ドル/円 ユーロ/円 ポンド/円 ユーロ/米ドル
SBI FXトレード
0.09銭 0.28銭 0.5銭 0.19pips
DMM FX
0.1銭 0.3銭 0.6銭 0.3pips
外為ドットコム
0.1銭 0.3銭 0.8銭 0.3pips
ヒロセ通商
0.2銭 0.5銭 1.0銭 0.3pips
YJ FX
0.2銭 0.5銭 1.0銭 0.4pips
GMOクリック証券
0.2銭 0.5銭 1.0銭 0.4pips
FXプライムbyGMO
0.3銭 0.6銭 1.1銭 0.6pips
※2020年9月現在

表からわかるように、FX会社によってスプレッドは違います。

例えば「SBI FXトレード」と「FXプライム byGMO」を比較すると、米ドル/円で0.21銭の差があります。

0.21銭の差と言われてもピンとこないかもしれませんが、多くのFX会社での取引の最小単位である1万通貨での取引を1日に30回する場合、月で約12,000円の取引コストの差が生まれるのです。

FXでの利益を最大化するためにも、なるべくスプレッドの小さい会社で取引をするのがおすすめです。

スプレッド(取引コスト)の安いおすすめFX会社

SBI FXトレード

SBI FXトレードは、業界最狭水準のスプレッドと多機能な取引ツールを提供する優良なFX会社です。安全性や約定力、情報量にも優れており、初心者から中・上級者まで幅広く使える、バランスの良いFX会社です。

取引ツールの出来も良く、スマートフォンでもパソコン並みの機能に対応しています。アプリでもシンプルな操作でスピーディーな取引ができるでしょう。

また、他のFX会社とは異なり、1通貨単位から取引ができるという特徴があります。少額から試しに取引を始めてみたいという人には、おすすめできるFX会社です。

さみーさん(兼業FXトレーダー)
スイングトレードで主に利用しています。スワップ、スプレッドも最高水準で初心者のころから利用しているのでアプリの操作が慣れている点が主な理由です。数量1から取引できるので、デモトレードではなく少額で実践を積みたい方に適しています。
2015年1月のスイスフランショック時にユーザー損失をおさえるためにプライス配信を提供し続けたFX会社なのでとても信頼できますね。

DMM.com証券(DMM FX)

DMM.com証券のDMM FXは、口座数が日本でもっとも多い人気のFX口座です。

人気の理由はいくつもありますが、その中でも評価が高いのがスプレッドです。

DMM FXはスプレッドが狭く、ドル/円といった主要通貨だけでなく、20種類の取り扱い通貨ペアすべてで、業界最狭水準のスプレッドになっています。取引高が多い米ドル/円についても、スプレッドは0.1銭と他社と比べてもひときわ狭くなっています。

スプレッドが原則固定の会社でも、急激な相場変動が起こった場合はスプレッドが広くなります。DMM FXは非常に高いスプレッドの提示率が魅力です。相場が急激に変動しても、標準スプレッドのまま取引が行えることは、他社と比べて優れていると言えるでしょう。

鈴木拓也さん(FXトレーダー、フィンテラス代表取締役)
裁量取引では主に「DMM FX」と「GMOクリック証券」を利用しております。裁量取引では売買回数が多くなることから、売買手数料にあたるスプレッドが低い会社を選んでいます。両社とも、スプレッドが業界最狭水準であることや、レートの安定性が高い点が強みです。

外為どっとコム

以前は他社と比べてスプレッドが高めだった外為どっとコムですが、スプレッドを下げ続けた結果、いまではトップレベルの低スプレッドを提供する会社となっています。

30通貨ペアのスプレッドはどれも業界最狭水準で、高金利通貨のように幅が広めな通貨ペアについても、業界最狭水準のスプレッドを提供しています。

また、多くの会社では1日に扱える取引数量に上限がありますが、外為どっとコムには上限がありません。そのため、短期間で大きな金額を動かすことで大きな利益を出すことも可能です。短期間でトレードを行いたい人におすすめできるFX会社です。


ヒロセ通商

ヒロセ通商は取引可能通貨ペア数が50通貨ペアと、業界一の通貨ペア数の多さを誇り、スプレッドも業界最狭水準のFX会社です。システムも強固なため約定力も高いのが特徴です。

さらに、情報量の点でも優れています。その日の相場見通しをまとめた戦略レポートの配信があるため、それを読むだけでもプロに近い相場観を持つことができます。

他社にないポイントとしては、キャンペーンが豊富で特に食品プレゼントが人気です。10万通貨の取引量からプレゼントの対象となります。

基本的にどの通貨ペアも低スプレッドですが、主要通貨ペアの取引高に応じてのキャッシュバックと食品キャンペーンも相まって、スプレッドの数字以上のお得感があるFX会社です。


YJFX!

ヤフーグループのYJFX! も低スプレッドを提供しているFX会社です。少額から取引ができてスワップポイントも高水準となっています。スキャルピングも公認している、数少ないFX会社の一つです。

YJFX!は取引ツールの評判が高く、特にスマートフォンアプリの「Cymo」には定評があります。

YJFX!は初心者から上級者までおすすめできるFX会社と言えるでしょう。


GMOクリック証券

GMOクリック証券も、ほぼすべての通貨ペアのスプレッドが業界最狭水準の優良なFX会社です。

スマートフォンアプリなどの取引ツールも高機能で使いやすいと評判です。システムの安定性、運営会社の健全性もトップクラスです。

スワップポイントも高めに設定されており、長期取引を行いたい人にもおすすめできるFX会社です。

GMOクリック証券は初心者から上級者まで幅広い層に選ばれる人気のFX会社のため、トレードをしっかり行いたい人におすすめのFX会社です。


トレイダーズ証券(LIGHT FX)

トレイダーズ証券のLIGHT FXも、スプレッドが狭いことが特徴です。キャンペーンスプレッドにより、主要FX会社の中では業界最狭水準のスプレッドを提供しています。

スワップポイントの高さや約定力の高さもLIGHT FXの魅力の一つです。さらに、新規口座開設で最大5万3000円のキャッシュバックがもらえることも、LIGHT FXの特徴です。

サトウカズオさん(FXトレーダー)
FX自動売買ではトラリピでも運用していました。一度設定したら”ほったらかし”で利益が増えていくとても良いシステムだったのですが、スプレッドは広く全然約定しません(涙)。もう一周回って手動設定でやったるわ!ということではじめました(笑)。各通貨のスプレッド・スワップポイントもBEST3には入るスペックですので、裁量の方も手動自動売買の方も満足できるかと思います。最近追加されたヒートマップ機能も面白く参考になります。(ブロガー仲間内でも悪く言う人はいないですね。) (手動トラリピのやり方は是非当ブログで(笑)

スリッページに注意

取引コストには、スプレッドのほかに「スリッページ」という隠れたコストがあります。注文してから約定するまでに、値が滑って約定されることを「スリッページ」と言います。

約定力の低いFX会社だと、注文ボタンを押してから数秒以上画面が固まり、スリッページによって不利な条件で約定してしまうこともあります。FX会社を選ぶ際はスプレッドの狭さだけでなく、約定力の高さにも注意しましょう。

低コストのFX会社を選ぶポイント

手数料が必要なFX会社はいまではほとんど無くなり、多くの会社が「手数料0円」を掲げています。スプレッドの幅でもFX会社間で競争が行われており、大きな差がつかないのも確かです。

こうした状況において、低コストのFX会社を選ぶときのポイントを3つ紹介します。

・ドル/円のスプレッドは0.3銭以下の会社を選ぶ

ドル/円のトレードはFX取引の中心となるので、業界最狭水準のスプレッドが必然的に求められます。

・スプレッドが原則固定の会社を選ぶ

スプレッドが原則固定となっている会社を選ぶことは重要なポイントの一つです。

・約定力が高い会社を選ぶ

約定力が高い会社を選ぶことも重要です。約定力が高いと取引のチャンスを逃すことにつながるだけでなく、不利な条件で約定してしまう可能性もあります。

スプレッドの幅だけでなく、これらのポイントもしっかりとチェックしたうえでFX会社を選びましょう。

まとめ

スプレッドとは買値と売値の差額のことです。FX取引は手数料が無料の会社が多いため、このスプレッドが実質的な手数料と言えます。

スプレッドの設定は、FX会社や通貨ペアによって異なります。FX取引を行ううえでより大きな利益を出したいのであれば、コストが低いほうがよいでしょう。スプレッドの幅が狭いFX会社を選ぶことがより大きな利益につながります。

低コストで取引ができることに重点を置き、スプレッドに注目してFX会社を選んでみましょう。

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※ファイナンス・マグネイト社調べ(2012年1月~2019年12月)